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【証券】野村系ネット証券の顧客トラブル、より深刻に…顧客への損失押しつけが明らかに [08/10/23] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/10/23 22:17:55
野村ホールディングス系のインターネット証券、ジョインベスト証券(東京)で起きた
顧客トラブルが、深刻さを増している。

売買が成立して「約定」となった取引を、同証券が一方的に無効にし、
顧客の取引口座にいったんは入金した利益を引き揚げていたことが23日、分かった。
証券関係者は「証券会社としてあり得ない行為だ」と驚いている。さすがの金融庁も実態把握に乗り出した。

ジョインベスト証券では株式相場がみぞうの急騰をみせた今月14日、
値幅制限いっぱいのストップ高となった銘柄(225銘柄)の処理が大幅に遅れた。
これらの銘柄に買い注文を出していた顧客には、窮余の策として取引画面に「失効」(売買成立せず)の表示を出した。

ストップ高となった銘柄の処理を終えて、買い注文が成立した顧客に「約定」(売買成立)の
通知が送られてきたのは、翌15日夜になってからだった。
「『失効』という表示を使ったことが、そもそも間違い。いくらジョインベスト証券のサイト上などで、
『失効』は処理中という意味だと説明しても、あまりに紛らわしすぎる」(別のネット証券幹部)

株式相場が大荒れとなるなか、自分の注文が成立したかどうかも分からず悶々として過ごした顧客の多くは、
16日の暴落場面で含み損を抱え込んでしまう事態に。
同証券には、20日までに約650件の苦情や問い合わせが寄せられた。

その顧客トラブルがここにきて、証券会社の根幹にかかわるような事態に発展している。
「深刻なトラブル」に巻き込まれたのは都内在住の男性顧客。この顧客は株券を借りてきて取引する
「カラ売り」を行っていて、トラブルが起きた14日、借りた株券と同じ銘柄を市場から買い戻して
カラ売りを終了させようとした。

ところが、買い注文を入れたのがストップ高となった銘柄だったため、この顧客の取引画面には「失効」が表示された。
どうしてもカラ売りを手じまいにしたかった顧客は翌15日の日中に、試しに買い戻しの買い注文を入れた。
すると、取引画面に注文が成立したことを示す「約定」が表示され、取引口座にカラ売りの利益5万円が入金された。

これでカラ売りに絡む取引が完了したと思ったら、15日午後になって、ジョインベスト証券から
「15日の約定は無効で、14日の比例配分が割り当てられる」との通知がきて、
その際、口座に入金された利益5万円も引き揚げられてしまったという。

約定した取引を一方的に無効にされ、利益も引き揚げられてしまうのは、普通ではあり得ない行為。
怒り心頭の顧客が、同証券の顧客センターに苦情の電話を入れると、「(15日に約定したのは)私たちのミスでした」と釈明。
顧客が、同証券側のミスなら利益を返してほしいと主張すると、「利益返還には応じられない」と言ってきたという。

この顧客は夕刊フジの取材に対し、「自分たちのミスを認めながら、ミスによる損失(利益喪失)は
顧客に押しつけてくる。これはどう考えてもおかしい」と怒りをあらわにした。

ソース(>>2以下に続きます)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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