SBCTについて その11at ARMY
SBCTについて その11 - 暇つぶし2ch355:名無し三等兵
09/11/04 13:17:15
アルジェリア、対チュニジア側のモーリス線や対モロッコ側のシャール線は基本海岸線からサハラ砂漠の
地傍変化線までの約300kmしか伸びていませんでした。

ほぼ10kmおきに自動射撃で遠隔操作される105mm砲
障害の眼前50m幅の地雷原
主障害有刺鉄線が3列、このうち高圧電流が流れる有刺鉄線が並行に2線
接触センサーと投光器
1~2時間おきの巡察とそれに必要な自動車用道路と鉄道
万一の突破に備えて待機するヘリと固定翼、そして空挺部隊
それらを維持する片側数万(モーリス線だけで一晩あたり8~10個連隊程度を稼動させ、交代を含めるともっと必要)膨大な兵站
しかも、モーリス線の場合は険峻な地形と敵勢力内のど真ん中に設置しなければならなかったので、南北の線は切れ目なく続いていたが
東西の並行線は間隙が多く、その広さは第1線から第3線まで70kmを越えている。3線キッチリ並んでいたのは全工程の半程度。いわゆるザル状態。
シャール線はその点を汲んで地中海からBeni Ounifの西方70kmまで、ほぼ全線3列並行化している。

それでも数万人の強行突破や坑道戦術のうち、数%は成功しアルジェリア国内に浸透していた。
結局は聖域たる隣国に打撃を加えることができなかった為、もぐら叩きに終始していた。
モロッコ、チュニジア、マリなどに諜報機関による中堅指導者の暗殺や施設装備に対する破壊工作が実施されるも、芳しくは無かった。

アフガニスタン国内のみに目を向けるのであれば、隔離壁もありかもしれないが、所詮はコテ先だけの対症療法。
そもそも、欧米軍を防御線の維持に投入するにはあまりにも兵力は過小すぎるし、アフガン軍・警察の腐敗はどうしようにも無い。
根治治療するのであれば、パキスタンに大部隊を介入、アフガン・パキスタン住民をゲリラから引き離し味方に付け、敵対勢力は徹底撃破、しかないと思う。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch