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『ZAITEN』 2008年11月号
レポート:米国金融危機の陰で権力闘争
三菱東京UFJ銀行
「米国銀行完全子会社化」の知られざる真相
ジャーナリスト 秋山治郎
米国現地法人を完全子会社化した三菱東京UFJ銀行。海外市場への攻勢などと盛んに
報道されているが、実際には未曽有の米国金融界での“風評リスク”をさけるためのTOB
であり上場廃止だった。しかも、その背後では内部抗争が起こっていた
URLリンク(www.zaiten.co.jp)
この記事によると、UNBCへのTOBやモルガンへの出資は、畔柳信雄フィナンシャル・
グループ社長派と永易克典三菱東京UFJ銀行頭取派の権力闘争が背景にあるらしいぞ。
畔柳社長は、来年早々予定の任期延長を狙ってリーマンへの出資検討を命じたもののの
ダメになり、一方で三菱東京UFJ銀行は米地銀を次々と傘下に収めて米国における
スーパーリージョナルバンク構想を描いて主導権を握ろうと考えているようだ。
実際のところ、TOBの実態は上記の通りなのだが。そして、畔柳社長は、次はモルガンに
目を着けたようだ。権力争いがどうなろうが、ドル基軸通貨体制の崩壊とともに長期低落へと
向かうことが確実な米国市場への“雄飛”を狙っているというのだから、もう三菱東京UFJに
未来はないだろう。明らかに待っているのはロックフェラーセンター買収と同じ結末。