08/10/09 02:17:59
株式会社アイ・オー・データ機器は8日、RAMディスク作成ソフトの最新版「RamPhantom3 LE」を公開した。
同社のメモリモジュール製品の購入者は、製品のシリアル番号を入力すると無償でダウンロードでき、従来
のRamPhantomユーザーも再ダウンロードが可能。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
今回のバージョンアップで、32bit Windowsで利用できないOS管理外メモリを、RAMディスクとして使えるよう
になったのが最大の特徴。32bit Windowsでは、メモリを物理的に4GB積んでも、OS上から使えるメモリ容量
は約3~3.5GBとなる制限がある。RamPhantom3 LEでは、このOS管理外のメモリ領域を高速なRAMディスク
として活用できる。
RAMディスクに設定できる容量は、OS管理外メモリのみが最大約1GB。システムメモリのみを使う場合と、
OSの管理外メモリとシステムメモリを足して使う場合は、最大2GBとなる。最小は128MB。
また、新機能として、RamPhantom3 LEで作成したRAMディスクを、Webブラウザのインターネット一時ファイル
置き場に設定できるチェックボックスを用意した。対応のWebブラウザはInternet Explorer、Firefox。
バックアップ機能は従来の機能を継承。OSのシャットダウン/再起動時に、RAMディスクのファイルをHDD
に退避したり、そのままデータを消去したりといった動作が可能。このほか、ドライブレターの設定や「起動時
にRAMディスクを有効にする」などの設定項目がある。
LEが付かないフルバージョンの「RamPhantom3」も用意。直販サイト「ioPLAZA」のみの取り扱いで、価格は
オープンプライス、直販価格は2,480円。RamPhantom3ではメモリ総容量が4GBを超えてもRAMディスク化
できる。OS管理外の領域はPCの搭載量からOSが認識している領域を引いた容量、例えば、PCのメモリ搭載
量が8GBの場合は約5GBまで対応、OS管理内では最大3.4GBとなる。
▽アイ・オー・データ機器 プレスリリース
URLリンク(www.iodata.jp)
▽アイ・オー・データ機器 株価情報
URLリンク(company.nikkei.co.jp)
▽ソース:PC Watch (2008/10/08)
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)