10/03/29 23:20:50 nHTx8LU7
>22
>先の大戦で、物量で遥かに劣る米英を相手に戦争するのには、精神力を頼みにするしかないと思いますが、
>どうして現在、日本軍の「精神主義」は非難されているんでしょうか?
霞ヶ浦の住人の回答。
「先の大戦」の「精神主義」は、怠惰な「精神主義」だったからてす!
説明。
第二次世界大戦で、日本は、アメリカやイギリスと戦う必要性はあったのでしょうか?霞ヶ浦の住人は、日本人の精神力が弱くなって、対アメリカ、イギリス戦に突入してしまったと考えます。
日本は、明治維新後の征韓論争で、大久保利通が勝ち西郷隆盛が敗れました。後に、西郷隆盛は、西南戦争で死んでいます。
大久保は盟友である西郷と、征韓論争で争いました。日本の命運がかかっていたからでする
西郷は、韓国、強いては清国と戦争を起こそうとしました。しかし、明治維新直後の日本には、とうてい清国には勝てません。
日本の発展の芽はつぶれていたでしょう。それがわかっていたから、大久保は盟友である西郷と決別したのです。
昭和時代に、アメリカと戦って勝つことは不可能でした。昭和の時代に、負けるとわかっている戦争を押しとどめる、大久保利通は存在しませんでした。
皆、精神力の弱い、官僚だったのです(軍人を含めてです)。
明治時代の先輩たちが、日清、日露戦争で勝ったように、自分たちもアメリカに勝てるとして、開戦してしまいました。結果は、明治の先輩の偉業を台無しにしてしまいました。
「大久保は、説得に大院君が耳を貸すとは思えず西郷が朝鮮に行った場合必ず殺される(殺されずとも大院君が使節を拒否した場合は開戦の大義名分になってしまう)、
そうなった場合結果的に朝鮮と開戦してしまうのではないかという危機感、
当時の日本には朝鮮や清、ひいてはロシアとの関係が険悪になる(その帰結として戦争を遂行する)だけの国力が備わっていないという戦略的判断」
下記、ウィキペディアの明治六年政変を参照ください。
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