09/12/11 03:35:09
Key in Afghanistan: Economy, Not Military
By Bob Woodward
Washington Post Staff Writer
Wednesday, July 1, 2009
CAMP LEATHERNECK, Afghanistan
URLリンク(www.washingtonpost.com)
2009年12月1日のオバマ演説で3万増派が発表されたのを機会に古い記事を持ち出して増派と戦略練り直し(
戦略目標の縮小)へと繋がる道を辿ってみる
594:名無し三等兵
09/12/11 03:52:17
Kevin Beson退役陸軍大佐の近況 SAMS25周年で語っている
公式チャンネル
SAMS 25th Anniversary: Kevin Benson Promo HD
URLリンク(www.youtube.com)
595:名無し三等兵
09/12/11 04:16:43
>>593 記事中でアフガンの兵力規模は来年にかけて激しく論じられるかもしれぬ。
ある上級将校は個人的には、タリバンを駆逐したあと地域や町を保持する対内乱戦略を
行うには10万名以上の兵力を展開する必要があると話している。
という下りがある。結局、6万8千名に3万名増派で10万名近くになるわけで
情報が正確であることに驚く。
また、ヘルマンド州知事Gulab Mangalが更迭される可能性についても記事は触れている
#閣僚および知事が発表されるのはこれから
596:名無し三等兵
09/12/11 22:02:35
last updated at 11:07 GMT, Friday, 11 December 2009
Airbus A400-M takes off on maiden flight
URLリンク(news.bbc.co.uk)
スペインでA400-M、初飛行
last updated at 09:57 GMT, Friday, 11 December 2009
New military Airbus A400-M takes inaugural flight
URLリンク(news.bbc.co.uk)
同じく動画と簡単な解説
597:名無し三等兵
09/12/12 03:32:30
last updated at 11:44 GMT, Friday, 11 December 2009
UN Afghan envoy opts not to extend job contract
URLリンク(news.bbc.co.uk)
アフガンの国連特別代表カイ・エイダ、二期目の続投は無し
・任期は2010年5月まで
・エイダ氏は後任探しを始めるよう国連に要請
同氏は2009年アフガン大統領選挙での対応を巡り批判を受けていた
598:名無し三等兵
09/12/12 10:32:23
Riz Khan - General Stanley McChrystal - 9 Dec 09 - Part 1
URLリンク(www.youtube.com)
マクリスタル大将のインタビュー 後半は視聴者からの質問に答えている
後半
URLリンク(www.youtube.com)
599:名無し三等兵
09/12/12 23:13:13
URLリンク(blog.stevenpressfield.com)
族長インタビュー
URLリンク(blog.stevenpressfield.com)
下記主張の論考
#global securityで知る。2006年だったかのアンドリュークレピニビッチのイラク部族宥和戦術論文をもっと
直截に書いたような内容。アフガンは部族社会であることを重視し部族部隊に特殊部隊チームを送り込んで
部族長老と人的関係、信頼を築くのが治安確保の唯一の道と主張している。
600:名無し三等兵
09/12/13 01:02:21
>>599 ベトナム戦争時の山岳民族(モンタニャール)をグリーンベレーが支援し民兵として組織していた
話が極めて近い。新聞報道での公式線と異なり、部族民兵に武器弾薬を供与し、俸給を支払うことを明記してある。
601:名無し三等兵
09/12/13 01:18:29
Tribal Security System(Arbakai) in Southeast Afghanistan
URLリンク(www.crisisstates.com)
が参考文献で紹介されている。また、2009年5月あたりの新聞記事も主張補強で引用されている。
602:名無し三等兵
09/12/13 01:48:54
Pakistan chieftain hunts down Taliban
A Pakistani tribal chief is leading thousands of armed men to hunt down Taliban fighters.
