10/06/02 16:33:45
>>356
普天間基地は周辺市街地の発展に伴い騒音・安全性問題が深刻化し早急な対処が求められていた場所です。
日本政府・沖縄・アメリカ政府の三者の長年にわたる協議の末にやっと解決の糸口が見えていました。
2014年までの辺野古基地への移転と普天間基地地元返還の計画し、要する準備も全て済ませました。
それを全部吹き飛ばしたのが今回の鳩山政権です。
丸1年近くにわたり同盟国との協議を迷走させ、政権内で迷走し、沖縄県民と国民を迷走させました。
アメリカとの信頼関係が揺らぎ「日本人の“信じろ”は信用ならない」という評価を受けました。
結果現行案に戻ろうとしていますが、現時点では2014年までの普天間基地返還は棚上げされています。
沖縄県への日米安保絡みの交渉も今後難しくなっていくことは明らかです。
何より一番最初にあった「普天間基地の問題を解決する」という課題が振り出しに戻りました。
鳩山首相が普天間基地問題で貢献したことなど何もありません。
それと付け加えておくなら首相自身は今回の大騒ぎを「報道が騒ぎ過ぎている」と発言しており、
普天間問題が国民全体の話題になっていることにたいして批判的な立場をとっています。