10/02/03 20:42:12
>>219
-インタビュー/防衛事業庁チェ・ジョンオ少佐
「輸出には支障ない」
-国会の予算削減により、黒豹戦車のトルコへの輸出に支障はないか。
「格別支障はない。トルコへの技術輸出契約と戦車予算削減は別個の事項だ。パワーパックはオプシ
ョン品目の中の1つなので、輸出には問題がない。トルコの戦車開発事業と関連して、トルコ側と契約
した技術輸出内容には、パワーパックが含まれなかったために、技術輸出契約の履行とは関係がな
い。」
-黒豹戦車の欠陥は何であり、どのように直しているのか。
「黒豹(K-2)戦車は、戦車に入るパワーパック(エンジンおよび変速機、冷却装置)を、2005年から20
10年まで国内で研究開発し、現在、試験評価中にある。現在の欠陥が発生した部分はエンジンであり、
エンジンの駆動系ベアリングの損傷が主な欠陥原因で、現在、国内外のエンジンコンサルティング専門
業者が原因を分析中である。
参加業者は英国のリカルド(Ricardo)社とドイツのFEV社、オーストリアのAVL社、韓国のネトジサなどだ。
2010年2月末までに、原因の分析結果に基づき対策案を確定し、一部の部品の設計補完を行い部品を
製作し、性能確認試験を経て、今年10月から2011年8月までの10ヶ月間、パワーパックに対する統合試
験評価(開発試験評価と運用試験評価を総合して実施)をする計画だ。」
-国会の国防委員会で黒豹事業の予算を削減したことと関連して問題はないか。
「算定された原価を基準に予算を編成した。2010年に配分された予算は、手付金として全体の量産事業
を準備するためのもので、事業の推進には問題はない。管理を強化して、戦車と関連した原価管理、精
算指針を別途制定して厳格な精算管理をする。」
-しかし現代ロテムは予算削減により、従来のような量産はできないという立場だ。
「明らかなのは、手付金(の削減)は量産計画に及ぼす影響はないものと判断されるということだ。」