08/10/08 22:11:40
韓国ウォンが8日の取引で対ドルで4.8%急落し、10年ぶりの安値を更新した。世界的な信用
収縮と景気減速に対する懸念が背景。
日本時間午後3時時点のレートは1ドル=1394.9―5.1ウォン。前日終値は1328.1ウォン
だった。一時、アジア金融危機時の1998年9月24日以来の安値となる1397.8ウォンまで下落
した。(2008年 10月 8日 15:18 JST)
・韓国の銀行、外貨流動性の問題はあまりない=企画財政省次官補
韓国企画財政省の申斉潤(シン・ジェユン)次官補は8日、国内銀行について、外貨資産の売却
を通じた外貨流動性の調達にあまり問題は起きないだろうとの見解を示した。
また同次官補は記者団に対し、2009年の韓国の経常収支は、原油価格の下落で改善すると
の見通しも示した。
・ウォンに対する米ドルの上昇は行き過ぎ=韓国企画財政省高官
韓国企画財政省の崔鍾球(チェ・ジョング)国際金融局長は8日、ドルのウォンに対するこのところ
の上昇について、行き過ぎとの見解を示した。オンラインでニュースを提供しているマネートゥデー
が伝えた。ウォンの対ドル相場は8日の市場で急落し、10年ぶりの安値を付けた。
同局長は「きょうの外国為替の動きは過剰で行き過ぎだ。市場参加者全員が同様に感じるだろう」
と述べた。また同局長は記者団に、海外資産への投資から生じる現在のドル需要がひとたび満たさ
れれば、ドル/ウォン相場が急落する「高い可能性」があると語った。
マネートゥデーによると、同局長は国内銀行の流動性問題については緩和しており、国内外為市場
の不安定感を助長することはないと述べた。
ソース:ロイター
URLリンク(jp.reuters.com)
URLリンク(jp.reuters.com)
URLリンク(jp.reuters.com)