SBCTについて その11at ARMY
SBCTについて その11 - 暇つぶし2ch579:名無し三等兵
09/12/09 08:26:50
U.S. Boots On Congo Ground
A New Kind of Force Could Provide Security
By Michael O'Hanlon
Friday, August 14, 2009
URLリンク(www.washingtonpost.com)

>>578 で引き合いに出されていた寄稿

コンゴ、ダルフールなどで米国が主導して事態に対処するには地上戦力の投入が不可欠。
人員捻出の一策として、平和活動師団(peace operations division)の創設を提言
旅団3、4千名で師団1万5千名 服役2年間で基礎訓練12週間、専門訓練12週間で派遣可能とする
待遇は軍と同一 低烈度紛争であるから高度な戦闘技能、訓練は必要とされず、基本的な歩兵訓練でよい

580:名無し三等兵
09/12/09 08:45:03
同じく脚注で住民保護を基調とする対内乱戦へ通常戦志向から転換して成功した例とされる
マラヤ内乱における英軍という通説を否定したとして紹介されている論考
 Hearts and Minds'? British counter-insurgency from Malaya to Iraq
URLリンク(pdfserve.informaworld.com)


581:名無し三等兵
09/12/09 08:54:14
NOVEMBER 30, 2009
Soviets' Afghan Ordeal Vexed Gates on Troop-Surge Plan
By YAROSLAV TROFIMOV
KABUL
URLリンク(online.wsj.com)
>>569 ソ連のアフガン侵攻と現在のアフガン戦争を比較する記事 下部の図表と同じことを発言していた
しかし記事内容はナジブラ政権がムジャヒディン諸勢力のソ連撤退後攻勢に持ちこたえたことを強調している

582:名無し三等兵
09/12/09 11:09:45
Patrick Cockburn: Sunni bombers will not restart the war
Wednesday, 9 December 2009
URLリンク(www.independent.co.uk)
イラクでアルカイダは2ヶ月おきに大規模な爆弾事件を起こし、政府諜報機関高官を厳重な警備に関わらず暗殺する
能力を保っているが、バグダッド圏では現在スンニ派は全人口500万名のうちわずか数十万名で
バグダッドはシーア派の都市へと変貌し、国内人口ではシリアとヨルダンへの難民流出の結果、
かつての2割だったのが12%へと低下しており、宗派内戦を引き起こす可能性は無いとしている

Columbia University's School of International and Public Affairs, Dr Michael Izady の研究を引いている

#記事中ではイラク総選挙を3月6日としているが、その後1日ずれて3月7日 選挙法成立

583:名無し三等兵
09/12/09 17:39:43
Corps asks for ideas on pack system
Staff writer
Posted : Tuesday Dec 1, 2009 11:57:42 EST
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
米海兵隊の第2偵察大隊A中隊の画像あり
TFレイダーは打撃部隊でタリバン組織に対する襲撃を行うためのもの

記事は海兵隊が新型パックを産業界に求めている話
2010年1月22日ソルトレイクシティーにて産業界との会合、同日はOutdoor Retailer(パックの製造業者の展示会)が
開かれている。個人防護具をまとっているときおよびまとっていないときで、胴部に荷重を分散させられるものを求めている

2010年1月19日にはラスベガスにて防弾ベスト(body armor)の産業界との会合予定されている
同日はShot Showで個人防護具のメーカーが集まる。未知の軽量で革新的な装甲に関心あり

584:名無し三等兵
09/12/09 19:03:12
Photos: Ospreys at War in Afghanistan (Updated)
By Nathan Hodge December 7, 2009 | 11:25 am |
URLリンク(www.wired.com)
米海兵隊のオスプレイ、実戦に参加
・アフガニスタン・ヘルマンド州Now Zad川流域にて海兵隊の発動した攻勢Cobra's Angerに参加している

585:名無し三等兵
09/12/09 21:26:17
Ospreys enter Afghanistan with more firepower
By Amy McCullough - Staff writer
Posted : Monday Dec 7, 2009 18:48:32 EST
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
アフガンにいるMV-22オスプレイは10機 後部ランプの機銃を7.62mmから12.7mmへ格上げしたほか、
腹部に7.62mm機銃を装備している

