【6.5】旧日本軍の歩兵火器を語る3【7.7】at ARMY
【6.5】旧日本軍の歩兵火器を語る3【7.7】 - 暇つぶし2ch58:名無し三等兵
10/03/22 09:29:30
新兵が軽機射手となる事ってあるのでしょうか?一班3~4人と聞いてますけど

あと十一年式は専用の減装弾丸と聞いてるのですが・・・これは後期型でも一緒?
まあ実際の戦場では小銃班から通常実包貰って撃つ事もあるとは思いますが・・・

59:名無し三等兵
10/03/25 00:24:13
>>58
> 新兵が軽機射手となる事ってあるのでしょうか?
入営し、歩兵中隊に配属された初年兵は、まず最初の約半年で
基本動作と小銃射撃などを訓練される。

ひととおり基礎訓練が終わったところで、適正によって役割を振られる。
軽機関銃手に任命されるのはこの段階から。
やはり屈強な人が機関銃分隊に割り振られる場合が多かったようだ。

つまり、初年兵の軽機関銃手っていうのはフツーにいる。
軽機関銃分隊の中でもいろいろと役割分担はあったが、射手以外の分隊員は
予備射手も兼ねていたので、全員が機関銃を使えるように訓練された。


> 十一年式は専用の減装弾丸と聞いてるのですが・・・これは後期型でも一緒?
11年式と後継の96式は、全て専用弾を使う。歩兵銃の弾薬ではうまく動かない。
歩兵分隊に軽機が混ざっている場合(日中戦争以降)でも同様だ。

60:名無し三等兵
10/03/26 22:25:38
日本陸軍戦車スレより

>そういえば99式破甲爆雷の貫徹力も、以前はどの本にも「1個で20mm、
>2個で30mm」とあったがこれも米国ソースの誤り。
>戦前の陸軍のテストでは1個で25mm浸炭鋼板を破砕しているんだからね。

>浸炭鋼板と均質鋼板の違いかもしれないよ。
>浸炭鋼板は大きな衝撃には均質鋼板より脆い傾向はある。

「ノモンハンのBTですら5、6個重ね」ってのをよく聞くんだが、常々疑問に思うことがある
1つには2個程度でも十分効くだろうし、もう1つには5個も6個も重ねられるものだろうかという疑問
それだけ重ねたら持ち運びも大変だろうし、磁石が重量を支えられるのか?

61:名無し三等兵
10/03/26 23:06:57
重ね方の例だったらノモンハンじゃなくてすまんが、オスプレイの「第二次大戦の歩兵対戦車戦闘」の硫黄島の解説箇所で
4個の破甲爆雷を、半割りにした木の棒2本で挟んで針金で縛ったやつ(横に2個ずつ上下2段といった感じ)のイラストが載ってたかな
実際どうだったんでしょう?

62:名無し三等兵
10/03/26 23:23:34
下のイラストでは破甲爆雷2つの結束例が描かれてるね
URLリンク(www21.tok2.com)

ムンダでM4の側面に付いたままの破甲爆雷。不発だったのか撃発する前に撃ち倒されたのか・・・
URLリンク(commons.wikimedia.org)

>>60
1つ2つ程度では装甲に効力はあっても、一撃で無力化するには車内に及ぼす効力が不足しているのかも
まぁ自分が聞いたのも6コ重ねでようやくBTの装甲を抜いた云々・・・なので上の話が誤って広まった可能性はある
あるいはM4あたりとの混同かも

63:名無し三等兵
10/03/26 23:25:57
ごめん結束例は4コだった、>>61氏のいうイラストだね
これの拡大版で横3コ上下2段の6コ結束は可能か

64:名無し三等兵
10/03/26 23:32:29
>>62の下画像はM4じゃなくてM3だね、重ね重ね申し訳ない
M3あたりになるとエンジン室側面で起爆させて衝撃でエンジンや機器を破壊、行動不能に・・・というのが精一杯のようだ

65:名無し三等兵
10/03/26 23:47:11
対戦車肉薄攻撃の実施法というとこんなサイトも
かわいらしいお人形さんについてはあえて何も言うまい
URLリンク(www.horae.dti.ne.jp)

「テーベーをひっくり返す」の謳い文句でおなじみチビ弾なんてのもありますね
アジ歴をあさってるとチビ弾と同じく青酸を弾頭に有する野山砲用の対戦車特殊弾も開発していた模様

66:名無し三等兵
10/03/26 23:54:15
我ながらテーベーって(赤面
ソ連のアレはベーテーですね、スマソ

>>64
足を止めれば>>62のイラストのように歩兵で寄ってたかって潰す事もできますからね
友軍歩兵が随伴していないのに戦場のど真ん中で立ち往生、なんてのは戦車兵にとっては悪夢そのもの

67:名無し三等兵
10/03/27 00:17:36
わざわざ側面に木の板つけて張り付き対策をしてたってことは、無力じゃなかったことの傍証だよね。
15mm程度の装甲しかないBTに対して「5個重ね云々」の話が正しいなら、38mmもの装甲を持つシャーマンに対策を講じる必要もない。

この件で気になって改めてウィキペ見て見たら、破甲爆雷の項が修正されてて、5個重ねの話はなくなってる。

68:名無し三等兵
10/03/27 02:16:45
ザロガ著の「M3リー&グラント中戦車」だとハ号作戦時に英印軍が数個の破甲爆雷を鹵獲して
撃破されたリー戦車で試験をしたら、側面装甲には無効で車体上面装甲は貫徹だったみたい
たぶん、これは単体使用かな?

同じくザロガの「シャーマン中戦車」の木材の間隔式装甲に触れられてる部分だと
破甲爆雷も脅威に挙げられているから、複数結束したのはそこそこ効力あったんじゃないかな

69:名無し三等兵
10/03/27 10:48:08
 前の職場に「遺跡を発掘しようとしたら終戦時に遺棄したと思われる武器類を掘り当てた」とかで出てきた小銃や擲弾筒、機関銃などが保管されていたのですが、
出土した擲弾筒の筒部下部の底板近くに水準器が取り付けられておりました。
一緒に出土した他の武器が、軽機関銃は機関部が円筒形で11年式や99式といった実戦部隊で使われた物と形式が違う、
小銃は各部の仕上げが荒く、照星の保護金具がない、一緒に出てきた実包はすべて6.5ミリ弾などから、
教練用装備をまとめて廃棄された物と推測されるのですが、
「水準器付の擲弾筒」は教練用として生産された物なのでしょうか?

70:名無し三等兵
10/03/27 22:25:36 aFsnyq31
BTに対して「5個重ね云々」の話は確実に誤り。
たかだか15mmのペラペラ装甲なんて99式は軽々と破れるよ。
おそらくM4か末期戦のT-34あたりとの混同だろう。
陸軍のテストでは、25mm浸炭装甲を爆砕し、車内に破片と爆風を
撒き散らし、内部乗員に致命的効果を与えられると判定されている。
実際の鹵獲T-26に対して上面10mm装甲に吸着させて爆破した実験では、
10mm装甲を破砕した後、6mmの底板装甲をも破砕している。
いずれの実験でも、爆破口は爆雷と同寸ほどで、内部状況から乗員は即死
を免れないと推定されている。



71:名無し三等兵
10/03/27 23:19:52
ウィキペのドイツ軍の吸着地雷の記事の関連項目に、6個重ねの話がまだ載っけてあるね

72:名無し三等兵
10/03/28 19:00:48
>69
ソースも何も無くて申し訳ないけど、部隊発案で水準器様照準器を作成したところ、
軽便安価であり性能も良好だったので上層部に上申したけど制式化されることはなかった。
というような記述を見たことある。
この話のものと同じかどうかはわからないけど、現場で工夫したり、または、員数外部品として
支給されたりしたのかもしれないですね。


73:名無し三等兵
10/03/28 19:44:37
教練用なら発射角度体で覚えにゃならんのだし、現場で追加されたんじゃないの?
大して詳しくもないがそんなのが生産されたという話を聞いたことはない。
信頼性の問題があるから、実戦用としては装着は難しいだろうね。
角度固定が原則だからあれば便利だろうけど。

しかしどんな職場だよ?
掘り当てた段階でさっさと警察届けないとどう考えてもまずいだろw

74:69
10/03/28 22:27:34
>>72-73
返答ありがとうございます。現場で改造されたものの可能性は考えていませんでした。
警察にはちゃんと届けてあるそうです。あと陶製手榴弾も三百個ばかしあったそうですがこれは自衛隊にもっていかれたとか。

75:名無し三等兵
10/03/28 22:57:22
持っていかれたというか処分してもらったの間違いのようなww

76:名無し三等兵
10/03/29 00:47:35
URLリンク(www.dotup.org)


これ有名な写真らしいけどこのLIFE誌の一次資料というか
原文見られる場所無いですかね?どんな記事書いてたのか知りたい

77:名無し三等兵
10/03/29 13:51:28 NFf18VNv
>44
ビデオで見た「上海特別陸戦隊 昭和17製作」には室内で、11年式を腰溜で
掃射を繰り返す、かっこいい場面が出てました。
サブマシンガンのような扱い方をしてた。
撃たないけどベルグマンも登場してた。

78:名無し三等兵
10/03/29 17:22:41
>>76
「この様に膝の上に乗せて撃ってはいけない」なんて書いてあったんかなw

79:名無し三等兵
10/03/29 17:35:39
>>62
ライフルグレネードは役にやったのかな?
活躍した話知ってる人居ますか?

80:名無し三等兵
10/03/29 17:40:45
これかな?キャプションが記事についていたものかどうかは分かんないけど
URLリンク(life.qoop.com)

>Photographer: GEORGE STROCK
>Year: 1943

>American soldier displays an incorrectly nicknamed "knee mortar",
>actually a 50mm grenade launcher, captured during battle against
>Japanese forces holding the Buna area.

81:名無し三等兵
10/03/29 20:24:43
>79
やっぱり大昔読んだ丸の戦記で、マチルダを側面から1発で撃破したみたいな記述があったよ。
たしか読んだ感じだとほんの数メートルから撃ったような印象だったけど。

82:名無し三等兵
10/03/29 20:54:57
70ミリぐらいは撃破できるのか。
ということはM4も撃破できたな。

83:名無し三等兵
10/03/29 21:36:17
直径と同程度の貫徹能力じゃなかったかい>40mm小銃タ弾
貫徹力70mmだと九九式小銃用に試作された外装タ弾がその程度の能力を持っていたような

製造数は師団毎に1000個程度、兵器の性質を考えれば十分な量が供給されたとは言いがたいと思う
貫徹できても車内に及ぼす破壊効力は限定的だろうけど、マチルダの例はいい所に当たったんだろうね

84:名無し三等兵
10/03/29 21:41:40
>>81
それはショートランド島だったかで
歩兵砲じゃ無かったか?

85:名無し三等兵
10/03/29 22:25:13
いや、小銃擲弾だったよ。
たしか前線に秘密兵器として届けられ、発射機と弾丸1発を受領して云々とあった気がする。
読んだ当時、1発だけ?とか思ったし。


86:名無し三等兵
10/03/29 22:34:28 qPyUMW4V
>>81
俺も昔読んだわ。
山なり弾道で当てるのが難しく、支給数が極少ない最後の(?)一発を
極至近距離まで引きつけて見事命中!
別の本では、厳密には擱坐だったとか。
しかし恐れられていたあのマチルダを止めたのは凄いと思う。
奴は歩兵の最大重火器である連隊砲の至近射撃も効かず(41式山砲の貫徹力は
100mで51mm。マチルダは側面ですら70mm!)、地雷か重砲しか止める術が
無かった怪物だしな。
二式擲弾の貫徹力は40mm、装甲スカートを打ち抜いてうまく足回りを
破壊したんだな。


87:名無し三等兵
10/03/30 07:55:19
47ミリ対戦車砲だったら側面から至近距離でやれそうだな。

88:名無し三等兵
10/03/30 09:18:08
日本で有効な対戦車戦兵器ってなに?
高射砲?

89:名無し三等兵
10/03/30 09:39:07
九四式37mm速射砲と一式機動47mm速射砲では


90:名無し三等兵
10/03/30 09:41:42
俺だよ、俺

91:名無し三等兵
10/03/30 11:49:38
>>90に敬礼!

