南雲忠一中将を再評価するスレ(保)at ARMY
南雲忠一中将を再評価するスレ(保) - 暇つぶし2ch642:GF長官
09/06/03 21:03:15
>>637 そうですね。
個人的には、原少将は丹波哲郎氏にお願いしたかった。
『連合艦隊』の小沢長官役や、『二百三高知』の児玉参謀長役が好きだったので。
黙祷

>監督・脚本じゃあないのですか
監督は無理。そういうセンスがないので。口だけ出す気楽な立場が良いですねぇ。

>>638 南雲スレ乙事件w
申し訳ないです。今週に入って急に仕事が忙しくなりまして(毎晩11時頃帰宅)
今日は定時でしたが、今週はもうダメかも・・・何卒了承サレ度


643:GF長官
09/06/03 21:04:40
>>639 有難うございます。興味深いですね。
夜間砲撃で混乱しているところに、友永攻撃隊来襲となったら効果甚大。
>ハルゼーなら問題なし、エンタープライズで砲撃戦すらやりそうだし
これは見てみたい。ようやく赤城の20センチ砲が活躍する時が来たようだ!

しかし、ソロモン戦での、
ガ島砲撃のため三式弾準備→敵艦隊出現→徹甲弾への弾種変更間に合わず
→三式弾が命中するも威力減
空母戦における兵装転換とよく似ているなぁ。

ちなみに、”完勝”だった金剛・榛名のガ島砲撃では、栗田長官の指示により、
金剛→三式弾、榛名→徹甲弾
と分けられていたそうです。
これは、三式弾の在庫が少なかったためのやむを得ない手段ではありましたが、
艦上機の兵装も空母毎に分けた方が良かったかも、と思ってしまう・・・


644:GF長官
09/06/03 21:11:05
耳より情報。
昨晩偶然見つけたのですが、『名将の采配』
(NHK 毎週(火)0:10- 30分)

初回は「カンネーの戦い」。
どこの国の教科書にも載っている、戦術の基本中の基本「両翼包囲」ですね。
兵棋演習を見ているようで、とても分かり易かった。

今でもイタリアでは、子供を叱るときに、
「悪い子にしていると、ハンニバルに連れて行かれるよ!」と言うらしい。
泣く子も黙る何とやらだ。

次回は「厳島合戦」。
全7回という話なので、「東郷ターン」に期待。
今年はスペシャル大河『坂の上の雲』を放映するんだから、頼みますよNHKさん!
でも、近代戦はやらんかな・・・


645:GF長官
09/06/03 21:46:04
>>636の続き

この夜、原少将の胸に秘められていたのは、「捲土重来」の四字であった
ことに疑いはない。
断じて、”Yes, we can.” などではありませんw

「勝敗は兵家も事期せず 羞を雪ぎ恥を忍ぶは是れ男児
 江東の子弟才俊多し  捲土重来未だ知る可からず」 (『烏江亭に題す』杜牧)

「烏江亭」とは、中国安徽省の地名(長江の辺で南京の近く)
   

646:GF長官
09/06/03 21:47:22
>>645の続き

漢楚の興亡の時、楚の項羽が漢の劉邦に敗れて、烏江亭まで逃げのびて来た。

すると渡し場の頭が、
「項羽さま、どうぞ私の船でお渡り下さい。この長江を渡れば、向こうはあなたの
国です。もう一度王となって盛り返して下さいませ」と言う。

ところが項羽は、からからと笑って、
「いや渡らん。天命が自分を見放したのだ」と断り、自害します。

この「江東の子弟」を、「五航戦の搭乗員」と置き換えれば、そのまま原少将の
胸中に通ずるのではないかと。

それにしても、『史記』の「項羽本紀」は名文揃いですなぁ。
「虞や虞や 若(なんじ)を奈何(いかん)せん」


647:GF長官
09/06/03 21:49:01
>>646の続き

自らの敗北を「天命」と認め自決するのも、また一つの生き方でありましょう。

しかし、「忠節を尽くすを以て本分とする」帝国軍人にとって、任務遂行はまた
命であります。
原少将が選んだのは、「人事を尽くして天命を待つ」の方でした。

甚だ私見で恐縮ですが、この時の彼の不屈の闘志こそ、翌日のレキシントン
沈没を呼び込んだものと考えています。
逆境においてこそ、人物の真価が問われる。指揮官は尚更。

つまり、あれは偶然(日本側にとっては運良く、米側にとっては運悪く)引火した
のではなく、原少将の勝利への執念が「引火させた」のだと信じたい。


648:GF長官
09/06/03 21:50:00
>>647の続き

昭和19年8月11日、グアム陥落の後も、現地日本軍はゲリラ戦を続行し、
それから4ヶ月。友軍逆上陸の望みを断たれた海軍の生き残り8名は、筏を
作ってグアムを脱出し、比島へ向かおうと企てました。

その距離は1000浬以上にもなり、到底不可能と思われたのですが、なんと
漂流中に偶然、伊四七潜に遭遇し、全員救助されたのです!


