09/02/08 13:54:12
──ワタシの名前はブハーリン。経歴に傷を負った共産党員。右派で日和見体質のプチブルジョア♪
ワタシがつるんでる友達は反革命をやってるトロツキー、党主流派にナイショで
ジノヴィエフセンターで働いてるカーメネフ。訳あって反党グループの一員になってるルイコフ。
友達がいてもやっぱり政治局は危険。今日もプラウダ編集長を解任になった。
マーキストにこんなことがあるからファシズムが伸びるよね☆
そんな時ワタシは一人で自己批判して新憲法を書くことにしている。
がんばった革命を潰さないってやつ?仕方ない妥協とも言うかな!
「あーワタシがわるーございますた」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい政治裁判を軽くあしらう。
「同志、あなたはファシストと内通していましたね?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
NKVDは仕事に精を出しているけどなんか無思想で腐っていてキライだ。もっと理性をもって欲しい。
「ファシストの手先!」・・・またか、とプチブルなワタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。
無慈悲にして明確な目的をもつにちがいないプロレタリアの斧の前に、ワタシはあまりに無力だった。
「・・(スタ……怖くてもう書けない・・!!・・これって来るべき世代の次期指導者・・?)」
男はクレムリンのサイコキラーだった。(秘密警察に)連れていかれて自白した。
「ワタシはどうなっても構いません。せめて妻子だけは……」一族の罪状が決まった。
― ガタン、ドガガガガガガ……! ―
「我が国における社会主義国建設のために!世界の労働者階級、その勝利のために!」
土工が叫んだ。同志スターリン万歳(万雷の拍手)