10/03/30 17:06:07
>>117
>結局、戦闘機に使うような低バイパス比のエンジンだとどうなんでしょうか?
世界の傑作機のフリーダムファイターの解説によると。
推力は開口部の面積に依存する。同じ技術でエンジンを大型化あるいは小型化するのであれば
直径が倍になると推力は4倍になり、重量は8倍になる。逆に直径を半分にすると推力は1/4にな
り、重量は1/8になる。
1/8の重量を目指し、1/4以上の推力を発揮できれば、小型のエンジンの双発が大型単発に勝て
る可能性が出てくるという話らしい。
F-5のエンジンであるJ85の成功は、ミサイルやドローンに装備する使い捨てエンジンを出自としな
がら、当時の最新エンジンであるJ79の技術をつぎ込んで開発された部分も大きい。現代であれば
同じ技術レベルで戦闘機用エンジンを大小ふたつ並行で開発するのかできるのか完成品があるの
かという話になる。
ただ、運行経費から言えば単発の方が安いので、双発でないと間に合わない機体規模になる大型
戦闘機を別として、比較的軽量な戦闘機を単発と同じ合算推力を目指して双発にするメリットその
ものが無いのではないだろうか。