09/10/16 08:43:35
October 15, 2009
French troops were killed after Italy hushed up ‘bribes’ to Taleban
Tom Coghlan
URLリンク(www.timesonline.co.uk)
既に日本でもTimesを引用する通信社電で流れている記事
イタリアの情報機関がタリバン司令官や軍閥に数万ドルの賄賂で攻撃を控えてさせていたのを知らず、
イタリア軍から地域を引き継いだ仏軍が穏和な地域と勘違いし、軽い準備のまま部隊をパトロールに出したところ、
武装勢力の伏撃をうけて仏軍兵士10名戦死、21名負傷に至ったという話
・この伏撃は2008年8月18日 イタリア軍が地域から去って1ヵ月後に、カブールから東に65キロのSarobi地区にて発生
・前年のイタリア軍の戦死者は1名のみ
・カブールのNATO司令部ではSarobiのイタリア軍の復興事業を賞賛
・イタリア軍も人心収攬の成功例として報道機関に見せていた
仏軍は2個小隊(およそ60名)、中機関銃2丁、兵一名あたり弾100発携行、無線機の数も十分でなく
航空支援、砲撃支援の事前調整無し
・戦死した仏軍兵士の多くは処刑による殺害
・地域に米国特殊部隊がいて航空支援を要請しなければ事態はさらに悪化していた、とNATOの事後調査は述べている模様
・仏第8海兵空挺連隊の部隊は山を越えて1時間半かけて到着
・翌朝、航空支援で武装勢力(タリバンとHizb e-Islami混成)が退くまで部隊は罠に陥ったままだった
・数週間後に仏人報道人により、武装勢力の者が仏軍兵士の軍装と小銃、時計をした写真が撮影されている
米国は電話の傍受によりイタリア情報機関の賄賂をしり、事件発生の数週間前に駐ローマ大使を通じて抗議
・賄賂はヘラート州で顕著だった
・各司令官に定期的に数万ドルを支払っていた
・イタリアの目的は本国での政局を困難とするような伊軍の損害を防ぐこと
2007年10月、アフガニスタン西部でイタリアの情報機関員(agents)が誘拐されている
・英軍特殊部隊が救出したが、その際1名は死亡
・両名はタリバンに支払いをしようとしていて拉致されたとイタリアでは報道されている