92:名無し三等兵
10/03/30 12:42:29
>>80
おぉ、ありがとうこれだ!
フォトグラフとあるから記事じゃなかったのかな?
これあっちでも笑い話になってるのかなぁ・・・

93:名無し三等兵
10/03/30 13:42:55
鹵獲されたバズーカ砲

94:名無し三等兵
10/03/30 22:16:23 q/F0o3vv
>>87
無理。
1式47mmの貫徹力は100m垂直で約70mm。マチルダは側面ですら70mmある。
しかも車体側面の大部分を覆う装甲スカートで弱点である足回りが殆ど
隠れている上に、豪州軍仕様は全部フェンダー部の装甲がかなり前方へ延長
されており(ここも分厚い)、履帯に当てるのも困難なんだから・・・
マチルダは防御力に関してはM4の比ではないぞ。

95:名無し三等兵
10/03/30 22:46:48
ってことは90式野砲じゃないと駄目ですか・・。

96:名無し三等兵
10/03/30 23:14:35
パンフロB型のサイトにマチルダさんの装甲配置図が載ってたけど
ここまでやるかって感じるレベル

ゲームでは3号の50mmで一応「撃破」出来るけどありゃ実際には無理だろうな

97:859失礼
10/03/30 23:33:09
マチルダって前面と側面の装甲の厚みの差が小さいってことですか。

98:97
10/03/30 23:35:34
失礼。859失礼・・・これは別スレの誤爆なので無視してください かえすがえすも失礼

99:名無し三等兵
10/03/31 14:58:17
47ミリ対戦車砲で25mの至近距離で前面からシャーマンを撃破した例がある。
二式擲弾でマチルダ撃破(擱坐かもしれないが)できるなら、
47ミリでも撃破・最悪でも擱坐には持ち込める。


100:名無し三等兵
10/03/31 22:01:36
25mって相当運良く無いとダメじゃない?

101:名無し三等兵
10/03/31 22:05:14
>>100
1000inchある!

と考えればあるいは

102:名無し三等兵
10/03/31 22:33:04
フィンシハーフェンじゃ速射砲、地雷、肉薄攻撃等でマチルダを何度も擱座させている
日本軍第20師団も要所に地雷を仕掛け、対戦車壕を構築し、マチルダが速射砲に対し側面を晒すように仕向けるなど巧みに防戦した
ただ何が恐ろしいって、苦労して擱座させたマチルダはすぐに回収されて日を置かずに前線に戻ってくる

他の戦線でも分隊1個潰してようやく足を止めた戦車が修理されて再び前線に・・・って例が存在するけどね
これを目の当たりにした日本側は敵軍の戦車の性能もそうだが、それを運用する能力の高さも同時に思い知ったとか

103:名無し三等兵
10/03/31 22:50:00
乗員の被害はどうだったのだろうか

104:名無し三等兵
10/03/31 23:10:46
フィンシハーフェンの例でいえば損害のほとんどが履帯切断や発動機故障などで乗員の被害は少ないと思う
肉攻班の攻撃で砲塔前面に爆薬を乗せられたときに機銃が破壊されて乗員が負傷した程度か
ただオートラリア側も日本軍の激しい攻撃に歩兵が怖気づいてしまい、擱座した戦車の回収と援護は戦車隊の仲間が行なったそうだ

105:名無し三等兵
10/04/01 13:33:56
バレンタイン戦車を擱坐させた戦いでも乗員が死んでいる。
イギリス製装甲は剥離しにくいそうだが、猛射されたらやはりダメらしいな。

106:名無し三等兵
10/04/01 22:07:50 UjNJEDO+
>>105
極東のバレンタインは第1次アキャブ作戦時の1個中隊(8両?)だけだよね。
確か数両擱坐させてるけど、詳細は知らない・・・教えて。

107:名無し三等兵
10/04/01 23:15:39
ニューギニア方面でもオーストラリアがバレンタイン戦車を持っていたような

108:名無し三等兵
10/04/01 23:25:34
極東英軍の情報が無さすぎてM3中戦車を作れないままストップしてる

109:名無し三等兵
10/04/02 01:55:11
バレンタインは60ミリ程度だから47ミリで撃破できる。

110:名無し三等兵
10/04/02 04:34:58
>>108
プラモかな?                                                  

111:名無し三等兵
10/04/02 16:35:19
沖縄でM4に大損害を与えたのはやはり47ミリ対戦車砲なんですか?

112:名無し三等兵
10/04/02 16:49:07
やっぱM4じゃ47には敵わないんだな

113:名無し三等兵
10/04/02 17:04:53
>>111
大半がそうだといわれているけど。

114:名無し三等兵
10/04/02 17:05:22
戦車は正面よりも側面撃たれて撃破される例が多いからな

115:名無し三等兵
10/04/02 20:24:59
>>110
プラモです
軍板の人ってプラモは作んないのかな

116:名無し三等兵
10/04/02 22:29:05
>>111
>>62のイラスト元の「第二次大戦の歩兵対戦車戦闘」だと
沖縄戦4月から5月の米軍戦車の喪失原因は
地雷、対戦車砲、砲兵射撃、吸着地雷&梱包爆薬の順となってますな


117:名無し三等兵
10/04/06 18:21:18
話が変わるんですが
97式狙撃銃が世界一の命中精度なんて書かれた本があったのですが
本当でしょうか?ドイツのモーゼルのほうが良さそうな感じがするんですが。

118:名無し三等兵
10/04/06 19:04:17
そんなこと書いてある本はだいたい「日本軍最強気持ちいい!!」と言いたいだけだから投げ捨てたほうがいい。

はっきりいって個体差が結構あるからどっちも似たようなもん。
その上、97式では隠蔽性を高めるために弱装弾を使い、モーゼルだと有効射程を伸ばすため強装弾を使ってる。
なので同列で語るのは難しい。MP40と100式短機どっちが凄い?見たいな感じ。

119:名無し三等兵
10/04/06 19:23:18
当時の野戦で使う眼鏡って低倍率だからあんま精度高くても意味無いような・・・

120:名無し三等兵
10/04/06 20:11:41
モーゼルVS三八式とか個人的には好きw

121:名無し三等兵
10/04/06 20:30:47
手作りに等しい狙撃銃なら当時の日本でも結構いけたんじゃないかなーと思う
てか97式を実際に撃って確かめてる人のサイトがあったよね

122:名無し三等兵
10/04/06 20:42:39
この手の話題でお約束(?)のサイト
URLリンク(taka25th.cathand.com)

手作りだからたまに物凄い精度の個体があるらしいが、現代の狙撃銃みたいにヘビーバレルでもフローティングバレルでもないので熱を持つとかなりグルーピングが悪化するらしい
あと弾やスコープの精度が悪かったりしそう

123:名無し三等兵
10/04/07 02:26:28
ドラグノフと九七式だったら勝てそうな気がするが
やはりドラグノフなんですかね。

124:名無し三等兵
10/04/07 07:00:29
かなり以前のGUNでもかなりの高精度って評価が出てたし、当たりは相当の高精度だった模様。
基本的に38式のラインからの選抜品に改造加えたものだから、精度だけなら本当に世界最高だったかもしれない。
当時使われてた弾薬との相性も、悪いものだったらわざわざ組み合わせはしないだろうしな。
品質管理まではあれだが…
あと同時の軍用銃だと、ナガンも精度だけならなんだか良かったらしいなあ。

125:名無し三等兵
10/04/07 08:46:55
>>124
>ラインからの選抜品に改造加えたもの
そりゃどこの国も同じだよ。

126:名無し三等兵
10/04/07 15:15:53
旧軍にマッチアモってあったのかな
普通に支給されてる弾はリロード品が多かったりして品質最悪だったらしいが
あと九七式狙撃銃の場合照準眼鏡の倍率が2.5倍とかだったと思うからコンマ何MOAとかの精度があっても意味無いような気が・・・

127:名無し三等兵
10/04/08 11:03:58
>>124
(当時としては)日本の狙撃銃が高精度てのと、世界最高かどうかは別問題。
個体差もあるし、他国狙撃銃と実際に比較した資料が存在しなきゃ、(通常仕様の)三八より高精度とは言えても世界最高なんて言葉は使えない。
てか日本軍の狙撃銃てどの程度の割合で支給されてたんだ?
中隊に一人とか、小隊に一人とか?


128:名無し三等兵
10/04/08 11:09:50
99式狙撃銃、97式(三八式狙撃銃込み?)あわせて4万丁ちょいみたいだら、この数字から考えれば…。

どう考えればいいんだ?

129:名無し三等兵
10/04/08 11:27:23
>>128
99式の総生産数が260万丁ぐらいだっけ…?
97/99の比率がどれぐらいか知らんがまあ1%以下かねえ?
ほんとに中隊に一丁とかだったかもしれんなw


130:名無し三等兵
10/04/08 11:51:20
日本の狙撃兵でも多くはスコープ無しの普通の小銃
(多少精度は良いのを選んでるだろうけど)だったはず

元マタギとかはスコープ無くてもそこそこ旨く狙撃しそうだな

131:名無し三等兵
10/04/08 18:47:36
「500mくらいだったら普通に当たるからいらないんじゃね?」って思ってたらしい。

だから歩兵銃は1906年採用なのに97式は1973年採用。

132:名無し三等兵
10/04/08 20:11:50
>>131
73式小銃…
いやわかっているが…w

133:名無し三等兵
10/04/08 21:53:11 XmUK1i/X
>>109
バレンタインの前面装甲は65mmだから、貫徹力100mで70mmの47mm砲なら
ギリギリ抜ける計算だけど、命中角を考えると正面からはゼロ距離に
引きつけないときつい。

>>108
ほんとに極東英軍の情報ないよね・・・文献も米軍に偏重しすぎ。
ただM3はリーそのままか、リーの銃塔を撤去したグラントMk.IIだから
小改造でいいんじゃね?


134:名無し三等兵
10/04/08 21:54:43
挺身用九九式小銃と二式テラ銃の違いが良くわからん。
二式のほうが複雑らしいけど、どこが?
小銃・拳銃・機関銃入門(NF文庫)の写真からじゃわかんね。

135:名無し三等兵
10/04/08 22:06:47
ヘイヘ先生はチビだが裸眼でバンバン当ててた。

136:名無し三等兵
10/04/08 22:43:57 dXfG+44Q
1973?

137:名無し三等兵
10/04/09 18:41:53
>96
でも、上手な乗員のいた3号戦車はうまく回り込んで
マチルダを倒すこともあったようだよ。


138:名無し三等兵
10/04/09 18:52:26
このスレを見ていたら興味が出てきました。
フェインシュハーフェンの戦いについてお勧めの本ってある?

139:名無し三等兵
10/04/10 05:50:44 67Dmh4SG
73式小銃・・・・2013年{皇紀2673年}正式採用恐らくケースレス弾を使用してると思う

140:名無し三等兵
10/04/10 09:30:08
>>138
「マッカーサーと戦った日本軍 ― ニューギニア戦の記録 ―」
URLリンク(www.yumani.co.jp)

などはいかがでしょうか?

141:名無し三等兵
10/04/10 16:31:46
>>140
太平洋戦争におけるニューギニア戦の位置づけを再評価した本だから読み応えあるわな。
今手に入りやすい本では、ニューギニア戦の詳細を知るには確かにこの本以外には中々ないかもしれない。

ただ、B25とA20の機種を間違えているんじゃないかという部分とか、
白兵突撃と夜間浸透戦術の違いに関する理解が足らなかったりとか、
イタリアからの魚雷艇輸入が頓挫したという誤解とか、
言いがかりに近い海軍批判とか、
自分としては、間違いなんじゃないか?と思う部分も散見される。
書いてあることが本当に間違いないか、ニューギニア戦に関する他の書籍も読んだ方がいいと思う。
横山工兵隊長への批判は本書で初めて見た。

142:名無し三等兵
10/04/10 19:01:26
>>140
ありがとうございます。読んでみます。

143:名無し三等兵
10/04/13 23:47:10
九二式重機関銃って九七式7.7mm実包と九二式7.7ミリ実包の両方使えるって聞いたけど、九九式小銃はどっちが使えたの?

