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TK-X 新型戦車10年度配備へ
1996年から開発が進められていた陸上自衛隊の新型主力戦車が実用段階に達し、2010年度中にも配備がスタートすることになった。
国の10年度予算に13両分の経費が盛り込まれた。新型戦車は08年2月に防衛省技術研究本部が公表した新戦車試作車両(TK-X)を制式化するもので、
重量44トンと現用主力の90式戦車(約50トン)より1割以上の軽量化に成功したのが特徴だ。
車体サイズも小さくなり、移動が容易な分、緊急時の展開能力も高くなる。平
たん地での最高速力は時速70キロメートルに達し、戦場での機動力も申し分ない。搭載する主砲は44口径120ミリ滑腔砲と90式と同じ水準だが、
新型砲弾の採用で打撃力アップが期待されている。
自車のセンサー類で観測したデータと他の車両や部隊から送られてくるデータを統合・共有し、敵の状況を的確に判断できる「C4I」システムを陸上自衛隊の戦車として初めて装備したのも大きな特徴だ。