08/11/19 19:31:36 95J5ehdK
医療も、資本主義的競争市場に晒されていますから、
希望者が多くても、治療できる医療機関なり医師が少なければ、
当然、競りが発生し、治療費が高くなっていきます。
しかし、逆に、治療できる医療機関なり医師が多くなれば、
治療費を低く抑えることができる可能性もでてくるわけです。
ところが、現実にはそのように事は運びません。
なぜかというと、「病気」というのは一つではないからです。
そして、治療の優先度というものが絡んできます。
ある程度時間が経ってくると、試行錯誤によって、それまでは
緊急性の高い病気だったものが、それほど緊急性が高くない病気
といことになる場合があるのです。
「助けられるけど、それほど緊急を要する病状ではない、だけど
治療するのにはべらぼうなコストがかかる」
このような病気の患者を、優先して治療してくれる医療機関は
あまりありません。ましてや、その病気が、生活習慣の悪さや、
どうにもならない難病に近いようなものからきてるとするとなおさらです。
しかし、それでも、庶民レベルであっても、知識を得ていますから、
食い下がることでしょう。いくらでも治療費が高騰していくわけです。