09/12/16 18:09:11 nWr3F4Ax
人間は走る速さにおいてどれだけ頑張ってみても車には勝てないけど、
それでも「走るのが速い」ということには普遍的で無条件的な価値があるし、
抜群に速い人は社会的にも評価・賞賛される(世界一走るのが速い人は、ただそれだけで国民的英雄)。
そしてそれはおそらく今後とも永久に変わらないよね。
翻って、人間が将棋の強さにおいてどう頑張ってもソフトには勝てなくなったときに、
それでも「将棋が強い」ということにどれだけの価値があるのか?それを評価・賞賛してくれる人はいるのか?
現状、棋士(連盟)の社会的地位や評価を支えているのは、ひとえに新聞社だよね。
だから実は問題の本質はあくまで、ただでさえ懐事情の苦しい新聞社が
将棋を切り捨てるのはいつなんだろうという、とても散文的な話でしかないんだよ。
でこのスレの本来の議題は、プロ棋士がソフトに勝てなくなることが、そのきっかけになるのかどうかということだと思う