【6.5】旧日本軍の歩兵火器を語る3【7.7】at ARMY
【6.5】旧日本軍の歩兵火器を語る3【7.7】 - 暇つぶし2ch364:名無し三等兵
10/07/21 22:30:25
>>363
全然向いてないだろ
不整地走破能力低くて積載能力も低い
所詮街場の配達用だ
足りなきゃそんなもんでも使うだろうが、でなきゃタイヤも一個足してまともな操舵系とサスペンション付いたトラック調達したほうが100倍マシ
小さくて安けりゃ何でも日本に向いてるって思うのはただの貧乏根性と偏見だぞ

365:名無し三等兵
10/07/22 04:17:00
>>364
>所詮街場の配達用だ

いやいや、オート3輪が真髄を発揮するのは山林道。
オート3輪と言うとミゼットのイメージが強いけど、昔の
狭く曲がりくねった林道は3輪トラックでないと走れなかった。
まともな林道が整備される以前の林業は3輪トラックが支えていたと
言ってもいいぐらい。

366:名無し三等兵
10/07/22 08:24:07
初代くろがね四起は今でも欲しいデザインだな

367:名無し三等兵
10/07/22 14:56:59
グライダーで挺進する滑空歩兵連隊が装備予定だった機関砲搭載くろがね四起の写真を見てみたいわ。
車載ってことは13.2mmのホ式機関砲辺りかな。

368:名無し三等兵
10/07/22 22:00:54 8ZpB4z6/
>>365
だね。
しかも三輪は小回りが利くから狭い山道に向いていたしね。


369:名無し三等兵
10/07/22 22:47:20
オート三輪が強いのは精々未舗装道路までだよ。
不整地や泥濘地や軟弱地では四輪以上にはかなわない。
60年代までの積載量増加も日本独特の免許制度がもたらした
いわば畸形的発達の結果で、それでも長尺2tが限界だ。
どんなにワイドトレッド化しても横転限界はあんまり上がらない。
当たり前の話だが横転の軸線は重心位置の前輪と
谷側後輪を結ぶ線にしかならないからだ。
世界中どこの軍も三輪トラックを採用した事がない理由。

370:名無し三等兵
10/07/23 06:04:59
九四式自動貨車や九五式乗用車でも相当の走破性を要求したしな

371:名無し三等兵
10/07/23 16:05:02
>>360
あれは訓練ならではのことだろ
リアカー使ったら訓練にならないじゃん

372:名無し三等兵
10/07/23 16:18:30
>>360
あれは前線にも必ずリヤカーがあるとは限らないから。
人力しか使えない場合の訓練という意味で、道具に甘えるなって意味でしょ。
>>364
もちろんメインはトラックや馬匹だけど、それらが足りない分を補う補助手段としては役に立つよ。
当時の三輪トラックは750ccで500kg積み程度が標準だったみたい。
94式自動貨車とかは採用基準が厳しくて、ただでさえ採算度外視で民間通常トラックより3倍のコスト高になってる。
これでは数が揃えられないし、馬匹牽引は1頭で250kg程度だから荷馬車の代わり位はつとまる。
くろがね四起みたいな偵察用はともかく、段列や輜重隊の弾薬運搬車ならいけるんでないかな。
くろがね四起も元々、陸王がバイク用2気筒1200ccエンジンを流用した軽便車両だ。

373:名無し三等兵
10/07/23 16:41:43
>>369
日本陸軍はライトトラックとして仮制式採用してますね

使われたのも比較的戦況の安定した南方染料地帯だったらしいし、仮制式だし、
未舗装でも道路がある後方なら使える→前線に持っていける機動力の高い車両増える→ウマー

的な発想だったのかな

374:名無し三等兵
10/07/23 16:42:17
オート三輪の利点としては、小回りがきく・運転が2輪車並みに簡単・安価な点などが挙げられる。
豊田・いすず・日産など大企業ではトラックを生産、マツダ・ダイハツ・くろがね等の中小メーカーで三輪を生産と住み分けもしやすい。
通常のトラックだって、本来は不整地走破性では褒められたものでなく、装軌車両が望ましい訳だが。
本格的なモータリゼーションの先駆け・習作として、1930年代に安価なオート三輪がもっと普及してれば自動車産業の成長にも役立つ。
URLリンク(www.pon.waiwai-net.ne.jp)


375:名無し三等兵
10/07/26 03:42:45
そしてケッテンクラートへ

376:名無し三等兵
10/07/26 06:32:39
あれは強引に言えば「八輪駆動オート九輪」とか
「十二輪駆動オート十三輪」みたいな存在だろう。
接地は「三点」でなく「一点+二面」だし。四輪車より複雑で高価。
ユニバーサルキャリアみたいな汎用装軌車をミニマムサイズにした物。

「操向機構と懸架機構を同一構造内で個別に作動させる」(全輪駆動だと駆動機構まで加わる)
という複雑化と高コストを避けたのが前一輪型三輪自動車、
ケッテンクラートは装軌車の操向機構に前一輪の操向機構と懸架機構を付け加えるという、
複雑化と高コスト化を敢えてやっている点でも、一見近いオート三輪とは逆行する存在。