144:名無し三等兵
10/04/14 00:18:31
リムレスの実包の方

145:名無し三等兵
10/04/16 02:47:29 zYbpzgmk
daremoinai


146:名無し三等兵
10/04/16 07:03:46
慣れれば正確に当てられるけど、ピープサイトって少し見づらくない?
まあ、日本軍に限った話じゃないんだけど

147:名無し三等兵
10/04/16 17:20:26
>>143
どっちも重機用だから、どっちも小銃には使えない…まあ撃ちにくいけどリムレスなら使えなくはないか。
装薬量違うけどサイズは同じなんだし。
小銃弾は重機に使える(照準目盛りの調整とか必要だが)。
でも小銃弾は5発入りクリップ付きでないとな。

148:名無し三等兵
10/04/16 19:23:44 tGhSNBxE
>>129
11年式軽機用のG弾(減装弾)を狙撃用に転用してたらしい
なんでも反動、銃声、硝煙、発射炎の全てが小さくなった上に命中精度も向上したと

149:名無し三等兵
10/04/16 19:28:14 tGhSNBxE
>>126
アンカー間違えた、6と9って似てるじゃん?
ちょうどアイディア出ないからあばれはっちゃくみたいな感じで逆立ちしながら書き込みしてたからさ

150:名無し三等兵
10/04/16 19:53:25
某劇画に擲弾筒はよく当たるという話が出てたけど、隣に住んでたお爺さんもそれを言ってた。
中国大陸、ビルマと二回招集された古兵殿だったそうな。

151:名無し三等兵
10/04/16 23:27:27
>>146
うん、見づらい。
アジ歴で読める上海事変の資料なんかでも指摘されてる。

152:名無し三等兵
10/04/16 23:31:06 TAvvHYEZ
>>150
へぇ!生の声は貴重だよね。
重擲弾筒は旋条式のため弾道が安定していて命中精度が良かった。
しかし「目見当45°」に手で保持した状態から当てるってどんだけ凄いんだ
と思うよ。
逆に下手くその射手が撃つと全く当たらんかったらしいしw

153:名無し三等兵
10/04/17 06:20:26
>>149
年齢がバレました。
>あばれはっちゃく
>>150
角度が目測な上に、曲射弾道でよく正確に照準できるな。
砲口から糸たらして分度器で計る訳でもなく、地面も平らとは限らないのに。

154:名無し三等兵
10/04/17 06:27:00 xwKWQKxI
ゲームに例えてすごく失礼だけど弾道描く武器を操作してる感覚
それと同じようなものかもしれない

155:名無し三等兵
10/04/17 09:59:39
>>151やっぱり
いや、自衛隊の話でアレなんだけど、すごい見づらくって
後、知り合いからの38?のエアガン見た時も思った
あれ、雨が降るとピープサイトに水滴がついて見えなくなるよね…

156:名無し三等兵
10/04/17 12:46:00
>>155
だから日本軍は小火器を可能な限り光学式サイト化しようとした。
他よりその辺過敏だった。
事変拡大がなければ光学サイト付き自動小銃が全小銃手に行き渡ったかもしれない。

157:名無し三等兵
10/04/17 15:26:36
>雨が降るとピープサイトに水滴がついて見えなくなるよね…
それ最悪だなw
現在のピープサイトの小銃はどうしてるんだろうか

158:名無し三等兵
10/04/17 16:32:31
小銃を構えたままおちょぼ口にして吹き飛ばすという芸風が身につきます

159:名無し三等兵
10/04/17 18:06:45
擲弾筒の弾は煙を曳いて飛ぶようになっていなかったかな

160:名無し三等兵
10/04/17 19:38:37
>>156
マスターキーとライトとACOGサイトを装備した三八式がみたいお

161:名無し三等兵
10/04/17 19:40:53
>>153
確か30年くらい前の丸に載ってたな、探してみる
とかいう書き込みが普通にあるここ軍事板では俺なんてハナタレ小僧ですわ

162:名無し三等兵
10/04/17 21:50:15 vqM2tTja
>>159
それは曳火手榴弾と混同してるな。
89式榴弾はそんなことはないでしょ。
ただ発射装薬付手榴弾を発射した場合は、発射の衝撃で信管が入るので
煙を曳いて飛ぶのかもしれん。

163:名無し三等兵
10/04/17 22:49:11
>>69
今更だけど、アジ歴の「諸兵科射撃教範」みたいなタイトルの資料の末尾に
針金式と液泡式の2種類の水準機が図入りで紹介されてるからぜひ見比べてほしい


164:名無し三等兵
10/04/17 22:56:15
>>161
他板だと「俺のじいちゃんがorひいじいちゃんが戦時中○○(ペーぺーの兵隊とか学生)で…」なのに
軍板じゃ「私の父が叔父が戦中○○(結構な役職)でして…」
となるのが恐ろしいよなw

165:名無し三等兵
10/04/18 14:27:41
>>156
日本軍の自動小銃研究は狙撃手用でしょ。
スナイパーでなくマークスマンだが。
ノモンハンで鹵獲した自動小銃はフェデロフだっけか?

166:名無し三等兵
10/04/18 20:05:48
ノモンハンじゃないけど、↓とかどう?
『張鼓峯事件鹵獲「ソ軍」兵器写真要覧』 レファレンスC01003423800

自動小銃だと「サカロフ式自動小銃」なる銃を鹵獲したらしい
この銃はA03032127000にあるように説明書まで付けたので準制式扱いされたかも

167:名無し三等兵
10/04/23 02:12:44
ノモンハンでなく張鼓峰だったな。
サカロフ式てのは確かシモノフの事だったはず。

168:名無し三等兵
10/04/25 20:12:19
九七式手榴弾の底部に張られた「延期秒時四・五秒」の識別紙のデザインがわかる人いないか?
アリイのプラモを衝動買いして、再現しようと思ったんだが資料が見つからないんだ

169:名無し三等兵
10/05/05 14:38:19
松本零士の日米狙撃兵のアニメがあったがあの自動小銃は5式小銃だったのかな
それとも架空のものだったのかな?

170:名無し三等兵
10/05/06 15:32:19
>>169
昭和9年に試作された試製自動小銃の甲か丙でないか。
もしかしたらピダーセンのコピーかもしれんが。
ガランドのコピーは4式で、一応沖縄に少数送ったみたいだが。

171:名無し三等兵
10/05/06 15:35:05
>170
そうかピターゼンかまんざら架空の話ではなかったんだな。100式短機関銃は
どの程度前線にいきわたってたかわかる?同アニメでは100短が数度登場するのだが
写真では陸戦隊のベルグマンしか見られん。

172:名無し三等兵
10/05/06 15:37:59
>170
すまん試製という手があったのか。確かガ島撤退戦のころのストーリーで
アメリカに一人で立ち向かって最後に友情をこめて弾丸を打ち合う。なかなか
よくできたアニメだった。

173:名無し三等兵
10/05/06 19:26:49 2Y4OKcyc
中国大陸での戦線の宣伝動画で九二式重機関銃の対空射撃があったような気がするんですがどなたか詳細を知りませんか?

174:名無し三等兵
10/05/06 19:36:21
100式短機関銃の生産数は前期1万、後期が1万5000位かな。
99式短小銃の250万挺にはもちろん及ばないが、生産数からはそれなりに配備されててもよさそうだが。
日本の短機関銃の開発は自動小銃開発への習作、または騎兵銃の代替であって歩兵用ではないみたいだが。
だから配備も砲兵や騎兵・車両兵・空挺隊が中心になってくる。
レイテの高千穂隊や沖縄の義烈空挺隊では配備が見られるが、他ではほとんど見ない。
前線に送る途中で輸送船ごと沈められたのもあるし。
それでも歩兵以外でいくらかは配備されてたんじゃないか。


175:名無し三等兵
10/05/06 20:50:01
ガダルカナルで100式短機関銃もって、ヘンダーソン基地へ侵入して破壊活動した兵隊がいたという話は本当?

176:名無し三等兵
10/05/06 21:54:44 nIGQoFb4
陸軍では、100式に限らず短機関銃は挺身兵=特殊部隊の装備扱いだよ。
だから挺身連隊=空挺隊の他には、海上挺身戦隊(マルレ特攻艇隊)の
陸上基地警備用(軽機の補助用)に配備されていた程度かな・・・

177:名無し三等兵
10/05/06 22:15:05 cmEXDoXC
100式って他国のトンプソンとかPPSとかMP40と比べて
ぶっちゃけどーなの?

178:名無し三等兵
10/05/06 23:06:47
>>177
参考にしたのがベルグマンだから設計思想的には古い

試製二式とか試作していたとか言われてる6.5mm×30弾を使った奴なら

179:名無し三等兵
10/05/06 23:17:22
8mm南部って発射エネルギーは380ACPと同程度だし。
陸戦隊のベル短や、鹵獲のトンプソンの方がいいなあ。

180:名無し三等兵
10/05/06 23:50:01
本体はともかく弾薬が問題のような

181:名無し三等兵
10/05/06 23:57:53
弾芯を鉄にして貫通力うpしソ連の防寒衣を貫通できるようにしたら

182:名無し三等兵
10/05/07 03:08:49
グリーンスナイパーはアニメになっていたっけ?

183:名無し三等兵
10/05/07 12:42:46
1939年ごろMP40を輸入できなかったかな?MP40なら量産しやすい
だろうに。ジャングル戦では短機関銃や自動小銃を持ってる軍隊にはかなわないな。

184:名無し三等兵
10/05/07 14:15:36
なんだかデジャブな、既に何度か見たようなスレの流れになってるな。
>>173
対空射撃は歩兵の全火力をもって行うのが基本だから、小銃でも軽機でもやる。
99式小銃に対空照尺がついてるのは有名だし、中隊で小銃一斉射撃して迎撃。
92式重機なら3脚を伸ばして、対空支持架みたいにできるし。
>>177
2次大戦頃のSMGは大抵MP18系の影響を受けている(トンプソンは原型が1919年)。
100式はMP28の影響を受けてるが、日本の場合SMGの運用自体が他国と違うから。
英ソは緒戦の大損害で、不足した兵器を安価に補充する為の採用だし(性能は犠牲にして)。
ドイツやフィンランドは、全下士官にSMGを普及させる思想。
ソ連は自動車化大隊の3個中隊のうち、1個をSMG中隊・2個を小銃中隊にしたり。
日本は100式を騎兵学校で試験したように、当初マシンカービン的運用で命中率重視だし。
スイスのMKMSやチェコのZK383や伊のベレッタM38・米のM1トンプソンに近い第一世代のSMG。
それと2式は間違いで、2型が正しくあれは100式より古い昭和10年に試作したものだから。
50発マガジンが扱いづらく、装弾に時間がかかるので不採用。
のちに100式より小型なのが評価されて、車載用として30発マガジンで復活したもんだ。


185:名無し三等兵
10/05/07 14:18:25
>>183
1939年じゃ、まだ削りだし加工のMP38だろ?
MP40は日本じゃプレス加工技術が貧弱で、量産しやすいどころかまともに生産出来ない悪寒。

186:名無し三等兵
10/05/07 14:31:23
14年式拳銃にストックをつけてフルオートで撃てるようにしたらいいんじゃないか?
中国で捕獲したモーゼル拳銃が人気があったとかって読んだことあるけど

187:名無し三等兵
10/05/07 14:35:25
>185
そうかMP38か。日本には分隊下士官がSMGを装備する発想はなかったの
かね。ザ・パシフィックの予告版とか見てるとSMGを装備できなかったのか
とどうしても思ってしまう。

188:名無し三等兵
10/05/07 14:44:41
>>179
14年式拳銃で初速325m/s・100式短機関銃で335m/s・弾頭重量6.6gで計算しなおしてみれ。
それ初速290m/sの297Jとして計算してるだろ。
実際は340Jでマカロフ拳銃弾や、.38スペシャルと威力同等になるから。
100式短機関銃でも開発要求として、距離500mで防寒服着た敵兵を殺傷する威力を求められてる。
2007年の銃乱射事件でも、22LR弾でさえ死者が出てるし32ACPだろうと38ACPだろうと死ぬ。
更に短機関銃は拳銃と違って、フルオートなんだから連射で威力はカバーできる。
>>183
既存の拳銃弾と互換するのがSMGの利点なのに、日本で採用してない9パラのSMG使ってどうすんの。
既存の100式をMP40にする利点がわからないんだが、弾丸生産ラインからやり直したい?
ドイツやソ連とSMGの運用思想自体違うのに、単純比較する事自体無意味。

189:名無し三等兵
10/05/07 14:49:28
>>187
SMGだけ生産できても、拳銃弾の大量生産・補給が無理だから。
日中戦争以来弾丸生産が軍事費の7割程度を占めるようになってる。
それに分隊火力の中心は軽機であり、更に重機や歩兵砲の支援を受ける。
はっきりいって小銃やSMGやカービンはオマケみたいなもんだから。
そんなとこに力いれるより、軽機を定数通り揃えて軽機や重機用の弾丸を
増産したほうが、余程効果あると思うんだけど。



190:名無し三等兵
10/05/07 14:56:53
>>188
既に小銃弾で6.5と7.7の二本立てやってて、各種機関銃まで入れると一体何種類の
銃弾採用してんだよの皇軍ですから、今更拳銃弾が二種類になったってモウマンタイ。

191:名無し三等兵
10/05/07 16:08:07
>>188
どう見てもあと一回り小さい薬莢で済む点と
ストレートブローバックで間に合うのに無駄にショートリコイルさせた
拳銃の設計方針が間違ってるんであって、
あの弾薬を使うサブマシンガンを作った事自体は間違ってないよな。

一〇〇式の設計も要らない複雑化をしてるが、
手本にしたのが1910~1920年代流行のスタイルだったんだから仕方ない。
おそらく直接の手本になったラインメタル=ステアー=ソロターンM1934も
(一〇〇式のボルト・リコイルスプリング・シア機構はこれにそっくり)
原設計が1920年代末のやたらに凝りまくった構造だったし。
後にEMP1935を経てMP36・38・40に発展する事になる
フォルマー1925が異常に時代を先取りし過ぎてただけ。

192:名無し三等兵
10/05/07 16:50:33
結局旧軍には100式は大量配備されても無意味だったというわけか。
それにしてもペリリュー以降の旧軍は貧弱な武器でよくあそこまで
戦ったもんだ。沖縄のシュガーローフやカカズでの攻防では米軍を
撤退寸前まで追い込んでる。

