09/03/08 18:50:25
ターボの場合は、タービン製造に不可欠な冶金技術と超高回転を受けるメタル技術などハードルが高い。
実用化してしまえば出力ロスが(ほとんど)なく高効率で、排気リリーフ量調整で過給圧調節できるなどメリットが大きい。
だが、パイプ類の取り回しが煩雑で嵩張り戦闘機など小型機へのレイアウトが難しい。
直駆動の場合は、ノウハウが豊富にあり開発が比較的容易。
全体にコンパクトに纏まり機種を選ばない反面、発動機出力が駆動に一部取られ、全開高度以下では低高度ほど損失が大きい。
双方同一馬力だとすれば、燃費がいいターボ式は長時間高高度飛行し限られたペイロードを燃料に食われず多くの爆弾を積みたい重爆撃機に適し
直駆動式は短時間の高高度飛行しかせず、ペイロードに余裕がある戦闘機に適する。