10/03/27 22:35:23
>>317の続き
開戦前に聨合艦隊が想定していた空母の運用法は、涙なしでは語れないほどの
凄まじいものでありまして、
(決戦前日昼間)
優勢な米進攻艦隊に対して、蒼龍・飛龍を基幹とする機動航空部隊が、敵空母と
刺し違えてでも撃破して、その航空兵力を奪う。
↓
(決戦前日夜間)
赤城・加賀を基幹とする機動夜戦部隊が必殺の航空雷撃により、敵戦艦戦力を
減殺し、主力艦戦隊の戦いを対等な条件に持ち込む。
↓
(決戦当日昼間)
鳳翔・龍驤基幹の直衛部隊が敵観測機を追い散らして制空権を確保し、味方の
一方的な弾着観測態勢を確立、主力艦戦隊の砲戦により雌雄を決する。
搭乗員たちにとってみれば、自分たちは漸減邀撃作戦における「前座」であり、
悪く言えば「使い捨ての駒」とも受け取られかねない。