By Isambard Wilkinson in Lakki Marwat
Published: 12:57PM BST 22 Sep 2008
URLリンク(www.telegraph.co.uk)
パキスタン領内の部族長が部族の土地を守るため民兵を組織しタリバンを撃退したという記事
部族民兵の可能性を示すものとして引用されていた。
603:名無し三等兵
09/12/13 02:04:40
Thursday, December 10, 2009
25th's new leader familiar with Isles
Champoux served in two postings at Schofield Barracks
By William Cole
Advertiser Military Writer
URLリンク(www.honoluluadvertiser.com)
補任が発表されたのはBernard S. Champoux少将で現在は
陸軍長官付き法務首席連絡将校(chief legislative liaison for the Secetary of the Army)
ニューハンプシャー州Saint Anselm大学で修士卒
1996年から1998年までハワイ、スコーフィールドにて第27歩兵連隊第1大隊長
2003年10月から2005年6月まで、第25歩兵師団長補(作戦担当)でWahiawa postに勤務
アフガニスタン派遣では第76連合合同任務部隊(CJTF76)副司令官を務める
・交替の日取りは発表されていない
現任のRobert L. Caslen Jr.少将は1階級進んで陸軍諸兵科連合センター(カンザス州フォートレーベンワース)司令官へ転出
第25師団の戦地派遣の状況
2009年10月、11月にイラク北部から第3旅団と師団本部(4500名)が帰還
第2旅団(ストライカー旅団)(4300名)は2010年夏にイラク派遣予定 2009年2月、3月にバグダッド北部、Taji、Tarmiyah、Abu Ghraib
から帰還(ストライカー装甲車おおよそ330両)
2009年8月、第25ヘリ旅団(Combat Aviation Brigade)(2400名)は1年間の予定でイラク派遣。ヘリ100機近くを伴う。
604:名無し三等兵
09/12/13 22:03:22
URLリンク(www.youtube.com)
第二次世界大戦時、パルチザンがドイツ軍の輸送列車を脱線させるべく線路を爆破する画像とその顛末
Sdkfz.251のような車両が見えるような気がするが一瞬のため分からず。
605:名無し三等兵
09/12/14 16:25:14
Arghandab and the Battle for Kandahar
by Michael Yon
13 December 2009
Kandahar, Afghanistan
URLリンク(bighollywood.breitbart.com)
米陸軍第2歩兵師団第5旅団の1個大隊が任務についていたArghandab川流域の話
the bear went over the mountainやthe other side of the mountainからこの流域での戦闘例を引き
ムジャヒディンの世代の指導者が亡くなったことが治安の不安定化に繋がったとみている
Mullah Naqibは2007年10月に心臓発作で亡くなる カルザイ大統領は子息を後継に指名したが
経験も力量も不足していたものとみられる
・タリバンはMullah Naqibを殺害しようとしたが失敗
この記事では大隊は任務を達成し、掃討し終えて次の任務に移るという書き方
・武装勢力はパキスタン領内で越冬し、春に戻り戦う
・航空攻撃を恐れ、家屋内ではなく果樹園(ザクロ、ブドウなどが著名)にて起居している つまり果樹園の樹木を
掩蔽として使い、地雷を敷設している 果樹は農家にとっては長期投資であり成長するのに5,7年、その後50年収穫可。
606:名無し三等兵
09/12/14 23:58:39
アフガンに兵1名を1年間派遣すると、一人につき100万ドル掛かるという考察
URLリンク(www.csbaonline.org)
航空機(ヘリ、ジェットを含む)の燃料などもあわせると、一人につき8000ガロン必要で、1ガロン輸送するのに
25ドルから45ドル(危険な区間を通るほど警備コストが増大)かかる。したがって、兵一人につき20万ドルから35万ドルの燃料
コストだけで掛かっている。
さらに元になっているCRS(米連邦議会調査局)のレポート
The Cost of Iraq, Afghanistan, and Other
Global War on Terror Operations Since 9/11
Amy Belasco
Specialist in U.S. Defense Policy and Budget