この機銃はinterim defense weapon systemで現在8基有しており、3基は米本国で訓練・評価用で
残る5基はアフガンにあり、全周に銃を指向可能で重量800ポンド、8時間で取り付けられる。
操作は銃手がコントローラー(TVゲームのに似ている)を使う 機体下部の前方監視赤外線センサーの
画像をモニターで見て操作
・取り付けられる機体は固定されたままだろうとCraig Thomas大尉(海兵隊の報道官)は話している

海兵隊では暫定的な装備との位置づけでアフガン派遣で評価していくとのこと

2009年11月にオマーン湾の揚陸艦バターンから2時間の飛行でアフガン入り

#オマーン湾とはパキスタン沖合いのことだろうか? オマーンからではイラン上空を通過することになるが

586:名無し三等兵
09/12/09 22:53:15
Relations with Norway at crossroads
By Dan Lamothe - Staff writer
Posted : Tuesday Jul 21, 2009 12:19:25 EDT
TRONDHEIM, Norway
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
米海兵隊のノルウェー国内補完事前集積装備、両国の軍事関係の話
・制度の発足は1981年、両国の合意による
ノルウェー中央部の地下壕6箇所と飛行場2箇所を含む70万平方フィートの施設を海兵隊は利用
ノルウェー人従業員を訓練し、運営
・その見返りとしてノルウェー側は攻撃を受けた場合、海兵隊が防衛するのを織り込んで計画を立てる
・年間経費は2千万ドル以下で、両国で負担

冷戦集結で海兵隊側は作戦拠点として訓練、対内乱、不正規戦を支援する軸とする途を探っている
・2009年6月にノルウェー側との合同会合であるMCPP-N Plan Groupが開かれた
・決定には至っていないが、MRAPやLAVを保管する、頻繁に装備を国内外に出し入れするなどが検討されている
・ノルウェー国内道路・橋梁を海兵隊車両が通行可能か、CFE通常兵器条約の制約、海兵隊側の事前集積態勢
全体の検討などが必要


587:名無し三等兵
09/12/09 23:12:26
続き

海兵隊の事前集積態勢はフロリダ州Blount Island Commandで船隊を管理し、ノルウェーへ派遣され車両整備
している予備役を出している
・ノルウェーに集積されている分で1個海兵遠征旅団を航空機で少々運び込むだけで装備可能

米海兵隊では今後は大規模戦争でなく小規模紛争に備えて事前集積態勢を再構築することを検討
現在、インド洋、地中海、太平洋に各1個船隊(5隻)を置き、それぞれ1個海兵遠征旅団分を積んでいるが、
その搭載装備を検討中
・戦車中隊2個分、水陸両用強襲車両中隊1個、砲兵中隊2個分を船隊のうち少なくとも1つから下ろし、
かわりにLAV中隊1個、トラック中隊内の小隊2個、建設重機を搭載することをPP&Oでは提案
・これらは不正規戦対応で、住民との関係構築なども見通したもの
PP&Oの作戦長であるRonald Johnson准将は承認済みで、今月海兵隊の三ツ星将官が検討する
その後、海兵隊司令官Conway大将へとあがり、廃案となるか、手直しの上承認されるかが決まる

PP&OとはPlans, Policies & Operations

588:名無し三等兵
09/12/09 23:18:53
ノルウェー側では事前集積態勢よりも、今後の海兵隊との共同訓練に関心あり
・最後の演習は2005年ノルウェーで開かれたBattle Griffin(15カ国、1万4千名)
米海兵隊から1個大隊参加

ノルウェー側は計画グループ会合でノルウェーの訓練施設を強調
・極地圏内に位置するものもあり、海兵隊の必要に適う
・2009年に予定されていた演習がキャンセルされたのはCFE条約で必要なウクライナの承認が間に合わなかった
ためと海兵隊側は伝える
・また、Cold Response 2010を計画中であり、海兵隊から1個歩兵中隊と海兵特殊作戦軍の教官の一隊が参加する

