09/12/20 02:57:47 AJ4yO+vu
>>633
> てゆうか公開対局は何回もやってるだろ。
>
> 大盤解説だって金取るし。
> 客集まってるじゃん。
公開対局と言ってもタイトル戦だとホンの短い時間だけだろ
あるいはJT杯みたいに一応は公式戦だけど多くの棋士が本気でやってないのが丸見えのエキジビションマッチ同然のとかさ
そうじゃなくてタイトル戦という真剣勝負中の真剣勝負の1局を最初から最後まで生で観戦させるって事
秒読みに追われて必死の形相で指す姿とか「58」と読まれてあわてて駒を落とすように埋める姿とかを生で見せるって事
俺が言いたいのは、人間の棋譜に技術的価値がなくなるソフト>トップ棋士の時代になると、勝負で金を取れるのは公開対局という形だけになるって事
ソフトが人間を凌駕してしまう時代には、大盤解説の価値も減るだろうね、少なくとも金を取れるという意味での価値はさ
だって棋士の盤面評価よりはソフトの盤面評価の方が確かなんだからさ
そうだ>>628の相手もしてやろう
> 終盤派の谷川や羽生だって、技術面の進歩に大きく貢献してると、散々言われてますけど?
そりゃ実戦でのテストって面で貢献は大いにしてるよ、何しろ谷川にしろ羽生にしろ各時代のトップ中のトップだ
最高に厳しい状況で戦法をテストされれば新戦法を洗練して進歩させるのには大いに貢献したのは間違いない
但し、何より大事なのは新しい戦法を創造する能力、その序盤の創造力こそが人間がソフトに優位性を主張できる最後の砦
ついでに言えば、ソフトが人間を凌駕するのは、まずは終盤からなのは明らか
事実、詰みがある局面では、何年も前から既に人間は絶対にソフトには敵わなくなってるし
詰みがなくても数手必死とか数手詰めろとかの局面でも今やソフトにはまず勝てないだろう
しかしソフトが対局でトップ棋士を圧倒するようになっても序盤戦法をソフトが独自に創造できるようになるのはかなり先だろうな
羽生とか谷川とか戦法開発派でなく対局活躍派のトップ棋士が編み出す「新手」の類はソフトでも次々に生み出すと思うし
事実、渡辺-ボナ戦でも、谷川をして「将棋の新たな地平線が切り開かれた」と言わせた新手▲6六角をボナは生み出したんだからな
但し一纏まりの戦法をソフトだけで創造するのは困難だろう