193:名無し三等兵
10/05/07 20:04:22
SMGに関してはこのサイトを参考にするといい。
URLリンク(world.guns.ru)
地上戦で活躍したのは、日本は99式軽機や擲弾筒。米軍は艦砲射撃や爆撃。
脅威度は艦砲や航空攻撃>重砲>戦車>機銃といったとこか。
例えばガ島の一木支隊も、鉄条網に阻まれて迫撃砲や機銃の十字砲火で全滅。
歩兵同士がまともに撃ち合う機会自体少ないが、SMGて殆ど白兵戦の距離だ。
機銃や迫撃砲相手にSMGで対抗てのもアレだし、硫黄島は噴進砲や迫撃砲が活躍。




194:名無し三等兵
10/05/07 20:07:29
師団数は1937年の日中開戦で17個から、1941年51個(3倍)・1943年81個・1944年111個。
しかし日本の生産力のピークは1939年頃だろう。その後は何かを増やせば何かを犠牲にしてる。
拳銃弾は拳銃に供給する分だけでいっぱいで、弾薬生産は航空機銃や対空機銃などにまわされる。
1943年9月で師団数は70だが、内訳は中国26・満州15・本土11・南西方面13・南東方面5だ。
南東方面の5個師団(全体の14%)の為に、SMGに力を入れるかって話だわな。


195:名無し三等兵
10/05/07 21:47:05
萱場製作所が試作していた三八式歩兵銃のセミオート改修キットが採用されていれば

196:名無し三等兵
10/05/07 21:52:05
大陸で大量に鹵獲されていたし国内でも生産されていた7.63mmモーゼル弾をSMG用に転用しておけば
射程、貫通力、殺傷力共に8mm南部よりも威力があって良いと思うが

197:名無し三等兵
10/05/07 22:05:52
SMGについては議論は弾薬についての考察が欠けてる。
SMGの弾薬は拳銃弾な訳だが、この拳銃弾というヤツは威力の割に重い。
7.7mmクラスの小銃弾が25g前後だが、45ACPが20g、9mmパラで13gぐらいある。
これに30発につきマガジン1本(500gぐらいはある)の重さが加わる。
クリップチャージの小銃弾と較べると、同じ弾数持ては確実に45ACPの方が
重く、9mmパラで同じぐらい。これでサンダース軍曹ばりに打ち捲くれば
あっと言うまに弾切れw。実際、バリバリ撃つほどの弾薬は持てない。
つまり使える状況に制限がある。予定戦場がだだっ広い満州で、なおかつ
兵站が弱い日本軍陸軍には一番縁が遠い兵器と思うな。

198:名無し三等兵
10/05/07 23:11:41
日本陸軍の場合下士官用に大量配備するならむしろSKSみたいなのが適しないか?

199:名無し三等兵
10/05/07 23:30:21
>>198
38式騎兵銃にピダーセンデバイス付けたような感じ?

200:名無し三等兵
10/05/07 23:50:23
畠山清行の「陸軍中野学校」の確か第六巻続ゲリラ戦史に台湾に赴任した下士官の
証言で「新兵器」の百式短機関銃が配備されてきた・・といった記述があるよ。
終戦間際だけど。
何ページかは忘れた。そのうち読み返してみるわ。




201:名無し三等兵
10/05/08 18:42:44
>>195
萱場のは計画だけで試作品すらできとらんぞ。
それに機関部改修って、現場の小銃全部回収して交換するんか。
ボルトアクション小銃の生産すら追いついてないのに、逆に戦力低下しそうなんだが。
>>196
メリットとデメリット考えて、確実に効果が出ると思うか?
そんなに南部弾て実戦で威力が弱いと認識されてたか?

ところでボルトアクションの発射速度は毎分10発程度。
M1ガランドで最大32発・持続16発。SMGで500発程度だ。
携行弾数は小銃弾120発、SMGの場合30発弾倉8本で240発。
発射速度が速いから一時的な効果は高いが、逆に言えば弾薬消費50倍。
携行弾数からいって経戦能力は逆に1/25になってしまう。
つまりボルトアクションなら25日戦闘できるが、SMGだと1日で戦闘不能になる。

202:名無し三等兵
10/05/08 19:04:10
弾丸の供給に関してよくその話はあるけど、米のマリーンみたいな運用じゃダメなのか。
ガク引きが無くなって命中率が上がるという話もあるし。

203:名無し三等兵
10/05/08 22:17:50
面白いもの見つけた

試製機関短銃第一型らしいもの
URLリンク(gun.world.coocan.jp)


204:名無し三等兵
10/05/08 23:34:24
一〇〇式らしき短機関銃を装備する日本兵
URLリンク(banners.cside.biz)

ビルマの第二師団で1944年に撮影されたらしい

205:名無し三等兵
10/05/09 02:36:20
>>204
関係ないけど、あれは典型的なアジア人の銃の担ぎ方。
お百姓さんが鍬や天秤棒を担ぐ時のスタイル。日本兵は、ほとんど
あの姿で行軍するけど、欧米人の行軍姿は負革で肩に担ぐ。
その為に負革があるんだけど、何と言うか文化の違いを感じる1枚。

206:名無し三等兵
10/05/09 07:55:55
>>202
それならば、何もわざわざ単価の高い小銃を配備せんでも、兵隊さんの訓練次第でどーにでもなるという話になる。

207:名無し三等兵
10/05/09 08:12:00
訓練するタマも惜しいのが日本陸軍

208:名無し三等兵
10/05/09 08:18:59
エア射撃の練習すればいい。口でバン!バン!といって、ボルトアクション操作を早くする練習。

209:名無し三等兵
10/05/09 08:28:29
陸自では軽機でエア射撃の訓練してるぞ。すごい進歩だ!

210:名無し三等兵
10/05/09 09:51:24
>>203
なんかカッコイイじゃん

211:名無し三等兵
10/05/09 12:16:47
>>204
44式騎兵銃だろ

212:名無し三等兵
10/05/09 12:49:30
肩にかつぐ行軍ってなんかかっこ悪いよな。旧軍はほとんどこのスタイル
だな。

213:名無し三等兵
10/05/09 14:29:21
担銃が一番楽だとかいわれている

214:名無し三等兵
10/05/09 15:29:26
>>213
ほんとかなあ。分列行進以外で担え筒ってあんまり使わないからピンとこない。
見た目が大事な行進では>>204みたいな担ぎ方すると「田吾作!」とか怒られるんで
ああいう担ぎ方自体しないんだけど。重心を手前に寄せると不安定だし、
かと言って向こうに離すと腕が疲れる。
吊れ筒の方が安定して楽なのは慣れのせいなんだろうか?

215:名無し三等兵
10/05/09 15:33:33
戦前の日本人と現代人じゃ感覚が違うだろうしな
陸自だと「パパの散弾銃とは違うぞカウボーイ!」と言われる代わりに「田吾作!」と言われるのか・・・

216:名無し三等兵
10/05/09 15:44:21
働いたことが無い連中にはわからんだろw

217:名無し三等兵
10/05/09 17:01:21
日常の駐屯地内で短距離の移動に担え筒、と言うより「担いで歩く」時はあるけど、
行進時は「肘は体側から離すな」とか「肘の角度は直角」とか「銃の中心線は進行方向に平行」
とかすごいうるさいので全然楽じゃない。多分米軍に育てられた自衛隊では欧米式に
「式典用の綺麗な担ぎ方」になったせいなんだろうな。

218:名無し三等兵
10/05/09 17:10:14
戦前の日本兵は8割以上が農村出身なんで、
>>204みたいなスタイルになるんだろうと思う。
今の自衛隊員は旧軍チックな感じがしないものな。

219:名無し三等兵
10/05/09 17:39:00
行軍中にすわ、敵襲、となった時の即応性はどっちが高いのだろうね
あんまありそうにないシチュだとも思うが

220:名無し三等兵
10/05/09 18:58:42 CceqQdr0
>>204
一見騙された、パッと見は確かに一〇〇式短機に似てる・・・
でもよくよく見ると四四式騎銃だな。
それに象と共に行軍しているところから輜重兵と思われ、輜重科なら
騎兵銃装備だし。
後方部隊の輜重科に貴重な新兵器SMGが配備されることなどありえないしね。

>>219
トイガン持ってやってみればわかるが、担銃の方が早いな。

221:名無し三等兵
10/05/09 20:19:11
>>219
やってみれば分るけど担え筒って平坦な開豁地をゆっくり移動する時しか使えないもんなのね。
兵隊は早撃ちガンマンじゃないんで、ほんの0.何秒速く銃を構えられるかよりは
即座に飛び・しゃがみ・伏せ・走れる方が重要だと思う。
肩に吊るした銃を下ろして構えるのは物陰に転がり込みながらでも出来るわけで。

運動性と即応性と疲労の少なさを兼ね備えてるのは(安全性は多少犠牲になる)
肩から水平に吊り提げた、大戦中のドイツ兵が良くやってる一見だらしない姿勢だろうね。
今日のコンバットスリングはこの延長上の発明なわけで。

222:名無し三等兵
10/05/09 20:25:38
書いてから気付いたけど、担え筒ってのはナポレオン戦争時代頃までは
戦闘時にも良かったんじゃないかな。鼓笛隊に合わせて歩調を取って前進し、
平地に突っ立って横隊を組み、指揮官の号令で一斉射撃してたわけだから。

223:名無し三等兵
10/05/09 21:43:01 vhfh9Pwu
>>184
九二式重機関銃の方で宜しければ動画のURLか、参考になる資料映像が入った資料のタイトルだけでも上げてもらえませんか?


224:名無し三等兵
10/05/10 15:56:47
>>223
中西立太「日本の歩兵火器」大日本絵画
がわかりやすいと思う。
URLリンク(comics.blog.shinobi.jp)
ところで自動小銃を10挺配備するより、軽機を1挺増やすほうが火力は上がる。
新たに自動小銃を開発・配備するよりも余程効率的だ。

225:名無し三等兵
10/05/10 23:22:27 7i7a05+q
>>224
ありがとう早速注文しました!

226:名無し三等兵
10/05/11 10:38:24
そういや銃の真ん中あたりをもって腕を垂らす持ち方ってなんていうの?
38式とかで走るときの持ち方。

227:名無し三等兵
10/05/11 10:53:45
>>224
BARとかジョンソンM1941のような自動火器を分隊に2挺程配備してみては

228:名無し三等兵
10/05/11 11:03:21
>>226
提げ筒

229:名無し三等兵
10/05/11 16:47:23
別に分隊に2挺ほしい訳じゃない。
定数を満たせず小隊2挺とかになるので、自動小銃配布する位なら、
せめて軽機の定数を満たせと。
それと自動小銃は連射機能で劣るからな。

230:名無し三等兵
10/05/11 17:11:16
そもそも日本軍に自動小銃なんかあったのか

231:名無し三等兵
10/05/11 17:37:56
試作、分捕り
色々あるじゃないかw

232:名無し三等兵
10/05/11 22:19:11
>>227
日特以外に試製超機関銃作らせていれば

233:名無し三等兵
10/05/11 23:47:23
ガ島とインパールで生き残った人の手記に、ビルマで英軍から鹵獲した自動小銃と短機関銃で
10人弱で10倍強の敵と戦い撃退した。
自動小銃があれば日本兵は負けなかった、と悔しそうに書かれていた。

234:名無し三等兵
10/05/11 23:50:08
最悪の戦場に奇跡はなかった とかってやつですか・・。

235:名無し三等兵
10/05/11 23:51:50
セミオートの小銃とボルトアクション小銃ってそんなに火力差あるかな?
特に自動小銃と短機関銃があれば10倍の敵と戦える錬度の兵にとって
旧軍の場合短機関銃やカービンも自動小銃と呼ぶ場合があったみたいだからそれのことを指してるのかな?

236:名無し三等兵
10/05/11 23:55:55
>>234
正解!

237:名無し三等兵
10/05/12 00:41:58
>10人弱で10倍強の敵と戦い撃退した。

お約束の貧乏ネタw
日本は1個小隊につき軽機が2丁ぐらいある程度で、
全ての分隊に軽機があるとは限らなかった。
軽機がない分隊が鹵獲した自動火器で火力アップすると、
感激のあまり、こういう感想を持っても不思議ではない。

238:名無し三等兵
10/05/12 09:31:10
分隊単位の日本軍が中隊規模の英軍を鹵獲したブレンで撃退した話?
あれは結局自動火器がふんだんにあれば負けないのにというのと
撃退された英軍が煙幕張って援護しつつ統制の取れた後退をしたことを日本軍では
これほどスムーズに後退出来ないという感想を持ったという話じゃなかったか

239:名無し三等兵
10/05/12 09:34:00
最悪の戦場なのに、著者の文体が軽妙すぎる。

240:名無し三等兵
10/05/12 09:38:33
100万の歩兵をボルトアクションの達人に訓練するとして、一人頭100発消費したら1億発
終戦時のシナ派遣軍の小銃弾のストックが何億発?だったかな

241:名無し三等兵
10/05/12 09:55:31
戦争末期の拳銃は一回引き金ひくと全弾が一気に自動発射される優れもの。

242:名無し三等兵
10/05/12 10:04:13
それは自決用としてどうなの?

