10/02/10 21:49:23 UrNduF22
時々、2chの漫画関係のスレやamazonの小説のレビュー読むんだけど、
なぜこの話を、こうも曲解する?という人がいる。
どうやら、本人としては行間を読んだつもりだったり、
人とは違う着眼点を持ったつもりだったり、
「自分はその他大勢の物の見方とは違う、迎合しない」っていうアピールなんだ。
個性的な見方考え方は、自分が創作する、創作に係わる上では有効な場合も多々あるけど、
受験の国語ペーパー試験に於いては、邪魔になるね。
美大受験で言うなれば、国語のペーパー試験は石膏デッサン試験で、
作文、論文試験はテーマを提示された上での自由課題みたいなもの?
石膏デッサンはあくまでも正しいデッサン力を見るのであって、
そこに余計な個性を入れてはいけないし、
自由課題は、内容に沿いつつ、どこまで自由に個性を広げられるか。
但し、自由課題とはいえ、根底に基本の理解がなければいけない。
国語も、基本の普遍的な読解力記述力を踏まえたうえで、
個性的な作文、論文の創作は可能だし、むしろ、個性的な文章ほど、
基本を理解したうえで書かないと、破綻する。
国語の長文読解で知って、ハマったのは安部公房だったなあ。若かったなあ、自分。