10/06/09 20:37:47 gWa3D+gs
★チャイルドシート使用率、56.8%にとどまる 4月時点調査
6歳未満の乳幼児が自動車に乗る際に義務付けられているチャイルドシートの使用率について、今年4月時点で56.8%にとどまったことが9日、
警察庁と日本自動車連盟(JAF)の全国調査で分かった。
前年比で2ポイント上昇で、合同調査を始めた2002年以降では2年連続の最高更新。
だが警察庁は「まだ不十分。子供の安全のために使用を」と呼びかけている。
合同調査は今年4月20~30日、親子連れの多い動物園やショッピングセンターなど102カ所で計約1万台を対象に実施。うち17カ所では取り付け状況なども調べた。
チャイルドシートの使用率は1歳未満は80.9%にのぼったが、1~4歳が58.9%、5歳が32.8%にとどまった。
未使用者は、1歳未満では「保護者の抱っこ」が大半で、1~4歳と5歳では「車両シートに着座」や「大人用シートベルト着用」が多くを占めた。
都道府県別では神奈川と東京、愛知、宮城、三重5都県で7割超だった一方、
福井と愛媛、宮崎、新潟4県で4割を切るなど差がみられた。大阪と福岡は5割強だった。
乳幼児のチャイルドシート着用は00年4月施行の改正道交法で義務化。違反の取り締まり件数は、同年には約2千件だったが、05年に4万件強に達し、09年は約8万6千件となるなど毎年、増加している。
チャイルドシートを使用していなかった乳幼児は09年、車の事故で11人が死亡、50人が重傷。使用していた場合と比べ「死亡重傷率」は約2.7倍だった。