243:名無し三等兵
10/05/12 12:14:35
帝国陸軍は農村の次男三男の口減らしのための就職先だったらしいから
そういうスタイルでもしょうがないわな だって実際お百姓なんだもの

244:名無し三等兵
10/05/12 14:37:47
田中賢一の「高千穂降下部隊」には高千穂隊の100式短機関銃は、
マニラで新規に受領して、それから操法を訓練したという記述がある。
もっと前から習熟していたものと思っていたが…。



245:名無し三等兵
10/05/12 16:33:22
>>243
陸軍は失業者の受け皿にはならん。
平時は徴兵検査に合格した一部の20歳青年が、2~3年だけ兵役につくだけだ。
永久就職するとこではないし、次男・三男坊は都市にでるか移民か大陸浪人になる。

246:名無し三等兵
10/05/12 18:44:20
>>245
下士官や士官は永久就職だろ
陸士海兵は農家の次男三男で成績は優秀だけれど
学費のない層の受け入れ先でもあった
瀬島龍三なんかはその典型だ

までも「口減らし」って意味合いとは違うよな

247:名無し三等兵
10/05/12 18:54:49
みんな下士官目指して志願したんだよ。

248:名無し三等兵
10/05/12 19:32:23
貧乏人の選択肢として軍隊はありなんだけど、「受け皿」を失業対策になるほど雇用を生み出す存在とするなら違いますな。

249:名無し三等兵
10/05/12 20:56:43
日本は戦前でも常備の陸上兵力は少ない。
そんなに兵隊は要らないから、平時で志願したところで
それなりに優秀でないと兵隊にしてくれない。
徴兵されるのは学級で一人いるかいないかぐらい。
学力心身とも優秀な人間を選べるんだから、
出来の悪い志願兵は要らない。

250:名無し三等兵
10/05/12 23:00:54
スレ違い

251:名無し三等兵
10/05/13 12:46:58
村田式の改造散弾銃ってまだ持ってる人いるのかな

252:名無し三等兵
10/05/13 21:29:32
昭和30年代まで、北海道のマタギは、その村田式の改造散弾銃で
ヒグマと対決してたんだぞ。勿論、散弾ではなく丸弾だけど単発。
先台を持つ左手の指の間に予備の3発を挟んで、至近距離でヒグマと対峙。
取材した新聞記者が恐怖のあまり小便をちびる凄まじさw

253:名無し三等兵
10/05/13 21:36:21
現代のハンターはグリズリーを確実にしとめるには.30-06のホットロードが必要だそうだが・・・

254:名無し三等兵
10/05/14 06:05:35
さあ来いJAP兵野郎共、人間一度は死ぬるものな也。

255:名無し三等兵
10/05/14 10:43:41
>>253
口径だけなら村田式のスラグ弾の方が太いけど発射薬が少ないからなぁ…

256:名無し三等兵
10/05/14 22:52:48
>>253
300マグナムだろ

257:名無し三等兵
10/05/15 21:01:15
>>252
現代アフリカの密猟者はAK47やM14のつるべ撃ちで
アフリカゾウを狩っているらしい

258:名無し三等兵
10/05/15 21:37:50
>>257
俺が象ならそんなちっこいのでチクチク殺られるより
大口径のでサクっと殺ってほしいな

259:名無し三等兵
10/05/15 21:41:14
象を1発で確実に殺ろうと思ったらバーレットが要らないか?

260:名無し三等兵
10/05/15 21:55:21
テクニカルのデグチャレフで打てば

…破片しか残らんか

261:名無し三等兵
10/05/15 22:06:58
>>257
以前ドラグノフで象狩りしてる密猟者の動画は見た
案外出来るもんなんだなと感心した

262:名無し三等兵
10/05/15 22:43:12
30口径クラスの小銃弾(30-06、7.62NATO、8ミリモーゼル等)は
狩猟用弾薬としてはビッグゲーム用だよ。ホローポイント弾頭を
使って持てるパワーを標的にぶちまけると、かなりの威力がある。
俺もアフリカの動物保護官が増えすぎた象も間引きをしてるシーンを
見たことあるけど、FALを数人で連射。一群れを瞬殺してた。

263:名無し三等兵
10/05/16 23:32:12
まあ、ビッグゲームでは最低でも30-06以上の威力の弾薬が必要とはよく言われるけど
ハンティングって大抵、極少人数で場合によっては一人で大型獣を相手にするわけだし
使用する銃も装弾数が少なく連射も利かないボルトアクションが大半だから、一発で仕留め
られるようにって事でそういわれてるんじゃないかな?
あとはハンティング自体、獲物に何発も打ち込んで仕留めるのはスマートじゃないという文化もあると思うけど・・・

仮に軍隊が大人数で組織的に本気で大型獣を相手にすればM16、下手したらMP5でも余裕で瞬殺でしょ。
殺すだけならだけど・・・

てかスレチだよね、スマン

264:名無し三等兵
10/05/21 09:07:57
いやスレチじゃないのかも…?

実際ビルマかなんかで虎とかに食われたりしてるから、なんか対策をしてるはずだけどよくわからないし。
三八式で虎さんと殴り合い!歩兵砲もあるよ!だったのかね。

265:名無し三等兵
10/05/21 10:14:38
>>264
「気を付けろ」で終わりそうな悪寒

266:名無し三等兵
10/05/21 10:39:51
前にウド鈴木の番組で奈良県の月ヶ瀬村へ行って
猪鍋料理をやってる食堂に入ったら
店主の爺ちゃんが戦前に中国でトラ退治をやったって自慢していた。
当時の写真とかも見せていた。

267:名無し三等兵
10/05/21 10:50:02
>>264
URLリンク(www.bea.hi-ho.ne.jp)
このページの後半あたりにビルマでの虎さんのことが載ってるけれど
この方の隊では、仕留められなかったみたいですね。

268:名無し三等兵
10/05/21 22:22:17 mlx4pDbI
虎は背後から襲いかかるから、インド人は森にはいるとき後頭部にお面を
つけてダミーにすると聞いたな。

269:名無し三等兵
10/05/21 23:48:55
>>267
そうか、そもそも虎って夜行性の動物だったよな。

ハンティングなんかはほとんど人間に有利な明るい時間帯に行われるけど
夜の場合はいかに軍隊といえども容易には仕留められないみたいだね。

暗視装置の類なんて皆無な旧軍ならなおさらか・・・

270:名無し三等兵
10/05/22 02:45:56
>暗視装置の類
「み号剤」のことかー。

271:名無し三等兵
10/05/24 07:59:36
URLリンク(cb1100f-integra.web.infoseek.co.jp)
URLリンク(cb1100f-integra.web.infoseek.co.jp)

272:名無し三等兵
10/06/16 22:15:37
92式の奴か?

273:名無し三等兵
10/06/18 21:46:38 wMPM9E9Y
94式速射砲のだろ
こういうレティクルだったのか!
倍率は何倍だったっけな?

274:名無し三等兵
10/06/28 08:43:08
ドイツや赤軍の小銃用照準眼鏡みたいなレティクルだったんだな
戦車砲の眼鏡みたいにもっと細かいものだと思ってた

275:名無し三等兵
10/06/28 10:00:29
小銃手の月あたりの弾薬消費量はWW1の実績では
ロシア軍 125発
仏軍 30発
英軍 50発

会戦分300発ってむしろ多いぐらいだ。

276:名無し三等兵
10/06/28 13:41:06
>>275
そりゃどんな基準から出した数字なんだ?
塹壕の兵隊なんて日がなごろごろしてるものなんだし、全使用弾数を総兵力と戦争期間で割ったものとかなら、むしろとんでもない数字だぞw
WWIの大会戦なんて数えるほどしかないんだから

277:名無し三等兵
10/06/28 14:00:43
別宮の本か?


278:名無し三等兵
10/06/28 14:14:11
俺だよ、俺

279:名無し三等兵
10/06/28 18:00:19
>>276
マクニールの「戦争の世界史」。
これはNorman StoneのThe Eastern Frontのp135が出典らしい。

280:名無し三等兵
10/07/01 12:44:57
日本陸軍は史実では航空重視だったが、陸戦兵器では何を重視すべきだったろうか。
歩兵用小火器?迫撃砲や野砲や山砲?野戦重砲や噴進砲や大口径臼砲?戦車や対戦車砲?
中国軍を相手にするなら歩兵火器、ソ連を相手にするなら重砲や対戦車火器が必要だろう。
日本軍の師団でも一応野砲装備の師団と山砲装備の師団があったけど。
もっと範囲を広げて例えば広島師団と福岡師団は海洋師団で、大発や揚陸艦保有させるとか。
東京や大阪の師団は自動車装備にするとか、山砲装備の師団なら大隊砲も迫撃砲にするとか。
部隊によって特色ある装備にしても良かったかも(汎用性に劣るけど)。

281:名無し三等兵
10/07/01 12:51:54
俺はステゴサウルスだと思うな

282:名無し三等兵
10/07/01 19:25:53
軽機関銃

283:名無し三等兵
10/07/01 19:26:47
糧食の補給体制の強化

284:名無し三等兵
10/07/01 19:45:30
軽機関小銃
携帯ロケットランチャ

285:名無し三等兵
10/07/01 22:12:34
迫撃砲・・・・

286:名無し三等兵
10/07/04 14:40:06 REGwei9o
対戦車砲と携帯対戦車兵器

せめて試作どまりだった長砲身57mm砲が採用され製造されてれば
チハも一矢報いるレベルで留まれたろうし
歩兵師団ももう少し健闘できたはず、負けることには変わらないが

戦車搭載型:素早い照準ができないという理由で不採用
対戦車砲型:47mmと比べ重量増大の割には威力小にて不採用

長砲身の量産が困難という理由もあったんだろうがそれならドイツの88みたいに
砲身分割式でもいいから採用してほしかったもんだ 対戦車砲位は

対戦車ロケットについては開発始めたら1年かからず実用化と量産にこぎつけてたわけで
これもできれば2年 遅くても1年前倒しできていればと思うと無念だったろうな開発者は・・・

287:名無し三等兵
10/07/04 18:04:12
タ弾が量産できるのなら、
二式砲戦車の早期量産ないしは
チハへの砲塔搭載でいいのでは。

確かに41式山砲だと当てにくいかもしれないけど、
その辺は日本神兵の紙技で対処スベシ

288:名無し三等兵
10/07/04 21:47:23 cig/9TLM
二式砲戦車の備砲は41式山砲改造と言われるけど、水平鎖栓であることから
実際は94式山砲の改造だと思う。
初速も94式山砲よりやや早くなってるし。
発射速度・弾速ともどちらの山砲よりも早いので、命中率は上がっている
と思われ。

289:名無し三等兵
10/07/05 18:10:37
>>286
だいたいどの砲も開発から量産には2~5年かかってる。
長砲身57mm砲も16年に開発開始して、18年に試作砲完成して試験に1年かけて、不具合修正して。
結局試験完了予定が20年3月とかだったと思うけど。
あのまま開発続いても量産が終戦に間に合わないし、生産ラインが混乱するだけでまだ47mmのがいい。
57mm速射砲量産するくらいなら、90式野砲増産したほうがいいんでないか(重量も同じくらい)。
57mmは1.5トン(47mmは800kg)で自動車牽引必須だから、威力や弾の融通面含めて量産のメリットがイマイチ。
かといって75mm級だと高射砲の生産で手一杯で、戦車砲や速射砲まで余裕がない。
やはり既存野山砲にタ弾配備が一番効率的かな。

290:名無し三等兵
10/07/06 08:11:32
60mm前後の高初速砲って意外に開発面倒だったんじゃないかな
アメリカも6ポンドQFのライセンスで間に合わせてるし、独ソは最初から諦めて長砲身75mmに進んでるし

日本の場合中国・満洲戦線以外の戦場に一番合ってたのは(史実どおりだが)九四式山砲だと思う
自重500kgちょいで一通りなんでもこなせるのは便利
57mm速射砲は……正直試作しないほうが正解だったと思う
一式機動速射砲で800kgまで肥大したところで、60mmクラスは機動九〇式野砲と同等の重量&コストになると分かってたと思うんだが。

291:名無し三等兵
10/07/06 09:32:55 hspY9FKA
>>289
90式野砲は生産ラインの追加できずに増産できないだろ。
そもそも日本の野砲は一点豪華主義な面があって
量産性に難どころかコスト高な面が大きい