September 28, 2009
URLリンク(www.fas.org)
607:名無し三等兵
09/12/16 09:27:16
December 13, 2009
Insurgent infiltrators terrorise Kabul's ruling class
Miles Amoore in Kabul
URLリンク(www.timesonline.co.uk)
アフガニスタンの首都カブールに武装勢力が浸透し、政府官僚や軍人警官を脅迫しているという記事
・夜間に家のドアに脅迫状が打ち付けられる
・市中心部に近い貧困地区に隠れ家、爆弾製造場を確保、政府の腐敗に幻滅した住民から食料、現金、武器の提供を受ける
国道1号(カンダハルなど南部とカブールを結ぶ主要道)が首都に入るCompany districtで脅迫活動あり
・地区は平屋が密集する貧困地区
・同地区で診療所を営むEhsan Anwari博士(元はアフガン軍医)は相手は我々が誰で、どこに住み、何をしてるか
知っていると語る
・先月、警官をしている兄弟の家を、武装勢力が正門から製油を注ぎ込んで爆破しようとした
兄弟が銃で撃つと、下手人は逃げた 門には迫撃砲弾、爆発物、弾薬が残されていた
・警察に通報したが、武装勢力を恐れて夜間に現場にこようとしなかった
2009年に、陸軍佐官二人が同地区を徒歩で通勤していたところ、武装勢力に殺害された
・この殺害で政府官僚多数が生命の危険を感じ、地区から出て行った
住民は警察が麻薬密輸、売春組織、実業家誘拐をこととする犯罪組織を撲滅できないから武装勢力を支持
すると話す
先月、Wardak州で裕福な茶商の子息を誘拐した4名が武装勢力の検問所で高価な靴、ジーンズ、革ジャケット
に気付かれて拘束、拷問の末、Maidan Shahにて公開処刑される
・茶商は子息が戻ってきた御礼で武装勢力に20万ドルを寄付
・この話は国道1号一帯の地区に広まった
#冬季の都市ゲリラ活動なんだろうか?
608:名無し三等兵
09/12/16 09:42:42
Camo tested in Afghanistan
By Matthew Cox - Staff writer
Posted : Saturday Dec 12, 2009 12:41:04 EST
URLリンク(www.armytimes.com)
アフガニスタンでの新型迷彩選定のための現地試験の模様を伝えている記事
・2010年1月おそくに選定される可能性あり
現地では選定チームが実際に新型迷彩を着用し、自前で警戒をして基地の外で
地形の中を歩き、写真を撮影したとのこと
609:名無し三等兵
09/12/16 09:56:19
G.I.’s Learning to Stand Down as Iraqis Step In
By JOHN LELAND
Published: December 4, 2009
KIRKUK, Iraq
URLリンク(www.nytimes.com)
キルクークでの米軍とイラク治安部隊の共同の模様を報じているルポ
・市内に米軍は入っているが、爆破現場ではイラク治安部隊の対応を見守っている
610:名無し三等兵
09/12/16 10:01:35
New Afghanistan deployments announced
Staff report
Posted : Tuesday Dec 15, 2009 18:16:01 EST
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
米海兵隊のアフガン増派第一陣、第6海兵連隊第1大隊は、12月15日出発
そのほかの増派およびそれ以前から予定されているアフガン派遣部隊の陣容
611:名無し三等兵
09/12/16 21:11:45
ここに学校をつくろう! (単行本)
グレッグ・モーテンソン デヴィッド (著), 堤 江実 (翻訳)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
Three Cups of Teaは翻訳されている版があることを知る
612:名無し三等兵
09/12/16 21:29:18
Japan deploys military against Sea Shepherd: Captain Paul Watson
Mard Dodd From: The Australian December 16, 2009 6:32PM
URLリンク(www.theaustralian.com.au)
シーシェパードと放水銃で応酬しあったらしき第2昭南丸は、日本側調査捕鯨団全9隻のうち、
シーシェパードにマンツーマンで張り付いて行き先を船団に報告し、船団本体を逃がす役らしい。
シーシェパードのWatson船長が衛星電話で話すところによると、第2昭南丸にフリーマントル出港時からずっと尾行されている
