09/03/22 13:54:24 s7w55/S4
>どうして「だから」と繋がるのか良く分からない。
なるほど。ごめんなさいね。細かいなぁ…。まぁ、いいや。補足させて下さいね。
堕胎不可になった時点で、子は「一人の人間」と見なされ、生きる権利が生じます。
作った方、または産んだ方には、保護者になる責任と義務が生じます。
そして、胎児が障害児として産まれてくる可能性は、どの親にもあります。
皆が平等のリスクを負っている以上、制度としては、単に障害児だというだけでの
分け隔てはできない、というふうにせざるを得ません。
そして、乳児は物ではなく、親の庇護の元に安全に生きるべき人間と見なされます。
勝手に捨てるのは、死や非安全につながる為、義務と責任の放棄と見なされます。
>育てたくないのだったら、始末するしかない
皆が皆そう思っている訳ではありません。育てている人も大勢います。
あなたが始末する以外の選択肢を考えたくないほど嫌なのだ、という事ですね。
>だからこそ、年金や手当や施設ってものが一応あるわけじゃない。
年金・手当・施設は、障害者が「生きていく」為の助成です。
「頑張って生きよう」という人達に支給されるもので、努力もせず
「育てるの面倒だから」「捨てて当然」と言う親に支給する国はありません。
あなたが仰るように、他人の税金から成り立っているのなら、尚更でしょう。
努力している人に使われるお金なら使われても構わない、と思うでしょうが
努力する気の無い人・自分のことだけしか考えてない人に使われるなら嫌な筈です。
>「障害者の子を育てたくないから、誰か義務も無い他人が育てろ」というのは
>勝手な主張どころか、現在もこの社会のシステムの一貫として成立している。
日本国内の赤ちゃんポストは民間が独自でやっていることです。
その理由も、「捨てて良いのを認めているから」ではなく、あくまでも
「乳児を救う為」です。親のエゴを満たす為ではありません。
>自殺・一家心中するほど将来を悲観している人は実際たくさんいるわけだよ。
自殺・心中は、それをする本人の絶望的な考え方によるものです。
障害者自身は、自殺するよう仕向けてはいません。
なので、「障害児が生まれたら絶望」する親もいるし、しない親もいます。