649:GF長官
09/06/03 21:51:06
>>648の続き

「とかく絶望に打ちひしがれそうになる7人に、
『間もなく友軍のところへ到着できるぞ』と激励の言葉をかけ続けた伊藤少尉も
偉大な人だった。
優秀な軍人である少尉は、物事を決して否定的に考えない人生の達人である
と私は敬服した。

人間はいかなる逆境にあっても、常に希望を持って生き続けるべきで、決して
否定的な言葉を吐いてはならない、というのが真理だと私は感じた。
とくに指揮官の場合は、重要なことである。

宇宙のことはすべて真理であり、必然であって、偶然ということ、棚からぼた餅
ということは起こらない。すべて因縁果の法則通り、寸分の狂いもなく推移する
のである。
肯定的な意識は、良因となって良果を現出するということになるに違いないの
である」                        (『回天発進』重本俊一/著)


650:GF長官
09/06/03 21:51:48
>>649の続き

「如何なる逆境においても、否定的な言葉や思考を持ってはならない」
極めて難しいことではありますが、不可能を可能にする、寡を以て多を制す等は、
戦場においては、決して珍しいことではない。

原少将にとっても、この「索敵計画変更」は、大きな賭けだったでしょうが、見事
その賭けに勝利しました。
翌日の五航戦の「捲土重来」に期待しましょう。


651:名無し三等兵
09/06/04 00:50:23
戦には五つの要点がある。
戦意ある時闘い
戦えなければ守る
守れなければ逃げる
残るは、降りるか死だけ。
司馬仲達

司馬仲達と云う人も、状況の「機」をみて戦略をたてれる人だったようです。

奥行きのある大陸での戦いと、海上での空母決戦とでは、大きな違いがあるでしょうが、
如何なる戦いにも、「機」はあり此れを掴み取れるかどうかは、指揮官の才覚によるものでありましょうかね?

某麻雀漫画では、ありませんが、戦いの勝敗は、「運」のやり取りで決まる。
「運」は個人が持っている物、此れをやり取りするのが、博奕。

山本長官が、
「博奕をやらない男はろくな者ではない」
と言ったとか言わなかったとか…

そんな風に思うのであります。

追伸
麻雀の際は司馬仲達の言葉は役立つであります。

652:名無し三等兵
09/06/04 09:49:30
司馬懿仲達……馬鹿になることの出来る男という認識です。

653:名無し三等兵
09/06/04 21:41:50
そうか、たかだか1台、2台、追い抜いたり
制限速度60を80出して走行したって、到着時間の差はせいぜい1、2分。それより安全運転・・・。

などという団塊ドライバーをみるたび、いらつき追い抜く俺だが、
50kmも走ると、信号待ちだの、低速大型トラックだのに捕まるか、捕まらないか
到着時間に大差が出る。
おれのDQNドライビングは、原忠一を見る限り、間違っていないな

654:名無し三等兵
09/06/05 05:34:30
運命の時間まで後2時間 友永隊収容開始 風に立て!

655:名無し三等兵
09/06/06 01:09:58
いい月だなあ~
タバコはどうかね?

656:GF長官
09/06/06 16:51:30
>>651 同意です。
>如何なる戦いにも、「機」はあり此れを掴み取れるかどうかは、指揮官の才覚によるものでありましょうかね?

特に「退き際」を見極めるのは、指揮官に不可欠な才能だと思いますね。
その点、真珠湾の南雲長官はもっと評価されるべき。

>>652 つまり、優れた指揮官とは、きゅぴーん☆と感じられる人物を言うのですね!

見張「敵機直上急降下!」
南雲(きゅぴーん☆)
   「よし、今こそ南雲機動部隊『必勝のおまじない』だ!せーの・・・」
一同「萌え~萌え~きゅん☆」
   ドーン(被弾)
南雲「あれ?」
草鹿「長官、どうやらMMQで萌え死にしたのは、我々だったようです」
赤城・加賀・蒼龍「もうお嫁にいけない・・・」
飛龍「お姉ちゃん、しっかり!
    ボクがお姉ちゃんたちの分まで頑張るからね」

南雲四姉妹の末っ子、飛龍タソの活躍にご期待下さい。


657:GF長官
09/06/06 16:53:03
>>653 そういう天才肌の貴官には、わが旗艦赤城の飛行長のポストを用意しましょう。
搭乗員たちは強者ぞろいですから、しっかり仕切ってもらいますぞ!

