08/10/27 13:23:56
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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27日午前、日経平均株価がバブル後最安値を更新した。「ここまで来たか」「一体どこまで
下がるのか」「首相はアキバで演説している場合でない」…。投資家や証券会社の関係者らの
間に、あきらめ、不安、そして怒りの声が上がった。一方、円高とのダブルパンチには、
各方面で懸念が広がっている。
【兜町】
東京証券取引所や多くの証券会社が集まる東京・兜町。東証近くを歩いていた大手証券会社幹部
(64)は「最悪5000円ぐらいまで下がる覚悟をしているが、ついにここまで来たかという
感じだ。下値がまったく見えない」と話し、「本当に大変な状況。大雨も大雨、嵐も嵐だ」
と言い残して駆け足で走り去った。
「どこまで下がるのか。20-30万円は損が出た…」とがっかりした様子話すのは、
ジャスダック1階のモニターを見つめていた埼玉県越谷市の男性会社員(59)。「上がる
材料もないしね。政府は早急に対策してほしい」とあきらめムードだった。
証券会社のベテラン男性社員(62)は「大変な事態だ。麻生太郎首相は秋葉原で演説している
場合ではない。他にもっとやることがあると思う。マンガとオタクだけで経済が持ち直すわけが
ない」と怒り心頭。「気分を変えるという意味でも政権交代した方がいいのではないか」と
語った。
老舗証券会社の1階でオンライン取引専用端末を見つめていた個人投資家(80)は
「アメリカも日本も実体経済が悪いままだ。株価は当面期待できないだろう…」と不安そうな
表情を見せていた。
【東証】
東京証券取引所では、27日午前9時に前場の取引が始まるといきなり日経平均株価がバブル後
最安値を割り込み、電光掲示板に各銘柄の値下がりを表す緑色の数字が一斉に並んだ。
1階の市場を監視する部署でパソコンのモニターに見入っていた約40人の担当者は、硬い
表情のまま刻々と変わる株価の動きを追い続け、時おり顔を上げて掲示板の平均株価を眺めて
いた。ある東証関係者は「こんなぶれ幅は今まであり得なかったこと。数字が日本の経済力を
反映していない」としきりにぼやいていた。
-続きます-