589:名無し三等兵
09/12/10 14:42:16
December 08, 2009
DoD Announces Replacement Unit for Iraq Rotation
URLリンク(www.defense.gov)
2011年夏、メリーランド陸軍州兵第29ヘリ旅団(2600名) イラク派遣

URLリンク(29thcombataviationbrigade.com)

590:名無し三等兵
09/12/11 02:42:58
New Armored Vehicles for Spain
URLリンク(www.defense-update.com)
スペイン、8輪装甲車300両の調達を検討中 現在、機甲歩兵部隊は6輪装甲車を使用 その代替となる
・現在使っているのはBMR-600 
・既存の実績ある車両から選定
・現在は、イタリアのIvecoのLMV、南アフリカBAEのRG-31を使っている
・また、4輪装甲車の要求もある(小隊、分隊支援向け)

候補となりそうなのはピラーニャ、パンデュールⅡ(GDのスペイン子会社Santa Barbaraあり、GDヨーロッパを通じて
関係あり)
スペインのGTD(仏のNexterと組んでVBCI改良型) VBCIは仏陸軍が使用している
イタリアのIveco(トラック製造子会社Enasa、BMR-600の原製造メーカー、Frecia VBM、SuperAVあり) Freciaはイタリア陸軍使用
ドイツ・オランダのARTEC(Boxer) ドイツ、オランダで使用実績あり
フィンランドのPatria(AMV) ポーランド陸軍が使用

かりに実戦経験を加味する場合、対象となるのはピラーニャ(LAV、ストライカー)、AMVのみに絞られる

591:名無し三等兵
09/12/11 03:04:47
December 08, 2009
Joint Press Conference with Secretary Gates and President Karzai from Kabul, Afghanistan
URLリンク(www.defense.gov)
カルザイ大統領とゲイツ米国防長官、カブールにて共同記者会見
以下冒頭コメントや質問への回答からあちこち適当に拾う

カルザイ発言
・アフガンが自身で治安部隊を賄うには15から20年間掛かるであろうとカルザイ大統領発言
アフガン新内閣について閣僚名簿は来週、火曜か水曜あたりに議会提出できる

ゲイツ
2011年7月に始まる治安権限委譲は段階的で、現地の状況に応じて行われる 地区毎、州毎に条件が許せば進められる
アフガンの汚職、腐敗については国際社会の援助のあり方を見直すことで貢献できる




592:名無し三等兵
09/12/11 03:25:03
IED threat shadows Marines' every move
Marines in Afghanistan confront the problem of improvised explosive devices with skill and intuition,
while making an extra effort to avoid civilian casualties.
By Tony Perry
Times staff writer Laura King in Kabul contributed to this report.
November 24, 2009
Reporting from Nawa, Afghanistan
URLリンク(www.latimes.com)
昼間は金属探知機を先頭に道をパトロールし、夜間は暗視装置と狙撃銃に射殺命令で仕掛け爆弾に対抗
・しかし、ヘルマンド州の農民は夏の間、日中の酷暑をさけて夜間に農作業することあり
農民は明かりを携行し、音を立てるよう警告を受けている
海兵隊の側にはスコップを持つ者は爆弾を埋める武装勢力ではなく、農民の可能性のほうが大きいと伝えられている

Nawaに米海兵隊が入ったのは2009年7月 武装勢力側は当初、RPGと自動小銃で対抗しようとしたが敵わず
仕掛け爆弾を使い始めた
・仕掛け爆弾は無辜の徒歩通行人やバイクに乗った者なども死傷させている
・海兵隊では医療後送する者は海兵ら自身よりアフガン人のほうが多い

タリバンも民間人の被害を少なくしようと戦略を変えると発表、おそらくはマクリスタルの取り組みに対抗する意図がある
と思われる しかし、目標が魅力あれば民間人を巻き込むことも絶やさないでおり、カブールで仏軍将官を殺害しようと
市場にロケットを撃ち込んだことあり
・米海兵隊も武装勢力が戦術を変えたと感じており、軍が使用することの多い道路に爆弾を仕掛けるようになった
・海兵隊がパトロールに使う道で爆弾が見つかる一方、Nawaの市場への道は通行可能となっている
・武装勢力はたえず爆弾の種類、仕掛ける位置を変えている
・爆弾の材料は、対戦車砲弾を発見することもあるが、硝安肥料が多い