>>654 無念・・・大事な日に発言できなかったとは。

ミッドウェー海戦前の「防諜のずさんさ」については数多くの話が残っています。
芸者まで知ってたとか、郵便物の宛先が「6月以降はミッドウェー島へ」となってたとか。

『モリソン戦史』によれば、攻略後の「新しい島の名前」まで用意されていたようですね。
その名は「中興島」(なかおきしま)。(註)「東鳥島」という説もあり。
「ミッドウェーの奇跡」が起きなければ、戦後の教科書にはこう記されていたでしょう。

「昭和17年6月5日の中興島沖海戦では、南雲忠一中将率いる第一機動部隊が、
米空母三隻を沈め・・・」
こうして、無敵艦隊伝説に、新たなる一頁が加えられたのであった。

>>655 すみません、少将。マッチを濡らしてしまいまして・・・
確か艦長室にウイスキーが残っていたはず。それで乾杯しましょう。


658:名無し三等兵
09/06/06 16:56:28
GF長官旗掲げぇぇぇ~~ピィッィィィー(笛)
 
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659:GF長官
09/06/06 17:30:30
ワレ戦線ニ復帰セリ
来週は通常哨戒配備に戻れると思います・・・たぶん。

>>650の続き

原少将の熱意に押されたのか、この具申は採用され、2240時高木中将より
以下の「状況判断」が下されます。
前日(6日)の「情勢判断」(仁スレ>>100)と比較すると、わずか一日でこれほど
変わるものかと驚かされるばかりです。

「(1)敵情
友軍飛行機及び五航戦の報告を総合するに、敵兵力は、
(イ)戦艦1・巡洋艦2・駆逐艦3
(ロ)空母1・巡洋艦2・駆逐艦4
(ハ)戦艦2・空母2・巡洋艦3・駆逐艦4

(イ)(ロ)は、デボイネの180度線以西に行動中の模様であるが、
(ハ)の兵力は、我に最も近い。
(イ)(ロ)の兵力はいずれも東進中の算が大で、敵残存兵力は著しく優勢である」


660:GF長官
09/06/06 17:31:54
>>659の続き

(イ)はクレース重巡部隊、
(ロ)はフレッチャー空母部隊、
(ハ)は夜間攻撃隊が遭遇した空母部隊。

実際は、(ロ)=(ハ)なのですが、
原少将の返答「他隊発見ノモノト、別個ノモノトハ認メ難キ」(>>593)にも拘らず、
「敵機動部隊は三群」という判断は、変化していませんね。

これが、翌日の「MO作戦延期」に大きな影響を及ぼすことになります(>>522


661:GF長官
09/06/06 17:33:16
>>660の続き

その理由を考えてみますと、
一つは、>>553の通り、一度司令部に届いた敵情を「誤報」と断定することは極めて困難
であるということが考えられますが、この場合、両者の「立場の違い」が大きいと思います。

五航戦司令官である原少将の場合は、敵空母撃滅のみに専念できるでしょうが、
MO機動部隊指揮官である高木中将(と井上長官)の場合、作戦全体のことを考えねば
なりません。

MO作戦の主目的はポートモレスビーの攻略であって、米空母撃滅ではない。
となると一番に気にかかるのは、輸送船団の安全。
ならば、現在ラバウルへ向け北上中のMO攻略部隊に最も近い敵部隊から対処せねば
ならないと考えるのは当然のこと。
たとえそれが「誤報の公算大」であったとしても、敵機動部隊の存在を無視するわけには
いかないのです。


662:GF長官
09/06/06 17:34:15
>>661の続き

そのことは、以下の文章からも分かります。

「これら敵機動部隊来襲の目的は、MO機動部隊及び輸送船団の攻撃にあるべく、
このため敵は、ルイジアード諸島南側海面に接近する算が大であるが、優勢な兵力と
祥鳳沈没、船団の北方への避退等、本日の戦闘経過に鑑み、列島線の北側に進出
してくる算も少なくない」

米側にしてみれば、ルイジアード諸島(>>19)を突破して、日本側攻撃圏内で、しかも
豪州基地の支援も受けられないソロモン海まで進出するなんて、「有り得ない」選択
ですが、それでも可能性のある限り、対応せざるを得ない。

敵を過大評価することもなく、過小評価することもなく、正確に見極めるということが
いかに至難であるかが分かります。まさに、
「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。
 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
 彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし」(『孫子』)



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