377:名無し三等兵
10/07/26 07:02:29
ケッテンクラートが一見オートバイ風の操向装置を持っているのは
(操向機構は装軌車そのものだが)「感覚的に二輪・三輪っぽくて馴染み易い」以外に、
ミニマムサイズ故に操縦者がどっかり腰を下して入り込む車室がないから、
「バーハンドルで操向しつつ振り落とされないようにしっかりしがみ付ける」
意味が大きいんじゃないか?三・四輪ATVと装軌車に乗った経験があればピンと来るんだが。

あれで操向レバー二本だったら疲れるし怖いと思うよ。
中腰で腰掛けたシートに腰から上はむき出し、
体を揺さぶられる度に二本のレバーにしがみ付いたら
まともに操縦出来ないし操向機構にはあっと言う間にガタが来ると思う。
悪路で放り出される操縦手も出てくるはずだ。
頑丈なバーハンドルがあれば広げた両腕を突っ張って全体重を支えられる。

前一輪は低速良道での操向補助の機能ももちろんあるだろうが、
むしろ主眼はバーハンドルの安定装置だろう。自転車のフォーク同様、
車輪が転がっていればハンドルはセルフセンタリング・セルフスタビライズする。
複雑なフィードバック機構を使わなくとも車輪一個でこれが実現する。
後追いで理解だけなら俺にも出来るが、ゼロから発想した設計者は天才だろう。

ミリタリーマニアの人がこれを言うのは聞いた覚えがない。俺が聞いた事ないだけだろうか?
マニアの人はみんな「ドイツ人は凝り性だからでしょう」「あの前輪はあってもなくても同じ」
「オートバイを発展させる発想だからオートバイの観念が残ったんでしょう」で済ませてる。
確かにあの前輪はなくても走る。泥詰まりを嫌って外された事もあった。
でも前輪なしの操作感は不安定で疲れる物になったはずだ。

378:名無し三等兵
10/07/26 08:10:17
歩兵火器スレで動力貨車の話が出て
機甲兵力スレで大隊砲の話で盛り上がる捩れ現象

379:名無し三等兵
10/07/28 06:52:51
大隊砲最大の問題は砲弾、次が砲身が短すぎたことでしょ。
ただし、軽量かつ平曲両用なまま両者の問題を解決するには無反動砲とかを除けば小口径化するしかないわけだけど、むつかしい。

戦車の場合は機銃巣の撃滅には57mmやら47mmの榴弾でも充分(但し直射の場合)という話になってる。
一方支那軍の迫撃砲と対戦した連中からは70mmのままでも威力範囲不足を指摘されてる。
しかし57mmとかにしても200kg縛りじゃ代わり映えしなかったのではないか。
既に砲身の軽量化はぎりぎりまで行っちゃってるわけだから。

いっそ欲張らずに、というか馬匹牽引を前提にして自重300kgほどで諦めておけば良かったような気がする。

380:名無し三等兵
10/07/28 20:05:57
馬匹牽引自体が欲張り…泣ける

381:名無し三等兵
10/07/29 07:02:27
Da47/32って、狙撃砲をそのまんまでかくしたような砲が280kgだから
47mmクラスでも200kgに収めるなら相当にいろいろ軽量化しないと無理だろうね
狙撃砲ですら175kgだからのぉ
ちなみにDa47/32の徹甲弾は初速630m/sなのに榴弾は初速280m/sって極端すぎるw

貫通力自体はM3 37mmや2pdr.QF並みでこれらより砲が軽量
完全後知恵で言えば日本はむつかしい歩兵砲と速射砲の開発を諦めて
折衷案としてこっちをベーラー社から買っとくべきだったかもね

382:名無し三等兵
10/07/29 08:08:09
Da47/32ってイタリア軍が使っていたやつだっけ?

383:名無し三等兵
10/07/29 08:28:45
>>382
そうです

セモベンテの主砲として紹介されるときは「優秀な自走対戦車砲であった」
戦車の主砲として紹介されるときは「登場時期が遅すぎた」
牽引砲として紹介されるときは「貫通力不足で威力の弱い歩兵砲としてしか使えなかった」
と紹介されるくらい中途半端な性能

榴弾の重量は2.4kg弱で、日本で言うと57mm戦車砲とほぼ同様
徹甲弾の重量は1.4kg強で一式47mm砲よりやや軽く、低初速のため貫通力は40mmクラス(500mで43mm)
運行重量は315kgで37mm対戦車砲クラス、最大射程は7000mと山砲クラス
まあミニマムな野砲です

384:名無し三等兵
10/07/29 08:45:05
ちなみに>>381とか>>383だけだと結構よさげに見えるんだけど

・92式歩兵砲より威力半径が狭い(同等の弾重の57mm戦車砲と同じと仮定すると16m。92式は22m)
・M3 37mm砲より600gも重い徹甲弾を発射するのにAP弾の貫通力は似たようなもの
 (ただしM3は一定数配給されていたAPCBCを使うと一式47mm砲並みの貫徹力に化ける)
・軽量化のため? 姿勢低下のため? 車輪が小さく自動車牽引が不可能
・直射射程が2000mしかないのに防盾もない…

と、やっぱりギリギリで造られてる弊害はあるのでした。


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