09/08/14 21:23:01
1932年、日本は満州国内に大慶油田があることを発見し、試掘を開始した。
それに気づいた米国は、ソ連を唆し、大慶油田を日本から奪い去ろうと試みる。
しかし、スターリンはそれを逆用し、満州、朝鮮半島から、日本勢力を駆逐することを決意する。
1936年、米国の援助により準備を整えたソ連は満州・朝鮮解放政権(いうまでもなくソ連が自国内の朝鮮族を利用して作った傀儡政権)の要請を受け、満州に侵攻する。
トハチェフスキーの下、鍛え上げられた赤軍は半年で、釜山まで到達。ソ連空軍は、帝都空襲を成功させる。
この状況下、日本はソ連に対し、大陸利権に加え、樺太・千島をソ連に割譲するという屈辱的和平を飲む。
満州国は毛沢東の下、共産主義国となり、朝鮮半島は金日成の下、共産主義国として独立を果たす。
この敗戦により、陸軍の権威は失墜、日本は本土防衛を主眼とする英国型の陸軍を編成することになる。
そして、対日戦勝利により権威を高めたソ連赤軍はスターリン政権を打倒、ソ連は史実よりも独裁制の低い政府となり、赤軍大粛清は発生しなかった。
こうした流れの中、1939年に第二次世界大戦勃発、ポーランドを分割したソ連は、バルカン半島への侵攻を開始。
ルーマニアの油田を失ったドイツは、対仏戦どころではなく、英仏に対して和平を乞うはめになる。
そして、このようなソ連の動きは、英国の音頭による対ソ大同盟の締結、共産主義に対する十字軍の派遣をもたらした。
英国の仲介により、蒋介石と和解した日本は、これに賛同、朝鮮半島と中国を共産主義から解放するため、大陸に派兵する。