09/04/29 22:20:29 m36S4F7m
小学校3年から高校1年まで公文式の数学していたけど大失敗だった。
高校レベルの数学は問題及び解法パターンが多いので、少しでも
多く解法をマスターしなければならない。公文は同じような問題を
何回も解かせるので、そのやり方だと全範囲の解法パターンをマスター
する時間がない。難関大入試だと解法パターンをマスターした上で、
思考力が試されるからそのトレーニングも必要。
小学生に計算力をつけさせるためには良いが、中学生以降はあの膨大な
類題を解く時間が無駄になる。俺は一浪して医学部医学科に入学したが、
数学の偏差値(駿台全国模試)は最後まで40前後で、他の教科と
30位離れていた。その結果、大学のランクを落とさざるを得なかった。
入試本番でも他学部の連中すら取れている問題を、解法を知らずに
落とした。公文で延々と類題を解くやり方を浪人時まで続けていたからだ。
自分が家庭教師をする立場になって和田秀樹などの著書を読んで初めて
数学の勉強の仕方が間違っていたことに気づいた。
公文式で先取りするのは極めて難しい。俺は中学までは学年トップクラス
であったが、それでも公文の進度は学年相当であった。
悪いことは言わない。中学生のうちに公文式は止めた方が良い。
ただ、小学生のうちに計算力を養うのは大切なので、
小学生が公文をするのは止めない。百ますの方が安価だし十分だと思うが・・・。