09/02/05 10:30:09
なんかこう切り口を変えたい。
ついつい、淀君の馬鹿で終わってしまうから。
戦略レベルから、もっと戦術レベルあたりにまで落としたほうがいいかも。
このまえのNHKの特集では、大阪城は大勢の町衆が住む城下町だと言っていた。
城郭都市、といったほうがいいのかな。
小田原は結局、城内突入なく降伏して町衆に犠牲は無かったかもしれんけど、
大阪城の場合は、乱捕りとか、多くの犠牲や被害が周辺の村々にまで及んだ、
ように、NHKでも言ってたと思う。
今年の大河ドラマの本拠、春日山城は山城だったけど、それと比べてどうか。
高知城下もそうらしいけど、家臣の屋敷配置自体、多重陣地にするよう気を配ってたろうと推測する。
では、非戦闘民の多そうな大阪城内はどうか?ただ餌食になるだけだったのか?
たとえば、第3次ポエニ戦争では、略奪に及んだローマ軍兵士が、次々と物陰からカルタゴ市民に殺されるので、
やむなく略奪の禁止、全建物の破壊を決定して、兵士からブーイング食らったらしい。