ミリタリーレシプロエンジン 十基目at ARMY
ミリタリーレシプロエンジン 十基目 - 暇つぶし2ch900:名無し三等兵
09/08/25 21:05:28
フルカン継ぎ手をもっと真面目に研究したり、制御の細やかさでスーチャー
の限界を発揮するぐらいまで行っていたら、ターボ過給に頼らんでも高々度
も何とかなったんじゃね?
その辺の「カラクリの精緻さ」を突き詰めるのは戦後になってから伸びた?
機械式燃料噴射とか、日本の方が先にやってても驚かないんだけど。

901:名無し三等兵
09/08/25 21:15:13
戦前は、欧米のエンジンのコピー、ライセンス生産が精いっぱいで、
ライセンス生産さえ上手くいかない機種が有ったりして、戦争中に
基礎力の必要性に気がついて、燃焼とか冷却とかの研究を泥縄で
始めた位ですからね。

試作品レベルだと上手く動くけど量産化するとガタガタってのが
お約束だったからね、一定以上の精度のモノを大量に作る事の
出来る基礎工業力とか、規格の統一とか公差とか、熱処理とか
工業面の全てに渡ってなんとも成らなかったのよ。



902:名無し三等兵
09/08/25 21:38:27
あと理論上の最適解に固執しすぎて自国の基礎技術力を認識できてなかった節がすごく。

ターボチャージャーもとい「排気タービン"さえあれば"」という妄想が
今に至るまで継続してるのも要は「理論的にはこれが最高なんだからこれしかない」的な
どうしようもない思い込みが払拭されてないからだよなあ。

903:名無し三等兵
09/08/25 23:18:18
設計と試作と量産の間で意思の疎通がはかられてない感じかなぁ……

設計「理論値を実現するにはこの機構を実装しかない(キリッ」
試作「図面の複雑精緻さを余す事無く形にする職人技(キリッ」
量産「熟練工なんてとっくに連れてかれた後なんですが?」

しょーがないんで学徒動員の女学生が組み立てるヒコーキw
空港までは牛車で運ぶw

904:名無し三等兵
09/08/25 23:20:18
でもどうせ自分の棺桶なら、ひげムクの熟練工が作ったのよりは、
可愛いおにゃのこが作った奴の方が良いかも

905:名無し三等兵
09/08/25 23:54:16
カワイイかどうかは保証の限りではありません

906:名無し三等兵
09/08/25 23:56:39
>>900
機械過給ではマーリンの二段過給機みたいなのって
無理だったんだろうな。

907:名無し三等兵
09/08/26 00:05:04
日本の場合は二段過給機の必要性が無い。
というのはオクタン価の制約によって過給圧は頑張っても誉の設計目標の+500mmHgが限界で、このレベルなら1段で十分なんだよね。

908:名無し三等兵
09/08/26 00:13:25
二段過給機があればオクタン価低くても高高度で
性能が落ちにくいんじゃないの。

909:名無し三等兵
09/08/26 00:14:55
>量産「熟練工なんてとっくに連れてかれた後なんですが?」

アメリカのすごい所は、その熟練工が居なくても高精度の製品が作れるように
工作機械から、製造ライン、検査、教育に至るまで全て整備し、マニュアル化
した事ね、アメリカでも学徒動員じゃないけど、その辺のお姉ちゃんとかオバ
サンが戦闘機や爆撃機を造ってた。

そのマニュアル化の末裔がコンビニの店員の対応であり、何処でも同じ味の
ハンバーガーなんだよね。





910:名無し三等兵
09/08/26 00:14:56
マーリンXXと45は100オクタンで770mmHGまで上げてるよ

911:名無し三等兵
09/08/26 01:08:13
イギリスの方が日本より女性の工場動員率は日本より高かった。

912:名無し三等兵
09/08/26 01:19:22
その頃アメリカの工場では女性工員がマイカーで工場へ通っていた.........orz

913:名無し三等兵
09/08/26 01:40:43
トムとジェリーが一般家庭で試聴できた

914:名無し三等兵
09/08/26 02:33:56
>>912
マイカーはガソリン配給の関係で無理じゃないか?
工場に送迎バスと託児所完備ってのは聞くが

915:名無し三等兵
09/08/26 02:48:00
米国でも
女性の社会進出自体戦争が契機のはず。

それまで女性が独自の銀行口座を持つこと自体少なかったと聞く。

916:名無し三等兵
09/08/26 04:01:17
しかし、だからといってコレはねーんじゃねーかとw
URLリンク(www.globalsecurity.org)

917:名無し三等兵
09/08/26 07:03:30
>>909
確かに。
T型フォードを流れ作業生産し始めた96年前の時点で、とっくにマイクロゲージで完璧なパーツ互換を図り、
作業の規格化と徹底分業が行われていたんだからな、アメリカ。
それから四半世紀以上も経過すればノウハウも行き渡って、軍需転換なんか工場確保の問題でしかなかったろう。