593:名無し三等兵
09/12/11 03:35:09
Key in Afghanistan: Economy, Not Military
By Bob Woodward
Washington Post Staff Writer
Wednesday, July 1, 2009
CAMP LEATHERNECK, Afghanistan
URLリンク(www.washingtonpost.com)
2009年12月1日のオバマ演説で3万増派が発表されたのを機会に古い記事を持ち出して増派と戦略練り直し(
戦略目標の縮小)へと繋がる道を辿ってみる


594:名無し三等兵
09/12/11 03:52:17
Kevin Beson退役陸軍大佐の近況 SAMS25周年で語っている
公式チャンネル
SAMS 25th Anniversary: Kevin Benson Promo HD
URLリンク(www.youtube.com)


595:名無し三等兵
09/12/11 04:16:43
>>593 記事中でアフガンの兵力規模は来年にかけて激しく論じられるかもしれぬ。
ある上級将校は個人的には、タリバンを駆逐したあと地域や町を保持する対内乱戦略を
行うには10万名以上の兵力を展開する必要があると話している。

という下りがある。結局、6万8千名に3万名増派で10万名近くになるわけで
情報が正確であることに驚く。

また、ヘルマンド州知事Gulab Mangalが更迭される可能性についても記事は触れている

#閣僚および知事が発表されるのはこれから


596:名無し三等兵
09/12/11 22:02:35
last updated at 11:07 GMT, Friday, 11 December 2009
Airbus A400-M takes off on maiden flight
URLリンク(news.bbc.co.uk)
スペインでA400-M、初飛行

last updated at 09:57 GMT, Friday, 11 December 2009
New military Airbus A400-M takes inaugural flight
URLリンク(news.bbc.co.uk)
同じく動画と簡単な解説

597:名無し三等兵
09/12/12 03:32:30
last updated at 11:44 GMT, Friday, 11 December 2009
UN Afghan envoy opts not to extend job contract
URLリンク(news.bbc.co.uk)
アフガンの国連特別代表カイ・エイダ、二期目の続投は無し
・任期は2010年5月まで
・エイダ氏は後任探しを始めるよう国連に要請

同氏は2009年アフガン大統領選挙での対応を巡り批判を受けていた

598:名無し三等兵
09/12/12 10:32:23
Riz Khan - General Stanley McChrystal - 9 Dec 09 - Part 1
URLリンク(www.youtube.com)
マクリスタル大将のインタビュー 後半は視聴者からの質問に答えている

後半
URLリンク(www.youtube.com)

599:名無し三等兵
09/12/12 23:13:13
URLリンク(blog.stevenpressfield.com)
族長インタビュー

URLリンク(blog.stevenpressfield.com)
下記主張の論考

#global securityで知る。2006年だったかのアンドリュークレピニビッチのイラク部族宥和戦術論文をもっと
直截に書いたような内容。アフガンは部族社会であることを重視し部族部隊に特殊部隊チームを送り込んで
部族長老と人的関係、信頼を築くのが治安確保の唯一の道と主張している。

600:名無し三等兵
09/12/13 01:02:21
>>599 ベトナム戦争時の山岳民族(モンタニャール)をグリーンベレーが支援し民兵として組織していた
話が極めて近い。新聞報道での公式線と異なり、部族民兵に武器弾薬を供与し、俸給を支払うことを明記してある。

601:名無し三等兵
09/12/13 01:18:29
Tribal Security System(Arbakai) in Southeast Afghanistan
URLリンク(www.crisisstates.com)

が参考文献で紹介されている。また、2009年5月あたりの新聞記事も主張補強で引用されている。

602:名無し三等兵
09/12/13 01:48:54
Pakistan chieftain hunts down Taliban
A Pakistani tribal chief is leading thousands of armed men to hunt down Taliban fighters.
By Isambard Wilkinson in Lakki Marwat
Published: 12:57PM BST 22 Sep 2008
URLリンク(www.telegraph.co.uk)
パキスタン領内の部族長が部族の土地を守るため民兵を組織しタリバンを撃退したという記事

