10/02/22 12:41:45 RDN78rbF
>>160の「分娩台よ、さようなら」のレビューに、以下の文章があったのを
160は見たの?
私は自然なお産に憧れ、母乳育児で全国的にも有名な助産院でふたりの子どもを出産しました。
おっぱいの出ない人はいないとの先生の確固たる信念のもと、食事からマッサージから、
この本に書かれているようなことから、懇切丁寧な指導を受けましたが、
やはり私の場合は十分な量は出ませんでした。
赤ちゃんはやせ細り、授乳間隔が20分と開かず、赤ちゃんはほとんど眠ることもできず
飢えて泣いてばかり、出産後毎日が辛く苦しく、赤ちゃんが可哀想で
半ばノイローゼになりかかっていましたが、それでも私は母乳信仰から抜けきれず、
この本のような指導書を読んできっと出るはずだ、と気持ちを新たにしていました。
が、赤ちゃんの体重が減る一方で、飢餓のせいか排便も一週間くらいなく、
さすがの助産婦さんもあきらめて、ミルクを足すことで母子共に楽になりました。
3人目は高齢なこともあり普通の病院で産みました。
先生は「助産婦さんは母乳が出ない人はいないっていうけど、実際はいるのよ。
ダメならこっちで楽になればいい」と言う人でした。育児を心から楽しむことができました。
赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいな時期に、母乳に頑なにこだわることで
あのような日々を送ったことを思うと、他の道もあったんじゃないかと思えてなりません。
母乳が優れていることは決して否定しませんし私も母乳育児にこだわったひとりですが、
この本に書かれている
「あんな白い粉が、わが子の血となり、肉となるなんて、おかしい、絶対いやだ、
・・・あんな白い粉で子どもの知能が栄養されるのはいやだ」という表現には怒りを覚えます。
母乳信仰が多くの母親を追い詰めないことを願います。