>>914
それでもアメリカの場合、一般庶民でも最低限の日常移動に利用できる程度のガソリン配給は受けられたそうだよ。
日本や欧州諸国とはかなり状況が違っていたようだから、マイカー通勤組もいたんだろうな。

また、アメリカの民間車両がハイオク(当然当時だから有鉛だ)・ハイコンプのハイパワーV8全盛となるのは戦後で、
V12搭載高級車でもまだサイドバルブの大人しい仕様が多かったから、どのクルマも配給ガソリンで十分だった。

むしろ自動車大国アメリカの場合、
1942年から45年まで軍需生産のために民生用車両の新車供給がストップしてしまったんで、
中古車市場が高騰し、こっちの方が相当きつかったようだ。
他国と違って、当時から新車需要旺盛な国情だったからね。
みんな旧型車をパーツ交換で何とか延命させて使った。

なおエンジンから離れるが、
この時代のアメ車は、それこそ毎年マイナーチェンジを繰り返していたんだが、
1942年型というのは、ちょうど当時のトレンドによってデザイン革新が行われてた時期のクルマだ。
1940年型・1941年型がちょうど革新的な兆しを見せた年度で、
42年はそれをベースに更に洗練させたデザインが輩出したのに、
生産が年度途中で止まっちゃったので、どのメーカーのモデルも他の年に比べて現存数が極端に少ない。

しかも戦争終結で生産再開した1945年型は、緊急の民間需要に対処するため
シンプル傾向だった1942年型の元デザイン利用しつつ
クロームメッキの飾りを使いまくってデコレーションした下品なモデルが続出したので、
当時は爆発的人気だったが、後世の工業デザイン的評価はあんまり高くない。
軍需終了の反動で、軍需資材としても重要なクロームが余ったおかげなんだろうか。

918:名無し三等兵
09/08/26 08:03:35
>>917
一方ブリテン人は、余ったアルミを利用してランドローバーをw

まあそれはともかく、規格化、パーツ互換の大量生産の基礎は19C中期の銃器生産で確立され、普及してるんだよな。
日本の開国から工業化の黎明期とほぼ重なるんだが、このとき範をアメリカにとっていればと悔やまれもする。
まあこの時期のアメリカ製銃器、旺盛な国内民間需要を背景に軍用として不向きな物や南北戦争の余剰武器の改修品とかが主流で軍需第一の日本では目を向けにくくはあるんだが・・・
やはり国内需要が大きいから、輸出マインド、特にライセンスボッタ商売志向が極端に少なくもあるしな。


919:名無し三等兵
09/08/26 11:45:47
>>911
> イギリスの方が日本より女性の工場動員率は日本より高かった。
そりゃ女性が戦闘機管制してますから。

920:名無し三等兵
09/08/26 12:20:47
WW1という突破口があったからね。

921:名無し三等兵
09/08/26 17:07:23
>>907
問題は公称を高度何メートルまで維持できるかだよ
誉はたったの+350mmで1700馬力出る事になってる
R2800-10は離昇2000馬力、ミリタリーは1650馬力/6300m、戦闘緊急は1950馬力/6100m
誉は1700馬力/6700m(+350mm)<--もし本当にこんな性能でたら日本は世界最高の技術レベルだった事になる
米軍実測だと誉は1700馬力/6000mくらいだっけ?
+350mm制限の誉が離昇1800馬力だったので二速公称+350mmで1700馬力は妥当な線、馬力に嘘は無いけど高度は嘘

922:名無し三等兵
09/08/26 19:56:53
>>912
一方、零戦(十二試艦戦)の試作一号機は三菱の名古屋工場から各務ヶ原飛行場
までの40キロを牛車に運ばれていった。

923:名無し三等兵
09/08/26 20:28:01
はなっから、飛行機工場に滑走路が無いってのが間違いだよね。

924:名無し三等兵
09/08/26 20:38:40
>>923
URLリンク(www.hi-net.zaq.ne.jp)

925:名無し三等兵
09/08/27 02:02:56
> +350mm制限の誉が離昇1800馬力だった

まずここからウソだったという線はないの?

926:名無し三等兵
09/08/27 09:47:10
>>925
それは無いだろ
金星でも1500馬力出てるんだから

927:名無し三等兵
09/08/27 15:02:59
>>916
すげーJojoっぽい。

928:名無し三等兵
09/08/29 11:04:40
離昇馬力が1割減になると、全備状態で離陸滑走距離は何%増えるんだろうか
島嶼の制限がある滑走路では場合によっては搭載量を減らさなきゃならんのでは・・・?

929:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:42:09
>>928

機体重量とエンジン出力と仮想ペラ効率で滑走時の加速性能を大雑把に計算すりゃいい。
加速度(a)が計算できたら、滑走速度が離陸速度以上になる時間(t秒)が求まる。
(a)と(t)が求められたら、滑走距離は求められるので、後は車輪の転がり摩擦とか、空気抵抗とかを考慮すりゃいいだけ。



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