09/07/12 18:57:27
私がホテル勤めをしていた頃の話。
ある披露宴、新郎が赤軍の方でした。同僚の軍人達は制服で出席。
披露宴も御披楽喜に近づき、新郎のおにいさんの挨拶がありました。
一通りの祝いの言葉の後に、自分が戦場にいた事、弟と同じ戦いを生き延びのを誇りに思う事、
自分達の不甲斐なさのせいで人民には苦労を掛けていると思う事、
たとたどしくですが話されました。
同僚達は知らなかったらしく酔っ払っていたのが、段々背筋が伸びていき神妙に聞き入っていました。
挨拶が終わり高砂の席の一人が「どこで戦っておられたのだ?」と尋ねると、新郎は小声で
「モスクワの政治将校です」
それを聞いた軍人一同すっ転ぶような勢いで立ち上がりおにいさんを殴り出しました。
おにいさんも見事なパンチを返されました。
私はその後は仕事になりませんでした。
ウェイトレスの女の子達が急いで通報しました。