09/05/06 16:45:06
連れと一緒に渋谷に行く。目的は文化村で行われる
「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」展
2時間くらいかけて、ゆっくりと絵を見て回る。。
イラリオン・プリャニシニコフ「空っぽの荷車」
URLリンク(tphv.ru)
身を切るような寒さの中 雪原の泥道を橇に引かれ、ひとり故郷へ帰る10台の学生。
橇の上で、俯いて休んでいる彼の横には、大事そうに紐で固めた本の束
この絵を見た感想
「そういやジューコフは貧農の子で、子供のころはモスクワで
奉公に出ていたっていうな。この少年は若き日のジューコフの姿かもしれん・・・」
シーシキン「森の散歩」
URLリンク(cardiac.exblog.jp) 上から三段目
麗らかな日差しの差し込む白樺の森 道を行く幸せそうな夫婦の姿
俺の感想
「前に読んだゼップ・アラーベルガー著'最強の狙撃手'にこんな風景があったな。
森の多いこういう地形で出会う狙撃兵って本当に怖かっただろうな。装甲兵器もこの地形では使えない・・・」
レーピン「レーピン夫人と子供たち あぜ道にて」
URLリンク(cardiac.exblog.jp) 最下段
春?の陽光に包まれた一面の草原 画家レーピンの妻と乳母、幼い3人の子供たち
俺の感想
「この開豁地、少数でも虎が配備されてて、守りに入ればかなり持久できるな。
視界がいいから虎の火力優越を十分に活かせる。88mmで2000mから
T34をアウトレンジできるぞ。」
「しかし傍らの森は厄介そうだ ここに76.2mmを持ち込まれると
草原を進撃する戦車の側面を狙われることになる。側面だと500mでも危険だ。
こちらが進撃する場合、この地形は厄介だどうしよう」
ロシアのうつくすい風景を描いた名画を前に、戦争のことしか連想できない自分に絶望したw