部族民兵の可能性を示すものとして引用されていた。

603:名無し三等兵
09/12/13 02:04:40
Thursday, December 10, 2009
25th's new leader familiar with Isles
Champoux served in two postings at Schofield Barracks
By William Cole
Advertiser Military Writer
URLリンク(www.honoluluadvertiser.com)
補任が発表されたのはBernard S. Champoux少将で現在は
陸軍長官付き法務首席連絡将校(chief legislative liaison for the Secetary of the Army)
ニューハンプシャー州Saint Anselm大学で修士卒
1996年から1998年までハワイ、スコーフィールドにて第27歩兵連隊第1大隊長
2003年10月から2005年6月まで、第25歩兵師団長補(作戦担当)でWahiawa postに勤務
アフガニスタン派遣では第76連合合同任務部隊(CJTF76)副司令官を務める
・交替の日取りは発表されていない

現任のRobert L. Caslen Jr.少将は1階級進んで陸軍諸兵科連合センター(カンザス州フォートレーベンワース)司令官へ転出

第25師団の戦地派遣の状況
2009年10月、11月にイラク北部から第3旅団と師団本部(4500名)が帰還
第2旅団(ストライカー旅団)(4300名)は2010年夏にイラク派遣予定 2009年2月、3月にバグダッド北部、Taji、Tarmiyah、Abu Ghraib
から帰還(ストライカー装甲車おおよそ330両)
2009年8月、第25ヘリ旅団(Combat Aviation Brigade)(2400名)は1年間の予定でイラク派遣。ヘリ100機近くを伴う。

604:名無し三等兵
09/12/13 22:03:22
URLリンク(www.youtube.com)
第二次世界大戦時、パルチザンがドイツ軍の輸送列車を脱線させるべく線路を爆破する画像とその顛末

Sdkfz.251のような車両が見えるような気がするが一瞬のため分からず。

605:名無し三等兵
09/12/14 16:25:14
Arghandab and the Battle for Kandahar
by Michael Yon
13 December 2009
Kandahar, Afghanistan
URLリンク(bighollywood.breitbart.com)
米陸軍第2歩兵師団第5旅団の1個大隊が任務についていたArghandab川流域の話
the bear went over the mountainやthe other side of the mountainからこの流域での戦闘例を引き
ムジャヒディンの世代の指導者が亡くなったことが治安の不安定化に繋がったとみている

Mullah Naqibは2007年10月に心臓発作で亡くなる カルザイ大統領は子息を後継に指名したが
経験も力量も不足していたものとみられる
・タリバンはMullah Naqibを殺害しようとしたが失敗

この記事では大隊は任務を達成し、掃討し終えて次の任務に移るという書き方
・武装勢力はパキスタン領内で越冬し、春に戻り戦う
・航空攻撃を恐れ、家屋内ではなく果樹園(ザクロ、ブドウなどが著名)にて起居している つまり果樹園の樹木を
掩蔽として使い、地雷を敷設している 果樹は農家にとっては長期投資であり成長するのに5,7年、その後50年収穫可。

606:名無し三等兵
09/12/14 23:58:39
アフガンに兵1名を1年間派遣すると、一人につき100万ドル掛かるという考察

URLリンク(www.csbaonline.org)

航空機(ヘリ、ジェットを含む)の燃料などもあわせると、一人につき8000ガロン必要で、1ガロン輸送するのに
25ドルから45ドル(危険な区間を通るほど警備コストが増大)かかる。したがって、兵一人につき20万ドルから35万ドルの燃料
コストだけで掛かっている。

さらに元になっているCRS(米連邦議会調査局)のレポート
The Cost of Iraq, Afghanistan, and Other
Global War on Terror Operations Since 9/11
Amy Belasco
Specialist in U.S. Defense Policy and Budget
September 28, 2009
URLリンク(www.fas.org)


607:名無し三等兵
09/12/16 09:27:16
December 13, 2009
Insurgent infiltrators terrorise Kabul's ruling class
Miles Amoore in Kabul
URLリンク(www.timesonline.co.uk)
アフガニスタンの首都カブールに武装勢力が浸透し、政府官僚や軍人警官を脅迫しているという記事
・夜間に家のドアに脅迫状が打ち付けられる
・市中心部に近い貧困地区に隠れ家、爆弾製造場を確保、政府の腐敗に幻滅した住民から食料、現金、武器の提供を受ける

