08/10/01 10:38:21
「TOKYU」といえば「東急」。他社の営業使用は混同するから認められない--。
東京急行電鉄(東京都渋谷区)がこう主張して、宮城県石巻市の建設会社
「藤久(とうきゅう)建設」に英語表記の使用の差し止めを求めた訴訟の判決で、
東京地裁は30日、東急側の請求を棄却した。
大鷹一郎裁判長は、広辞苑をひもといて、「とうきゅう」と同じ読みに
「冬宮(ロシアの宮殿)」「等級」「投球」などがあると列挙。
さらに、大分市には「東九興産」があり、盛岡市には「とうきゅう商事」がある--
などと指摘して、
「『とうきゅう』という呼び方で思い起こされるのは『東急』だけ」
という東急側の主張を退けた。
資本金約1200億円の大企業から突然、訴えを起こされた「藤久」の社員は
「うちは石巻周辺でしかやってない、10人ぐらいしかいない会社。東急と
競合関係もないのに、相手は何を考えているのか……」と困惑。
「TOKYU」の表記はメールアドレスなどに使っているが、訴訟では
「東急グループの企業と勘違いされたことはないし、間違いメールを受けたことも
ない」と反論していた。
一方の東急は、「判決文を見ていないので、コメントできない」としている。
ソースは
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