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2009年8月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙より
約54年前の結党以来、自民党が野党の座に甘んじた時期は11カ月間にも満たない
(有権者が拒絶したというよりは、党内分裂の結果だった1993年から1994年にかけての一時期)。
中選挙区制を取っていたため、有権者がある自民党候補者に不満がある場合は、いつでも別の自民党候補者を選ぶことができた。
この制度の下では、汚職や恥知らずな利益誘導型の政治が当たり前だった。
連立与党を構成する政党間の反目によって、すぐさま自民党が政権に返り咲く道が開かれ、
社会党が代表を務めるが、自民党の閣僚によって支配される政権が誕生した。
だが、豊かで教育水準の高い日本の多くの有権者にとって、このような不自然な政治連携は、
政権の座にとどまるという以上の理由がないまま自民党が存在しているという証拠でしかなかった