08/11/07 15:27:18
※以下は三洋電機のプレスリリース抜粋です
URLリンク(www.sanyo.co.jp)
2008年11月7日
パナソニック株式会社 代表取締役社長 大坪 文雄(コード番号:6752)(上場取引所:東・大・名)
三洋電機株式会社 代表取締役社長 佐野 精一郎(コード番号:6764)(上場取引所:東・大)
【パナソニック株式会社および三洋電機株式会社の資本・業務提携に関する協議開始のお知らせ】
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)、及び三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、
本日開催の両社の取締役会における承認に基づき、資本・業務提携に関する協議を開始する
ことについて合意いたしましたので、その概要につきまして下記の通りお知らせいたします。
パナソニックおよび三洋電機は、グローバル競争力強化に向けたシナジーを追求、成長性の
更なる強化による企業価値の最大化を目指し、協議を開始いたします。
●記
1.協議開始の目的
パナソニックは、Panasonicブランドのもと、くらしを輝かせる「アイディア」を創ること、
世界中の人々に明日のライフスタイルを提案し、地球の未来と社会の発展に貢献しつづけること
への挑戦を続けています。また、三洋電機は、「私たちは世界のひとびとになくてはならない
存在でありたい」という経営理念の下、地球環境と人々の生活に大きく貢献する「環境・エナジー
先進メーカー」への変革を目指しています。両社がこれまで培ってきた技術やモノづくりの力を
結集することで、世界中の人々の生活の質の向上と地球環境との共存において、グローバルで高く評価される企業グループに進化することが
できると考えています。今回協議を開始するパナソニックによる三洋電機の子会社化を前提と
する資本・業務提携により、両社の経営ノウハウや経営資源を共有化し、協業を通じてグローバルな競争力を
獲得することをもって、両社の企業価値を最大化させること、ひいては両社の株主の利益に留まらず、
お客様・従業員等すべてのステークホルダーの皆様にとっての利益の最大化にも資することができると
考えています。
2.両社協業による効果
エナジー事業領域では、パナソニックと三洋電機が共に二次電池市場の発展に貢献し続けるため
の補完的技術協力や三洋電機のソーラー事業拡販のためのパナソニックのグローバル販売網の
提供を想定しています。エレクトロニクス事業領域、エコロジー事業領域では、デバイス、デジ
タル、コマーシャル、白物家電のいずれの事業においても、数多くの製品群で、パナソニック、
三洋電機、双方の商品ラインナップ拡充や販売網の相互活用が可能となる上に、両社の相互技術
協力による製造コストや開発コストの削減が期待されます。
また、共同購買推進による効率化とあわせ、パナソニックが培ってきたコスト削減の取り組みを
三洋電機の事業でも活用することで、全事業領域にわたる収益性の向上が可能と考えています。
更に、三洋電機のすぐれた量産技術等をパナソニックの事業において活用するなど、パナソニック
/三洋電機のやり方にこだわらず、よりすぐれたやり方、運営体制を組み合わせていきたいと
考えています。
>>2以降に続く