【鉄道】リニア新幹線:「南アルプス直下ルート」で建設、JR東海方針…焦点は長野県など地元自治体との協議に [08/10/07]at BIZPLUS
【鉄道】リニア新幹線:「南アルプス直下ルート」で建設、JR東海方針…焦点は長野県など地元自治体との協議に [08/10/07] - 暇つぶし2ch1:明鏡止水φ ★
08/10/07 07:26:40
 JR東海は、東京~名古屋で25年の開業を目指すリニア中央新幹線を、南アルプスを
ほぼ直線に貫くルートで建設する方針を固めた。建設費や乗車時間の面で有力だった
直線ルートについて、課題だった地形や地質上の問題を克服できると確認できたため。

 今後の焦点は、別ルートを求める長野県など地元自治体との協議に移る。
住宅地や山間部での環境問題も、課題になる可能性がある。

 JR東海は、来週にも直線ルートの建設は技術的に可能とする調査結果を国土交通省に
報告する。

 同社は、リニアの路線として直線ルートと、南アルプスを北側に迂回(うかい)する
ルートの2つを検討。用地買収が容易なため建設費が安く、乗車時間も短い直線ルートを
有力としてきたが、南アルプスを掘削するトンネル建設に技術的な課題が残っていた。

 今回、旧国鉄時代の74年から続けてきた地形・地質調査で、わき水や断層などの課題は
技術的に克服できると国交省に報告することで、同社は直線ルートでの建設へ大きく
踏み出す。

 リニア中央新幹線は、JR東海が独自資金で建設を進める。しかし、土地収用など法制面の
支援を受けるには、国交省から建設主体の指名を受ける必要があり、その国交省は「地元との
調整が必要」との立場。沿線自治体の長野県は県内をより長く通る北側への迂回を希望
しており、JR東海は、地元への配慮を示しつつ直線ルートへの理解を求めていく構えだ。

 直線ルートの場合でも、甲府市付近や長野県南部の飯田市付近には、途中駅が建設される
可能性が高い。「地元負担」としてきた途中駅の建設費などが、地元との協議の対象に
なりそうだ。

 JR東海は昨年12月、5.1兆円を投じて最高時速500キロのリニアを建設し、東京~名古屋を
新幹線の半分にあたる40~50分で結ぶと発表。これらの費用や所要時間は直線ルートを
想定する一方で、ルートの最終選定は地形・地質などの調査も踏まえて決定する方針を
示していた。

 ルート途上にある山梨県内の実験線も今年5月に延伸工事に着手しており、14年春までに
現在の18.4キロから42.8キロに延ばす。東京の起点には品川駅、名古屋の起点には名古屋駅を
想定している。名古屋への開業時までには、大阪に向けて着工することを目指している。

 JR東海は、リニアを輸送力が限界に近づいている東海道新幹線の「バイパス」と位置づけて
おり、技術の海外輸出も視野に入れている。(山本知弘、山本精作)


▽News Source asahi.com 2008年10月7日3時1分
URLリンク(www.asahi.com)
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JR東海が山梨実験線で走らせるリニアモーターカーの試験車両=山梨県都留市
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