その点新造の対戦車砲なら量産性を考慮した改設計も試作の段階で織り込めるし
既存の砲を振り向けるより結果的には量産性があがる、ちゃんと計画すればだが
(軽くみられた対戦車砲にそれだけ潤沢な予算つけるかといったらまた別問題)
ただ57mm級であればM-4の側面装甲であれば1.000前後で抜けるってのは大きなアドバンテ-ジになる。

>>290
山砲代用論を言う人は対戦車砲に必要な項目をすっぽり忘れてないかい?
高初速、低姿勢、照準切り替えの容易さ、速射性、命中精度が
高速移動する戦車を射撃する上で必須の項目だけど山砲ではその要件を全て満たさない。
実際実戦では先に射撃準備完了の山砲が「移動目標照準の不慣れで」わずか50m先の装甲車に満足に当てられず
速射できないもんでそのまま蹂躙されてる、確かマレ-だかの実話

固定陣地or間接射撃をするのと移動目標を射撃するのも訓練内容が全然違うわけで多能化は逆に
訓練の面で遅延を起こすわけでマルチ化なんか狙ったらそれこそ戦力低下を招くだけ。

292:名無し三等兵
10/07/06 09:40:51
やっぱりふとん爆弾だな

   ∧∧
  /(*゚Д゚) フトンサイコー
  /  У~ヽ
 (__ノ、__)

293:名無し三等兵
10/07/06 13:17:36
ふとんがフッ飛んだ

294:名無し三等兵
10/07/06 14:46:37
開発と実戦配備時期示されたのに「無理だコレ」ってならない不思議な子がいるなぁ

295:名無し三等兵
10/07/06 18:53:47
90式野砲はフランスのシュナイダー社に注文した砲だが。
日本の砲のどういうとこが、一点豪華主義でコスト高で生産性悪いのか具体的に。
それで史実の試製57mm速射砲は、実際に既存砲より生産性を考慮した設計してたのか?
貫徹力も重量が倍なのに、47mm砲が1000mで50mm/57mm砲が1000mで60mmの差でしかない。
57mm生産するなら90式野砲増産のがまだマシ、程度の言い方で57mm生産のメリット梨なしと言っただけだが。
イギリスの6ポンド砲も1938年に開発開始して、量産開始は41年11月から(部隊配備は42年5月)。
ソ連は長砲身57mmのZIS2を開発したけど、コストが高いので砲架は共通のまま75mmのZIS3生産に切り替えてる。
ドイツは37mmが威力不足で、50mmだとタングステン弾ならKVなどに通用するがコスト高なので75mmのPak40に切り替えた。
90式野砲は増産できないとの反論は筋違いだし(むしろ75mm級は高射砲生産で速射砲生産の余裕なしと言ってるのに)、
なぜ75mmは生産できなくて57mm砲なら生産できるんだ?

296:名無し三等兵
10/07/06 20:51:51
>>295
多分彼の脳内ではチハの採用時に遡って57mm長砲身砲がすんなり開発され
それは太平洋開戦時にもう配備が開始できていて
各歩兵連隊には自動車化対戦車砲小隊が2つずつ付属しているんだよ

正直、歩兵部隊に放列砲車重量1.6tもあって榴弾の威力は大隊砲未満の対戦車砲なんて
絶対歓迎されないだろうな

297:名無し三等兵
10/07/06 21:01:26
ちなみに日本の砲の一点豪華というか最重要ポイントって重量軽減だよね
そのために常に他の全てを犠牲している感もある…

298:名無し三等兵
10/07/06 22:24:20 oqH9PnAr
>>291
マレーで装甲車(ブレンキャリア)に蹂躙されたのは大隊砲だろ。
山砲より更に短砲身低初速・分離薬筒で低発射速度・弾道性能劣悪だし、
そもそも対戦車任務を考慮してないから、当たらなくてある意味当然。
山砲は41にしろ94式にしろ、完全弾薬筒だし弾道性が結構良くて低伸するし、
対戦車任務も考慮されているから、代用速射砲として一応使える。
連隊砲だと射界が狭く螺式閉鎖器なので、確かに高速で移動する戦車には
やや難もあるがな。
それでもノモンハンでは連隊砲が多数のBTを撃破してるのは事実だ。


299:名無し三等兵
10/07/06 23:37:22
バズーカスレで旧軍の対戦車砲が非力過ぎ、後継も出ずに山砲や野砲がタ弾を使って代打に立つならば山砲や野砲の
仕事は如何するね?と言う感じで旧軍に手っ取り早く対戦車戦闘能力の向上させるには歩兵用携帯対戦車兵器が必要
だったのではと言ったら射程のみに拘泥されバズーカ太郎なる意味不明な渾名を頂戴した。

300:名無し三等兵
10/07/07 00:21:48
大隊砲だけは迫撃砲か、イタリアの47mm砲みたいな直射重視の小口径砲にした方が良かったと思うんだ。
あの形になった経緯は分かるんだけど、ネタ元のドイツの山砲も肝心の精度がよくなかったみたいで
最初から「当たらない大砲」ってのが約束されてる感じで悲しい。

>>299
俺、たったいますごい武器考えた。
狙撃砲用外装式タ弾。
これ絶対'40年代のトレンドになると思う。かなりキてる。

301:名無し三等兵
10/07/07 00:26:50
大隊砲は車輪と復座装置ついてるけど実態は臼砲に近いからなあ
砲身を水平にしても撃てますよレベルの大砲

302:名無し三等兵
10/07/07 10:51:31
九二式歩兵砲は三脚化して牽引砲でなく分解駄載専用にしたらどの程度軽量化できたんだろう。

303:名無し三等兵
10/07/07 15:38:38
>>302
単に車輪分の重量が減るだけだから、40~50㎏程度の軽減だろう。
しかし車輪の分高さが減って、穴掘らないと本来の50度の高仰角がとれないだろう。
短砲身で曲者よりの砲なのに、直射専用の運用しかできなくなるし後装填なのに装填しづらい。
しかも平地でも馬1頭での牽引でなく、イチイチ分解して馬2頭での駄載になるだろう。
平地での咄嗟の射撃準備も遅れるし、デメリットが多すぎる。
3脚にするくらいなら、ドイツのミーネンベルファーか曲射歩兵砲みたいにしたほうが。

304:名無し三等兵
10/07/07 15:46:06
連隊砲で不思議なのが、当初は94式山砲採用で余剰になった41式を連隊砲に流用するのはわかるんだが。
既存の41式がなくなった時点で連隊砲も94式山砲に切り替えるべきだろうに。
なのに41式山砲を1935年から生産再開してるのが不思議だ。
しかも日中戦争で部隊が急速に拡大して、結局連隊砲だけでなく山砲部隊にも94式が足りなくなってる。
結果山砲部隊にも再び41式山砲や、ひどいとこは駐退器なしの31式山砲まで引っ張り出してる。
それでいて威力が弱いと105mmの99式山砲の新規量産もやったりと。

305:名無し三等兵
10/07/07 22:42:24 1hkIzPXG
>>304
言われてみればそうだな、砲列重量もほぼ同なのに。
なら開脚式で初速も早く射程も長い94式が有利なのは確かだもんね。
教育の問題だろうか?
歩兵用だから複数の火砲教育するのは混乱すると考えたとか?

306:名無し三等兵
10/07/07 23:04:40
41式も一応歩兵用に改造されてから配備されてるみたいだし
何等かの変更があったんだろうね

案外歩兵用の防楯が付けにくいとかだったりして…

307:名無し三等兵
10/07/07 23:13:39
>>303
車輪+防盾でちょうど50kg程度みたいだね。
速射砲の駄載重量見てると140kgくらいまでみたいだから、各部更に省略すれば1頭駄載行ける可能性はある。
まあでも
>車輪の分高さが減って
問題はここだよねぇ。

308:名無し三等兵
10/07/08 01:54:04
>>290
ソ連は57mm対戦車砲を造っているよ。1万門ちょっとしかだけど。

309:名無し三等兵
10/07/08 03:04:45
全然"しか"じゃねえだろ・・・orz

310:名無し三等兵
10/07/08 03:17:51
ZIS-2
重量:1,250kg
砲身長:4,160mm(73口径)


311:名無し三等兵
10/07/08 16:11:36
>>306
従来の山砲は間接照準で連隊砲は直接照準だから、主に照準器の違いでしょ。
>>307
駄載する場合の馬1頭あたりに乗せる荷物は90Kg程度までだぞ。
残りの40kgほどは馬具と餌で、砲の他に属品箱とかも必要になる。
日本の砲はただでさえギリギリまで軽量化してんだから、これ以上は耐久性の面で危険だ。


312:名無し三等兵
10/07/08 16:27:22
アジア歴史資料センターに歩兵用41式山砲の改修内容(レファレンスコードA03032127800)載ってるよ

313:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/10 08:38:15
>>304
結局部隊数の拡充に野砲の生産が追いつかなかったのが癌じゃないんかな
本来山砲編成部隊でなくていいところまで山砲編制にせざるを得なくなったことが原因でないかと
馬匹or自動車の数が足りてれば歩兵連隊にしてからが野砲のほうを望んでたわけで
正直なんもかも兵隊さんの頭数ばかり増やしすぎた弊害ですよな

十糎山砲は本来の山砲編成師団で十榴みたいな役割果たすことになってたから
そっちの線を引っ張る形で生産されてたんじゃないかと
まあグダグダですな

314:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/10 19:59:22
ところで不思議なんだが、馬匹とトラックでそんなにコストに差があるんだろうか。
馬6頭で運用するよりトラクター1台のが、安くつきそうにも思えるんだけど。
まあ結局当時は人件費ガ安いから、機械化より人海戦術になるのはわかるんだけどさ。
運用コストは大差なくても、更新するにはコストがかかるってのもあるだろうけど。
日本は戦闘員はともかく、砲や弾薬の運搬員の頭数が多すぎるのよね(結果補給の手間が増える悪循環)。
歩兵用火器って結構人力運搬できる事が前提に開発されてるし(速射砲も3人で人力牽引できる)。

315:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/10 20:37:43
>>314
機械化は、供給力のネックや初期コストとシステム全部更新せにゃならない問題があるからね
置き換えちゃったらもう戻れないし
どこの国もWW2時期までは大量の馬匹を抱えてた
結局それを全部トラックに置き換えられたのはアメリカだけ


316:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 00:49:29
馬は移動していればメシが補えるし上手く行けば現地調達も出来る
トラックは後方支援がしっかりしていないとただの鉄屑

弾薬手は継戦能力と補給増とのトレードオフだから一概には言えない

317:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 03:30:57
>>316
>>315で結論が出てる気もするが、馬って物凄く運用コストが掛かるらしいぜ。
ここで言うコストとは消耗品・労力・技能・環境含めての事。
馬が食べてくれる植物なんてその辺にはそうそうない。
ましてそれが大軍の需要を賄う量だけある事なんて滅多にない。
でなければこの世に牧草地なんてものは存在しない。馬は大量に水も飲む。
馬は修理も難しい。トラックと違ってサスペンションが一本折れたら全損だ。
おまけに生産コストだ。馬は必要な時に思った通りに増産出来ない。

これらの補給が移動の途中途中で頻繁に必要になる。
これが現地調達で都合良く手に入ると思ってるなら、
牟田口の「日本人は草食だから森林戦で補給は不要」並みの無茶。

馬インフラから発動機インフラに切り替える時間とコストの問題。
それをクリア出来るなら初期投資の後はトラックの方がはるかにコストが安い。
ローマ人が大量の奴隷に船を漕がせなければならなかったのは
あと1500年待たないと蒸気機関が登場しないからw

318:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 13:07:38
牛馬を扱うインフラと農耕牛馬は当時はそれなりに現地にある。ほぼ必ず。
ところがトラック輸送となるとなんでも全部揃えて持っていかなければならん。
ゼロから始めるよりはどれだけであっても既存設備を使えるのは便利だってのもあると思うな。
もっともそれにまともに期待すると牟田口さんのアレになっちゃうし、そもそも、軍用牛馬そのものは自前のを連れてくのが大前提だけど。

>>317
十五年戦争時に最も足りなかったのは軍馬の供給体制だったって話もあるよね。
余裕ない状況で徴発馬(農耕馬)に頼ってた日本の兵站の脆弱さはこの辺読むと泣ける↓
URLリンク(japanese-cavalry.cocolog-nifty.com)

319:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 15:30:30
>>318
結局軍馬もシステマティックに運用する以上、
生産力と物量の問題から逃げられないんだよね。
「自動車がなければ馬を使えば良いではありませんか」とは行かない。
古代から優秀な牛馬駱駝を豊富に運用出来たのはやっぱり大国だった。
中世以前から肩高1.7m級の巨大な重種馬を豊富に持っていた西欧と
日露戦争で国産種軍馬の脆弱さに慌てて、ようやく改善に取り組み始めた日本の差もあった。

旧軍だってWW1の状況に刺激されてか1920年代には結構熱心に機動化を模索し始めてるが、
産業界全体の底上げがないと10年20年で間に合うもんではないな。
敢えて言うなら南洋の小島や中国の荒野には牛馬の方が良かったと言えなくもない。
どこに行ってもガソリンと道路があるヨーロッパとは状況が違う。
ソ連軍みたいにトラックの大群で大陸横断補給路を作っちゃう国は別次元として。

320:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 16:14:41
>>319
鉄道と道路網とガソリン、ってインフラがある場所と無い場所での差はでかいよね。
フランス戦でドイツ軍が現地の(民間の)ガソリンスタンド押さえながら進撃したって話も。
日本の作戦域じゃほとんど望めないような話だもんネェ。

まあなんにしても、どっちも足りないんだから軽量火砲の人力担送に頼るって流れはどうしようもないんだけどね。

321:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 18:38:50
馬匹輸送の場合、燃料に該当する糧秣の補給が凄まじくネックなんだよな。
それと馬匹の自然消耗も結構高い。普仏戦争だと3割失ったぐらい。
作戦期間を考えるとWW2東部戦線のドイツトラック輸送部隊と同レベルの過酷な消耗だ。

322:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 21:03:35
>>321
輸送馬の糧秣を送るために輸送馬を使い、その輸送馬の糧秣を送るために更に輸送馬を使い、更にその(endless
ってやつだなw
まあトラックだって基本は同じだが、飼葉+濃厚飼料と燃料油じゃあカロリーあたりの比重が桁違いだからなあw


323:名無し三等兵
10/07/11 22:44:52 Ohrnz+1j
南方のに馬匹は不向きだよ。
牧草が採れず、馬は馬糧不足と高温多湿に弱って病気になる。
末期ルソン戦では、野重連隊ですら馬がいなくなって人力牽引!したほど...