国道1号(カンダハルなど南部とカブールを結ぶ主要道)が首都に入るCompany districtで脅迫活動あり
・地区は平屋が密集する貧困地区
・同地区で診療所を営むEhsan Anwari博士(元はアフガン軍医)は相手は我々が誰で、どこに住み、何をしてるか
知っていると語る
・先月、警官をしている兄弟の家を、武装勢力が正門から製油を注ぎ込んで爆破しようとした
兄弟が銃で撃つと、下手人は逃げた 門には迫撃砲弾、爆発物、弾薬が残されていた
・警察に通報したが、武装勢力を恐れて夜間に現場にこようとしなかった

2009年に、陸軍佐官二人が同地区を徒歩で通勤していたところ、武装勢力に殺害された
・この殺害で政府官僚多数が生命の危険を感じ、地区から出て行った

住民は警察が麻薬密輸、売春組織、実業家誘拐をこととする犯罪組織を撲滅できないから武装勢力を支持
すると話す

先月、Wardak州で裕福な茶商の子息を誘拐した4名が武装勢力の検問所で高価な靴、ジーンズ、革ジャケット
に気付かれて拘束、拷問の末、Maidan Shahにて公開処刑される
・茶商は子息が戻ってきた御礼で武装勢力に20万ドルを寄付
・この話は国道1号一帯の地区に広まった

#冬季の都市ゲリラ活動なんだろうか?

608:名無し三等兵
09/12/16 09:42:42
Camo tested in Afghanistan
By Matthew Cox - Staff writer
Posted : Saturday Dec 12, 2009 12:41:04 EST
URLリンク(www.armytimes.com)
アフガニスタンでの新型迷彩選定のための現地試験の模様を伝えている記事
・2010年1月おそくに選定される可能性あり

現地では選定チームが実際に新型迷彩を着用し、自前で警戒をして基地の外で
地形の中を歩き、写真を撮影したとのこと




609:名無し三等兵
09/12/16 09:56:19
G.I.’s Learning to Stand Down as Iraqis Step In
By JOHN LELAND
Published: December 4, 2009
KIRKUK, Iraq
URLリンク(www.nytimes.com)
キルクークでの米軍とイラク治安部隊の共同の模様を報じているルポ
・市内に米軍は入っているが、爆破現場ではイラク治安部隊の対応を見守っている



610:名無し三等兵
09/12/16 10:01:35
New Afghanistan deployments announced
Staff report
Posted : Tuesday Dec 15, 2009 18:16:01 EST
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
米海兵隊のアフガン増派第一陣、第6海兵連隊第1大隊は、12月15日出発

そのほかの増派およびそれ以前から予定されているアフガン派遣部隊の陣容

611:名無し三等兵
09/12/16 21:11:45
ここに学校をつくろう! (単行本)
グレッグ・モーテンソン デヴィッド (著), 堤 江実 (翻訳)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
Three Cups of Teaは翻訳されている版があることを知る


612:名無し三等兵
09/12/16 21:29:18
Japan deploys military against Sea Shepherd: Captain Paul Watson
Mard Dodd From: The Australian December 16, 2009 6:32PM
URLリンク(www.theaustralian.com.au)
シーシェパードと放水銃で応酬しあったらしき第2昭南丸は、日本側調査捕鯨団全9隻のうち、
シーシェパードにマンツーマンで張り付いて行き先を船団に報告し、船団本体を逃がす役らしい。

シーシェパードのWatson船長が衛星電話で話すところによると、第2昭南丸にフリーマントル出港時からずっと尾行されている
・日本側は航空機を使い、シーシェパードの船舶を捜索、シーシェパード側は氷山へ向かい撒こうとしている

日本側は母船1、キャッチャーボート4、観測船1、補給船1、警備船2からなる

#記事は豪州が主張する南氷洋水域での調査捕鯨に反対するよう政治家に働きかけているが動きが鈍いという感触
で書いている
ここらは鯨を食べる食文化というのが色々あって微妙である

