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東海４県で唯一、路面電車を運行している豊橋鉄道（愛知県豊橋市）が１２月に導入する
全面低床の新型車両ＬＲＶが、電車車両製造のアルナ車両（大阪府摂津市）で完成した。
左右の車輪の間隔が狭い狭軌（軌間１０６７ミリ）車両では、初めての純国産車両。
ＬＲＶは３両編成で、全長（３両分）１６・２メートル、幅２・４メートル、高さ３・８メートル。乗降
部の床面の高さは、豊橋鉄道が現在運行している部分低床車両に比べ、７センチ低い３５
センチに抑え、お年寄りや車いすの人に配慮した。車体は丸みを帯び、白地に青や緑色の
線で「人と環境への優しさ」を表現している。車両価格は約２億５０００万円。豊橋駅前の
駅前－赤岩口の４・８キロを往復する予定で、電車は今後トレーラーに搭載し、深夜に豊橋
まで運ばれる。
画像：１２月の運行を前に、完成した豊橋鉄道の新型路面電車＝２２日、大阪府摂津市で
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ソース：中日新聞 2008年10月23日 朝刊
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