緒戦の蘭印ジャワでは、舗装道路やガソリンスタンドといったインフラが
整備されてたのでそれを期待して自動車を多く配属したんだよね。
しかし蘭印軍の破壊工作が徹底していて利用は失敗したけど。

324:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 23:01:02
南方なら水牛かね?

325:名無し三等兵
10/07/12 04:41:01
宇垣軍縮で軍馬6000頭が削減されてるね。


326:名無し三等兵
10/07/12 12:33:23 otbAvwcb
牛は鈍重で辛抱がきかないから使い物にならん
インパールへ連れて行ったビルマ牛は山地行軍にたちまちへばって全滅した
兵がいくら引こうが銃剣でつつこうがダメだったとのこと

327:名無し三等兵
10/07/12 12:56:07
>>326
農耕馬だっていきなり徴発されて訓練されてなければそんなもんだよ

>>325
軍馬はトラックより寿命が短いんだなこれが…
ぶっちゃけ働かせなければガソリンやら軽油を一滴も食わない内燃機関より
維持するだけで大量のリソースが必要な軍馬の方が平時においてはずっとコストが高い兵器

あと、欧州各国でも馬匹主体と言うけど、それで確保すべきなのは鉄道駅からデポまでの数キロ~数十キロの兵站線に過ぎないという見方もある。
よく補給面で無限の長さに喩えられるベルリン←→モスクワ間でさえ1500kmしかないんだぜ。
更に、向こうの場合その地域には荒廃しているとはいえ元々馬匹のためのインフラがある。

最終的に人間の担送が一番頼りになったってのは悲しいけど、しょうがない面が多々あるなぁと思うのであった。

328:名無し三等兵
10/07/13 14:44:39
輸送の主力は大陸では鉄道、南方では船舶だけど。
でも山本七平の本とか読むと、馬の世話は大変そうだね。
行軍中に既存の厩舎があっても、疫病を恐れて厩舎を新設したりとか。
部隊拡大にあわせてそんなに大量に徴発したら、徴発先が効率低下して苦労しそう。
徴発先も馬が余ってる訳じゃないだろうし、農家とか馬いないと困るだろう(人も徴兵されて不足してるし)。
それと宇垣軍縮だけでなく、山梨軍縮でも1万3000頭の軍馬整理してる。
結局めぐりめぐって、工場で使う予定の工員を農家で使うとかになる。

329:名無し三等兵
10/07/13 21:10:32
>>328
そらまあ師団数削減されてるからそこの備品も減らされるわな
兵器は予備にされるかよそに回されるかするだろうが生き物はな~
宇垣軍縮だと一応軍の近代化の原資づくりが目的だから、いちおう(平時の)馬匹の必要量自体が多少は減ってるかもしれない

330:名無し三等兵
10/07/13 21:47:43
ちなみに頭数を6000頭減らすだけなら右の軍馬を左に回すようなやり方で数年間保管馬の買取り数を減らせばすぐに削減枠が埋まる、というか減ってしまうよ

331:名無し三等兵
10/07/14 14:16:13
>>288
じつは、どちらかといえば四一式に近い砲だったりするよ。
なぜか薬室の大きさが四一式と一緒なんだ。その気になれば突っ込むことができる。多分撃てないけど。(四一式は184.9mmで、九四式は292.5mm)
でも装薬を変更した上に薬量を増加させて初速を挙げているんだそうだ。

「山砲改造で楽しようぜ!」だったはずなのにほぼ新規開発じゃねえか…

332:名無し三等兵
10/07/14 15:34:09
その辺、戦車砲はほぼ全て新規開発に近いよ
例外は九〇式野砲を小改造したやつを改造した(ややこしい)三式戦車の主砲くらいなもんだ

まあ、弾薬筒の共用が部分的にでも可能なら、いいんでない
低圧で比較的低初速で自緊砲身以外の砲なんて結構簡単に開発できたってことなのかもしんない

333:名無し三等兵
10/07/14 19:07:10
ところで11年式平射歩兵砲や、曲射歩兵砲って配備されたのは連隊?大隊?
自動車化は94式自動貨車の採用で、輜重隊の半数を自動車化しようとしたり。
騎兵も捜索連隊に置き換えられたりしたけど。
結局日中戦争での急速な部隊拡大が挫折した大きな原因でしょ。
南方作戦で第5師団や第48師団は、他より機械化されてたって言うけどどの程度違う?


334:名無し三等兵
10/07/14 20:10:32
>>333
連隊に歩兵砲中隊があって平射・曲射各4門(2門装備の小隊が各種2個ずつ)運用してた

ここも参照

URLリンク(www21.tok2.com)

335:名無し三等兵
10/07/14 21:48:43 EaXIjGcu
>>333
第5・第48・近衛師団の3つが陸軍の"機械化"師団と言われるけど、
完全機械化ではないよ。
砲・工・輜重が機械化されてたけど、歩兵は乗車・銀輪・徒歩の混成。
それでもほぼALL徒歩の一般師団より遙かに良いけど。

336:名無し三等兵
10/07/15 04:54:20
日米陸海軍基地とか書かれた学研本では、第5師団は車輌を約850両(一般師団では
200両程度)を備えた機械化師団なんて書かれてたように憶えてる・・。

337:名無し三等兵
10/07/15 08:24:26
各種ひっくるめて850両じゃ段列まで完全機械化は無理なんじゃないか?
分隊ごとにトラック1輌と考えると2個歩兵連隊+砲兵くらいしか賄えないような

338:名無し三等兵
10/07/15 15:35:06
一番重いものを運ぶ、荷物持ちの砲兵と輜重兵が機械化するだけでだいぶ違うぞ。
歩兵は迅速な機動で敵を包囲殲滅するのに機動力は欲しいとこだが、荷物の量は別に個人で持てる程度だ。
マレー戦では東側の道路を南下する部隊と、西側を沿岸沿いに舟艇で南下する部隊とに分かれたな。
それでもシンガポール線では砲弾などの補給が追いついていけなかったけど。
それとマレー戦では戦車部隊や銀輪部隊が有名だが、英軍が破壊した橋を迅速に修理する工兵隊が大活躍してる。

339:名無し三等兵
10/07/15 20:56:52
>>336
戦史叢書「マレー進攻作戦」によれば

師団司令部(32両)、旅団司令部(5両)×2、歩兵聯隊(91両)×4、捜索聯隊(29両)、野砲兵聯隊(149両)、工兵聯隊(48両)、
通信隊(17両)、輜重兵聯隊(124両)、兵器勤務隊(15両)、野戦病院(20両)×2
師団合計859両

ただし、佐伯中佐(捜索連隊長)の回想では、上海出発時に、輜重兵聯隊装備の全部、歩兵部隊装備の半数、砲兵聯隊
装備の三分の一か四分の一を残してきたらしい。



340:名無し三等兵
10/07/15 22:24:42
歩兵聯隊に91輌か
乗車1個大隊、銀輪1個大隊、徒歩1個大隊、聯隊司令部(自動車化)って感じなのかねぇ

341:名無し三等兵
10/07/16 00:10:41
戦史叢書「蘭印進攻作戦」によれば

第48師団の歩兵聯隊の人員は約2550名で、自動車の定数は91両(実際は自動貨車約100両、乗用車4両、側車5両)、自転車約1000台を装備
聯隊の機動は、自動貨車・徒歩・自転車各三分の一が基準
自動貨車100両に聯隊本部・1個大隊・聯隊砲中隊・速射砲中隊・通信中隊が乗車、残りの2個大隊は自転車・徒歩・自動貨車の折り返し輸送が通例であったが
フィリピン攻略後に自動貨車(押収品?)が増加装備され、ジャワ転用時には聯隊全力の同時自動車輸送が可能になった

342:名無し三等兵
10/07/16 00:17:02
伊藤正徳著「帝国陸軍の最期」1で、車輌を連ねて新たな戦場へ向かう
最精鋭の第48師団と反対方向の道を、徒歩旧式装備でパターン半島の戦場へ向かう
老兵の65旅団が交差する光景が見られた なんて書かれてた・・。

343:名無し三等兵
10/07/16 00:37:00
戦史叢書「比島攻略作戦」にも、デナルピンおよびヘルモサ附近での両部隊の戦線交代時の状況として

この地域は、車輌で戦線から後退する第48師団と、その砂塵を浴びながら徒歩でこれから戦線に急ぐ第65旅団が相交錯し、じ後の第65旅団の苦闘を思いあわせるとき、両兵団の運の良し悪しを物語るようであった

って書かれてる

344:名無し三等兵
10/07/16 23:25:20
第48師団は山砲装備ながら、全部トラックに載せた貨車山砲で直射可、
M3軽戦車も近距離なら前面を撃破できたそうだから、南方派遣軍にとっては
非常に重要な戦力だったんだろうね。

345:名無し三等兵
10/07/17 01:23:48
山砲兵第48聯隊は4個大隊(各大隊は2個中隊)
フィリピン作戦時は、聯隊本部・第1~第3大隊・聯隊段列が自動車編制で、第4大隊のみ駄馬編制(聯隊の装備定数は、自動車158両・馬匹320頭)
ジャワ転進時に第4大隊も自動車編制に改編、全部自動車編制化

346:名無し三等兵
10/07/17 12:19:49 +PjGQirs
貨車山砲は日産80型自動貨車に94式山砲搭載したもの。
100mで55mm程度の貫徹力だから、前面装甲45.5mmのM3でも近距離で撃破可能。
山砲は前向きに積んだ物と後ろ向きに積んだものとがあり、前者は遭遇戦で
咄嗟に撃てるので重宝されたようだね。
実際比島戦ではM3を撃破・撃退してる(^o^)/~

347:名無し三等兵
10/07/17 18:39:59
精鋭48師団と交替した奈良旅団は、38式野砲装備で、定数割れ(1個大隊に6丁のみ)
のしかも38式重機関銃だったから、伊藤正徳は「言わば小銃だけの部隊」なんて
書いてたような・・。

348:名無し三等兵
10/07/19 20:25:27
馬匹→自動車化以前に、一次大戦での機関銃や各種歩兵用火砲の登場による
歩兵部隊の馬匹数の増大がある。日本はこの時点で既に出遅れてた感が・・・
そもそも、自動車以前に馬の数自体が足りなかったのではないの?

