08/11/06 23:40:58
農林中央金庫は6日、2009年3月業績予想(単体)を下方修正し、
経常利益を従来予想の3500億円から1000億円に引き下げると発表した。
前年実績は3527億円だった。
米国発の金融市場の混乱で保有する有価証券に損失の発生が見込まれるため。
2008年9月中間決算は、経常利益が200億円程度(前年同期は1506億円)の見込みで、
証券化商品の大幅な下落で、有価証券の損失は1013億円になるという。
損失の内訳は証券化商品で810億円、株式関連で202億円。中間決算は11月27日に公表の予定。
同時に、農中は2008年9月末の証券化商品の証券化投資のエクスポージャーを開示し、
債務担保証券(CDO)、住宅ローン担保証券(RMBS)、資産担保証券(ABS)などを含め、
合計で6兆8230億円になると発表した。3月末から7823億円増加している。
また、これとは別に、米国の政府系住宅金融機関(GSE)関連の債券への投資残高は
9月末で3兆4568億円。3月末から2兆1758億円減少した。
農中は、金融市場の混乱に対応するため、資本増強を予定している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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