・日本側は航空機を使い、シーシェパードの船舶を捜索、シーシェパード側は氷山へ向かい撒こうとしている
日本側は母船1、キャッチャーボート4、観測船1、補給船1、警備船2からなる
#記事は豪州が主張する南氷洋水域での調査捕鯨に反対するよう政治家に働きかけているが動きが鈍いという感触
で書いている
ここらは鯨を食べる食文化というのが色々あって微妙である
613:名無し三等兵
09/12/16 23:26:45
Corps considering a range of rucks
By Amy McCullough and Rob Curtis - Staff writers
Posted : Tuesday Dec 15, 2009 6:49:55 EST
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
URLリンク(militarytimes.com)
米海兵隊の背負い具更新の話 幾つか有力候補がある模様で民間市販品も含まれている
現在使っているのは背中の防弾セラミック板が支給される以前のもので、フレームの反りが
あわず、荷重の分散ができないという話
614:名無し三等兵
09/12/17 00:52:21
Super Hornet fighters to curb Brisbane night noise
From: The Australian December 15, 2009 12:00AM
URLリンク(www.theaustralian.com.au)
豪州空軍は、2010年からのF-111退役開始からF-35が2015年に導入されるまでの間の繋ぎとして
F/A-18スーパーホーネット24機を60億ドルで導入
・2010年4月までに4機、残り20機も2011年までに順次揃う
・配備される基地はAmberleyでブリスベーンから40km南西にあり騒音軽減のため夜間飛行と低空飛行に制限が設けられる
ブリスベーン沖の訓練空域との往復に際して最低高度が設けられる
・往復ではAmberley基地とBrisibane空港の高高度回廊が用いられる
・Pullenvale、Brookefield、Mount Coot-tha、The Gap、Ashgroveの上空を飛行する
Amberley周辺住民のため夜間飛行は夜11時まで。夜10時以降は旋回飛行も続けさせない
615:名無し三等兵
09/12/17 01:32:02
the army in india and the development of frontier warfare 1849-1947
半ば過ぎまで読み終える。
今の西側流の戦争方法と異なり、当時の英軍は懲罰遠征というのをやる。
部族が蜂起したら、根城まででかけてゆき家屋を破壊し、村に居座り、根をあげた
部族男子が降りてきて交渉に応じるまで居座るなどしていたらしい。
インド駐留軍全体の話がつかめていないのでところどころ事情を察しにくい
ところがあるが、小銃の有効射程が伸びてゆき(前装から後装へ)、部族戦士に
普及するにつれて戦術が変化したことが大きく書かれている。
山砲(駄載)の導入は比較的早かったが、航空機、装甲車、装軌車両、速射砲
などは第一次世界大戦が終わってから。
北西辺境での丘陵山岳戦に特化した訓練をどこで行い、野外勤務規定自体を改訂するか、
また、北西辺境向けにインド駐留軍とは別個の軍組織を編成するか、などは大規模作戦ごと
に度々問題となっている。欧州の平原での通常戦向けの訓練と山岳戦の訓練、いずれを
重視すべきかで板ばさみとなるなど今の不正規戦(対内乱戦)と通常戦を巡る議論と似る。
616:名無し三等兵
09/12/17 01:40:40
>>615 続き
もう一つ。北東辺境でのジャングル戦も特別の教範や訓練が必要ではと論じられた時期がある。
また、グルカ大隊は北西辺境での戦闘で特別な訓練をせずとも対応できており、評価が高く、
大規模な作戦を開始したものの、指揮下大隊が信頼できず増援できたグルカ大隊を先鋒にし、
手持ちを後方連絡線の確保に廻したなどの話が出てくる。
ここらは、第二次世界大戦で日本軍がビルマでグルカと戦い、悩んだあたりの前奏なのかもしれぬ。
1930年代より以前、様々な新装備が入り毒ガスまでも使える可能性がでてくる以前は、英軍も
山砲と小銃で戦っている。そこらの記憶が受け継がれており、同様の装備で戦う日本軍相手に
慣れていたということはないんだろうか。グルカ兵やインド兵の除隊年齢や除隊後の身の振り方など
もしらぬのでなんともいえない。
また、部族出身者を民兵にしたり、辺境部隊に入隊させることは多々あり、部族戦士として敵対する
こともあったとも書かれている。
いずれせよ、英軍が延々と手を焼き続けた地帯であり、パキスタン軍の作戦も懲罰遠征的なものに
留まるのかもしれない。