349:名無し三等兵
10/07/19 22:19:14
>>348

>>318辺りで既出だが決定的に軍馬の供給力が不足していた
 WW1後、砲熕兵器(特に野砲)の軽量化を求めてるのも突き詰めれば馬匹の不足が一因だね

350:名無し三等兵
10/07/19 22:42:53

週刊新潮に書いてあったんだけど
予算削減で自衛隊の装備と訓練内容の劣化が激しいらしいな
M3A1グリースガン、M1ガーランド、64式小銃、62式機関銃、M2ブローニング、M20改バズーカ、
M40A1無反動砲、L-90高射機関砲、FH-70榴弾砲、64式対戦車誘導弾、ホーク地対空誘導弾、
74式戦車、73式装甲車、75式自走榴弾砲、87式自走高射機関砲、78式戦車回収車、75式装甲ドーザー、
F-4EJ改戦闘機、P-3C哨戒機、RF-4E偵察機、RF-4EJ偵察機、E-2C早期警戒機、C-1輸送機、
AH-1S対戦車ヘリ、UH-1H輸送ヘリ、CH-47J輸送ヘリ、
ひえい/しらね級護衛艦、はつゆき級/あさぎり級護衛艦、はたかぜ級ミサイル護衛艦、はるしお級潜水艦が未だに現役だし、
自衛隊は中国様の侵略大艦隊相手に日本を防衛しきれるのか・・・かなり不安だぞ。

351:名無し三等兵
10/07/19 23:31:45
アメリカ軍がいるから大丈夫

352:名無し三等兵
10/07/20 10:58:53
>>350
まともに取材やらない週刊新潮を信じるのか

353:名無し三等兵
10/07/20 11:11:41
そもそも週刊誌記事を信じている時点で
カストリ週刊誌の存在意義はヌードグラビアだけ

354:名無し三等兵
10/07/20 11:54:05
ガーランドなんか302保安中隊にしかもうないよ

355:名無し三等兵
10/07/20 12:15:27
コピペを相手にするな。

356:名無し三等兵
10/07/20 13:31:11
>>348
そこでリヤカーの活用ですよ。
重機や弾薬の運搬程度ならリヤカーが活躍する余地は大きい。
駄載でないと運べないような地形なら、機械化しても無理な訳で。
馬車やトラックが通れる道であれば、リヤカーや自転車を活用すれば燃料も飼葉もいらない。
南方の場合は、海上トラックともいうべき大発などで、沿岸沿いに進軍するのが理想かな。
欧州みたいにインフラが充分でなく、様々な地形に適用してどこへでも進軍する日本軍は大変だ。
トラックの調達が難しいなら、せめて馬の代わりにオート三輪でリヤカー牽引。

357:名無し三等兵
10/07/20 14:02:50
>>356
人間様の飯も忘れないでやってくださいw

358:名無し三等兵
10/07/20 14:57:08
次の戦争では
その辺でダンボールや古紙を拾って回ってるリアカー部隊とか
アルミ缶を漁って回ってる銀輪部隊を活用しよう

359:名無し三等兵
10/07/20 15:39:35
>>356
自転車、リヤカーの類いはバカに出来ない。ベトナム戦のホーチミンルートは
自転車牽引のリヤカーが主力だったそうだけど、若い女でも250キロぐらいの物資
を運搬出来たらしい。100人いれば25トンだから相当なもん。
ただし、地形が平坦であることが条件。駄載でないとダメな地形では、やっぱり
使えない。

360:名無し三等兵
10/07/20 23:17:24
>>356
工兵士官だった比留間氏の体験談では、工兵学校でリアカー使うと「機械力に頼るな!」と教官に怒られたそうな。

361:名無し三等兵
10/07/20 23:19:28
リアカーにモーターつけりゃいいんじゃね?

362:名無し三等兵
10/07/21 04:18:34
そのモーターの動力源にコストが掛るだろうが!

363:名無し三等兵
10/07/21 21:57:12 MRrij1aR
オート三輪は四輪より低コストだし小さいから陸軍に向いてたと思う。
それなりに軍に徴用されて使われてたようだし。

364:名無し三等兵
10/07/21 22:30:25
>>363
全然向いてないだろ
不整地走破能力低くて積載能力も低い
所詮街場の配達用だ
足りなきゃそんなもんでも使うだろうが、でなきゃタイヤも一個足してまともな操舵系とサスペンション付いたトラック調達したほうが100倍マシ
小さくて安けりゃ何でも日本に向いてるって思うのはただの貧乏根性と偏見だぞ

365:名無し三等兵
10/07/22 04:17:00
>>364
>所詮街場の配達用だ

いやいや、オート3輪が真髄を発揮するのは山林道。
オート3輪と言うとミゼットのイメージが強いけど、昔の
狭く曲がりくねった林道は3輪トラックでないと走れなかった。
まともな林道が整備される以前の林業は3輪トラックが支えていたと
言ってもいいぐらい。

366:名無し三等兵
10/07/22 08:24:07
初代くろがね四起は今でも欲しいデザインだな

367:名無し三等兵
10/07/22 14:56:59
グライダーで挺進する滑空歩兵連隊が装備予定だった機関砲搭載くろがね四起の写真を見てみたいわ。
車載ってことは13.2mmのホ式機関砲辺りかな。

368:名無し三等兵
10/07/22 22:00:54 8ZpB4z6/
>>365
だね。
しかも三輪は小回りが利くから狭い山道に向いていたしね。


369:名無し三等兵
10/07/22 22:47:20
オート三輪が強いのは精々未舗装道路までだよ。
不整地や泥濘地や軟弱地では四輪以上にはかなわない。
60年代までの積載量増加も日本独特の免許制度がもたらした
いわば畸形的発達の結果で、それでも長尺2tが限界だ。
どんなにワイドトレッド化しても横転限界はあんまり上がらない。
当たり前の話だが横転の軸線は重心位置の前輪と
谷側後輪を結ぶ線にしかならないからだ。
世界中どこの軍も三輪トラックを採用した事がない理由。

370:名無し三等兵
10/07/23 06:04:59
九四式自動貨車や九五式乗用車でも相当の走破性を要求したしな

371:名無し三等兵
10/07/23 16:05:02
>>360
あれは訓練ならではのことだろ
リアカー使ったら訓練にならないじゃん

372:名無し三等兵
10/07/23 16:18:30
>>360
あれは前線にも必ずリヤカーがあるとは限らないから。
人力しか使えない場合の訓練という意味で、道具に甘えるなって意味でしょ。
>>364
もちろんメインはトラックや馬匹だけど、それらが足りない分を補う補助手段としては役に立つよ。
当時の三輪トラックは750ccで500kg積み程度が標準だったみたい。
94式自動貨車とかは採用基準が厳しくて、ただでさえ採算度外視で民間通常トラックより3倍のコスト高になってる。
これでは数が揃えられないし、馬匹牽引は1頭で250kg程度だから荷馬車の代わり位はつとまる。
くろがね四起みたいな偵察用はともかく、段列や輜重隊の弾薬運搬車ならいけるんでないかな。
くろがね四起も元々、陸王がバイク用2気筒1200ccエンジンを流用した軽便車両だ。

373:名無し三等兵
10/07/23 16:41:43
>>369
日本陸軍はライトトラックとして仮制式採用してますね

使われたのも比較的戦況の安定した南方染料地帯だったらしいし、仮制式だし、
未舗装でも道路がある後方なら使える→前線に持っていける機動力の高い車両増える→ウマー

的な発想だったのかな

374:名無し三等兵
10/07/23 16:42:17
オート三輪の利点としては、小回りがきく・運転が2輪車並みに簡単・安価な点などが挙げられる。
豊田・いすず・日産など大企業ではトラックを生産、マツダ・ダイハツ・くろがね等の中小メーカーで三輪を生産と住み分けもしやすい。
通常のトラックだって、本来は不整地走破性では褒められたものでなく、装軌車両が望ましい訳だが。
本格的なモータリゼーションの先駆け・習作として、1930年代に安価なオート三輪がもっと普及してれば自動車産業の成長にも役立つ。
URLリンク(www.pon.waiwai-net.ne.jp)


375:名無し三等兵
10/07/26 03:42:45
そしてケッテンクラートへ

376:名無し三等兵
10/07/26 06:32:39
あれは強引に言えば「八輪駆動オート九輪」とか
「十二輪駆動オート十三輪」みたいな存在だろう。
接地は「三点」でなく「一点+二面」だし。四輪車より複雑で高価。
ユニバーサルキャリアみたいな汎用装軌車をミニマムサイズにした物。

「操向機構と懸架機構を同一構造内で個別に作動させる」(全輪駆動だと駆動機構まで加わる)
という複雑化と高コストを避けたのが前一輪型三輪自動車、
ケッテンクラートは装軌車の操向機構に前一輪の操向機構と懸架機構を付け加えるという、
複雑化と高コスト化を敢えてやっている点でも、一見近いオート三輪とは逆行する存在。

377:名無し三等兵
10/07/26 07:02:29
ケッテンクラートが一見オートバイ風の操向装置を持っているのは
(操向機構は装軌車そのものだが)「感覚的に二輪・三輪っぽくて馴染み易い」以外に、
ミニマムサイズ故に操縦者がどっかり腰を下して入り込む車室がないから、
「バーハンドルで操向しつつ振り落とされないようにしっかりしがみ付ける」
意味が大きいんじゃないか?三・四輪ATVと装軌車に乗った経験があればピンと来るんだが。

あれで操向レバー二本だったら疲れるし怖いと思うよ。
中腰で腰掛けたシートに腰から上はむき出し、
体を揺さぶられる度に二本のレバーにしがみ付いたら
まともに操縦出来ないし操向機構にはあっと言う間にガタが来ると思う。
悪路で放り出される操縦手も出てくるはずだ。
頑丈なバーハンドルがあれば広げた両腕を突っ張って全体重を支えられる。

前一輪は低速良道での操向補助の機能ももちろんあるだろうが、
むしろ主眼はバーハンドルの安定装置だろう。自転車のフォーク同様、
車輪が転がっていればハンドルはセルフセンタリング・セルフスタビライズする。
複雑なフィードバック機構を使わなくとも車輪一個でこれが実現する。
後追いで理解だけなら俺にも出来るが、ゼロから発想した設計者は天才だろう。

ミリタリーマニアの人がこれを言うのは聞いた覚えがない。俺が聞いた事ないだけだろうか?
マニアの人はみんな「ドイツ人は凝り性だからでしょう」「あの前輪はあってもなくても同じ」
「オートバイを発展させる発想だからオートバイの観念が残ったんでしょう」で済ませてる。
確かにあの前輪はなくても走る。泥詰まりを嫌って外された事もあった。
でも前輪なしの操作感は不安定で疲れる物になったはずだ。

378:名無し三等兵
10/07/26 08:10:17
歩兵火器スレで動力貨車の話が出て
機甲兵力スレで大隊砲の話で盛り上がる捩れ現象

379:名無し三等兵
10/07/28 06:52:51
大隊砲最大の問題は砲弾、次が砲身が短すぎたことでしょ。
ただし、軽量かつ平曲両用なまま両者の問題を解決するには無反動砲とかを除けば小口径化するしかないわけだけど、むつかしい。

戦車の場合は機銃巣の撃滅には57mmやら47mmの榴弾でも充分(但し直射の場合)という話になってる。
一方支那軍の迫撃砲と対戦した連中からは70mmのままでも威力範囲不足を指摘されてる。
しかし57mmとかにしても200kg縛りじゃ代わり映えしなかったのではないか。
既に砲身の軽量化はぎりぎりまで行っちゃってるわけだから。

いっそ欲張らずに、というか馬匹牽引を前提にして自重300kgほどで諦めておけば良かったような気がする。

380:名無し三等兵
10/07/28 20:05:57
馬匹牽引自体が欲張り…泣ける

381:名無し三等兵
10/07/29 07:02:27
Da47/32って、狙撃砲をそのまんまでかくしたような砲が280kgだから
47mmクラスでも200kgに収めるなら相当にいろいろ軽量化しないと無理だろうね
狙撃砲ですら175kgだからのぉ
ちなみにDa47/32の徹甲弾は初速630m/sなのに榴弾は初速280m/sって極端すぎるw

貫通力自体はM3 37mmや2pdr.QF並みでこれらより砲が軽量
完全後知恵で言えば日本はむつかしい歩兵砲と速射砲の開発を諦めて
折衷案としてこっちをベーラー社から買っとくべきだったかもね

382:名無し三等兵
10/07/29 08:08:09
Da47/32ってイタリア軍が使っていたやつだっけ?

383:名無し三等兵
10/07/29 08:28:45
>>382
そうです

セモベンテの主砲として紹介されるときは「優秀な自走対戦車砲であった」
戦車の主砲として紹介されるときは「登場時期が遅すぎた」
牽引砲として紹介されるときは「貫通力不足で威力の弱い歩兵砲としてしか使えなかった」
と紹介されるくらい中途半端な性能

榴弾の重量は2.4kg弱で、日本で言うと57mm戦車砲とほぼ同様
徹甲弾の重量は1.4kg強で一式47mm砲よりやや軽く、低初速のため貫通力は40mmクラス(500mで43mm)
運行重量は315kgで37mm対戦車砲クラス、最大射程は7000mと山砲クラス
まあミニマムな野砲です

384:名無し三等兵
10/07/29 08:45:05
ちなみに>>381とか>>383だけだと結構よさげに見えるんだけど

・92式歩兵砲より威力半径が狭い(同等の弾重の57mm戦車砲と同じと仮定すると16m。92式は22m)
・M3 37mm砲より600gも重い徹甲弾を発射するのにAP弾の貫通力は似たようなもの
 (ただしM3は一定数配給されていたAPCBCを使うと一式47mm砲並みの貫徹力に化ける)
・軽量化のため? 姿勢低下のため? 車輪が小さく自動車牽引が不可能
・直射射程が2000mしかないのに防盾もない…

と、やっぱりギリギリで造られてる弊害はあるのでした。


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