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22日の東京市場はポンドを筆頭に欧州通貨が暴落した。欧州通貨は対円、対ドルでストップを巻き込み、
次々と節目を割り込んだ。ポンド円が00年12月以来となる161円台まで売られたほか、ユーロ円は04年4月
以来となる127円台まで売られた。
海外市場終値と比べポンド円は5円以上、ユーロ円は3円以上下げた。欧州通貨主導の円高が波及して
ドル円やクロス円も下げた。
◆欧州通貨安、利下げ余地指摘する見方も
市場では欧州通貨安の背景として金利水準の高さが指摘されていた。英国の政策金利は4.50%、ユーロ
圏の政策金利は3.75%。いずれも米国の政策金利1.50%から金利水準が高い。米国と比べた利下げ余地
の大きさが売りに繋がったようだ。
◆ドル円 100円割れ、欧州通貨主導の円高波及
ドル円は100円台半ばから99円台半ばまで売られた。午前中は一時100円を割り込んだ後、100円台半ば
まで戻すなど比較的売り圧力が落ち着いていた。ただ、午後には欧州通貨主導の円高がドル円、クロス円
全般へと波及し、売り圧力に押された。
◆ユーロドル1.27台半ば、ポンドドル1.62割れ寸前
ユーロドルは1.27台半ば、ポンドドルは1.62割れ寸前まで下げた。ユーロドルの1.3000付近では
オプション絡みの防戦買いが観測されていたが、比較的あっさりとこの水準を割り込んだ。海外市場終値と
比べユーロドルは300ポイント程度、ポンドドルは500程度下落するなど下げが激しかった。
▽ソース:SearchChina (2008/10/22 16:07)
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
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