09/02/02 21:05:30 神
>387 舞鶴の質屋さん
まあ、我が国において、掛け捨て保険の契約数が異常に低いのも、いざという時に備えて保険をかける、という
概念そのものが異端というか、明治維新後一般化した外来思想だからではないかと。カンガンスが漏らしていましたが、
天災は政治が悪いから、みたいな、人為的行為と自然の活動に連関を持たせてしまうような、ある種古くからの意識が
いまだに残っていて、善人の自分は、善人だから被害に遭わない、という循環論理的な意識が日本人の基本的な思考
様式として今だ根強いのでしょう。
というわけで、犯罪被害者の救済がまともに運動として動き始めたのがバブル後であるあたり、本当に仰る通りに
人間のコストが高価になったのでしょうね。