10/04/04 18:07:56
>>555
この頃の拳銃は、弾丸の飛んで行く範囲を有効な(弾幕を張れる)射程距離とし
タンジェントサイトなどにその距離を表示する事で、「この距離まで弾丸を届かせられるよ」
と、言ってみれば商品価値を強調する為にこのような照尺を取り付けていました
また、このM1935も、それ以前のボルクハルト(パラベラムピストル)、マウザー拳銃等には
有効射程を100mから200m程度まで延長可能な着脱式の銃床が用意されており
ピストルカービンとしての用途も、当時は主たるものだったので、その時期においては
可変照尺は標準的な装備であった、と言う事もあります。