613:名無し三等兵
09/12/16 23:26:45
Corps considering a range of rucks
By Amy McCullough and Rob Curtis - Staff writers
Posted : Tuesday Dec 15, 2009 6:49:55 EST
URLリンク(www.marinecorpstimes.com)
URLリンク(militarytimes.com)
米海兵隊の背負い具更新の話 幾つか有力候補がある模様で民間市販品も含まれている

現在使っているのは背中の防弾セラミック板が支給される以前のもので、フレームの反りが
あわず、荷重の分散ができないという話

614:名無し三等兵
09/12/17 00:52:21
Super Hornet fighters to curb Brisbane night noise
From: The Australian December 15, 2009 12:00AM
URLリンク(www.theaustralian.com.au)
豪州空軍は、2010年からのF-111退役開始からF-35が2015年に導入されるまでの間の繋ぎとして
F/A-18スーパーホーネット24機を60億ドルで導入
・2010年4月までに4機、残り20機も2011年までに順次揃う
・配備される基地はAmberleyでブリスベーンから40km南西にあり騒音軽減のため夜間飛行と低空飛行に制限が設けられる

ブリスベーン沖の訓練空域との往復に際して最低高度が設けられる
・往復ではAmberley基地とBrisibane空港の高高度回廊が用いられる
・Pullenvale、Brookefield、Mount Coot-tha、The Gap、Ashgroveの上空を飛行する

Amberley周辺住民のため夜間飛行は夜11時まで。夜10時以降は旋回飛行も続けさせない

615:名無し三等兵
09/12/17 01:32:02
the army in india and the development of frontier warfare 1849-1947
半ば過ぎまで読み終える。

今の西側流の戦争方法と異なり、当時の英軍は懲罰遠征というのをやる。
部族が蜂起したら、根城まででかけてゆき家屋を破壊し、村に居座り、根をあげた
部族男子が降りてきて交渉に応じるまで居座るなどしていたらしい。

インド駐留軍全体の話がつかめていないのでところどころ事情を察しにくい
ところがあるが、小銃の有効射程が伸びてゆき(前装から後装へ)、部族戦士に
普及するにつれて戦術が変化したことが大きく書かれている。

山砲(駄載)の導入は比較的早かったが、航空機、装甲車、装軌車両、速射砲
などは第一次世界大戦が終わってから。

北西辺境での丘陵山岳戦に特化した訓練をどこで行い、野外勤務規定自体を改訂するか、
また、北西辺境向けにインド駐留軍とは別個の軍組織を編成するか、などは大規模作戦ごと
に度々問題となっている。欧州の平原での通常戦向けの訓練と山岳戦の訓練、いずれを
重視すべきかで板ばさみとなるなど今の不正規戦(対内乱戦)と通常戦を巡る議論と似る。

616:名無し三等兵
09/12/17 01:40:40
>>615 続き

もう一つ。北東辺境でのジャングル戦も特別の教範や訓練が必要ではと論じられた時期がある。
また、グルカ大隊は北西辺境での戦闘で特別な訓練をせずとも対応できており、評価が高く、
大規模な作戦を開始したものの、指揮下大隊が信頼できず増援できたグルカ大隊を先鋒にし、
手持ちを後方連絡線の確保に廻したなどの話が出てくる。

ここらは、第二次世界大戦で日本軍がビルマでグルカと戦い、悩んだあたりの前奏なのかもしれぬ。
1930年代より以前、様々な新装備が入り毒ガスまでも使える可能性がでてくる以前は、英軍も
山砲と小銃で戦っている。そこらの記憶が受け継がれており、同様の装備で戦う日本軍相手に
慣れていたということはないんだろうか。グルカ兵やインド兵の除隊年齢や除隊後の身の振り方など
もしらぬのでなんともいえない。

また、部族出身者を民兵にしたり、辺境部隊に入隊させることは多々あり、部族戦士として敵対する
こともあったとも書かれている。

いずれせよ、英軍が延々と手を焼き続けた地帯であり、パキスタン軍の作戦も懲罰遠征的なものに
留まるのかもしれない。


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