10/03/15 09:58:01 W2ci5F23
個人的体験ではなぜだめか: 妊産婦死亡率の推移を例に
URLリンク(www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp)
わかりやすい記事だったので、一読をお勧めします。
あと、上のブログの※で紹介されていた文章に同意したのでコピペ。
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ちなみに以下は自然出産にとりくんできた助産師の正木かよさんの著書、「夫婦でいいお産を
しよう」よりの引用です。
P32 自然出産の意味を勘違いしないで
今から二〇余年前、ラマーズ法による自然分娩を求め、出産場所として助産所を選んだ女性たちは、
自分の出産は自分で獲得するものである、という信念で、妊娠中健康保持にも積極的に取り組んで
いました。自然分娩を追求していても、決して医療を否定しているのではありません。「産む性である
女性として自分に携わっている力を信じたい。そして、出産という大仕事を任せてみたい。もし、自然に
進まない場合は、医療のお世話になりましょう。」と、出産をお手伝いする助産師と、出産する女性の
共同で、安全で快適な出産を追求していました。
しかし、最近、自然出産とは、自然の成り行きに任せる出産だと勘違いしている人が多くいて、心配
しています。自分の家が、出産場所としてベストなんだ、人間は動物なんだから心配しなくてもちゃんと
生まれるようにできている、と信じ込み、妊娠中も医療機関の受診も一切受けず、夫婦二人きり、
あるいは友人の立ち会い程度の介助で出産しようとする話を聞きます。たまたま無事に生まれることも
あるでしょう。しかし、何かあったらどうするのでしょうか。このような生命を軽んじる人たちの出産は、
たとえ無事生まれていても、いいお産であったとはいえないはずです。
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P37.
こだわりが大きい人たちの中には、「何が何でも自然出産」と固執する人もときどき見かけられます。
最近ではお産で命を落とす母児が少なくなっているとはいえ、お産には危険がつきものです。医療技術の
進歩した現代、自然にこだわりすぎて、自分や、これから一生懸命生まれ出ようとしているわが子の身を、
死の危険にさらすのはナンセンスです。