10/03/26 15:18:14 4SwCq/tT
ワクチンに含まれるものは、簡単に言うと異物タンパク質です。
ウイルスの「一部」を遺伝子工学の技術で別の培養細胞に作らせて精製したものや、
実際のウイルスを不活化したものまで様々です。
だから、どんなワクチンでも(どんな異物タンパクでも)、接種すれば抗体ができます。
重要なのは、体内でできた抗体の性質なのです。
これが、流行しているインフルエンザに感染したときに、免疫系に働きかけ、
ウイルスの増殖を抑制する効果を発揮するのかどうかわからないのです。
信じられないかもしれませんが、販売前に予防効果は調べていません。
体内で作られた抗体が、どれだけ実際のインフルエンザウイルスに結合できるのか?
どれほどの抑制効果を発揮出来るのかは、全く調べていません。
インフルエンザワクチンで抗体ができる=予防効果あり
と言う単純な仕組みではありません(インフルエンザにかぎり)。
今回のワクチンも同じです。