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信越化学工業が23日発表した2008年4―9月期の連結決算は、純利益が
前年同期比6%増の1009億円だった。売上高は1%増の6954億円。半導体
シリコンウエハー事業は世界の需要後退懸念を背景に伸び悩んだが、塩化
ビニール事業は新興国の需要を幅広く開拓。純利益、売上高とも4―9月期で
過去最高を更新した。
業績をけん引したのは塩ビ事業。事業別営業利益は12%増の182億円だった。
米国の塩ビ子会社、シンテック(テキサス州)が中南米、中近東、アフリカなど
都市開発が進む地域へ積極的に輸出。住宅着工が低迷する米国の需要減を補った。
前期まで業績の伸びに大きく貢献したウエハー事業の利益は、1%増にとどまった。
半導体業界では需要後退の懸念も強いが、「一部を除き(顧客は)安定的に買って
くれている」(金川千尋社長)といい、現段階で大きな問題はないとみている。
▽ソース:NIKKEI NET (2008/10/23 19:38)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽信越化学工業 第2四半期決算短信 (PDF)
URLリンク(www.shinetsu.co.jp)
▽信越化学工業 株価情報
URLリンク(company.nikkei.co.jp)