08/12/13 22:17:47
話がまたループしているが心神にセントラルコンピュータというものはない。
統合アビオニクスシステムがそれに該当する。
F-22では既に、モジュール型アビオニクスを有しており、さらに統合化を進めたJSFに搭載するアビオニクスが開発されている。
従来のアビオニクスではミッションコンピュータ、HUD表示プロセッサ、MFD表示プロセッサ、レーダ信号処理プロセッサ、ESM信号処理プロセッサと専用のプロセッサで個々に信号処理しているが、心神では統合アビオニクスシステムが全てそれらの処理を行う。
統合アビオニクスシステム内にセントラルコンピュータを直接組み込んでしまう。
今までは、センサ情報を個々のコンピュータで信号処理を行っているために、限られた搭載スペース等の制約で性能向上が図れない。
それにより、交戦能力の向上が困難であり、システムの改良に莫大な費用がかかってしまう。
情報処理機能の統合化による利点
①信号処理機能を一元化し、無駄のない処理作業により、小型で高性能のシステムを実現。
②開発完了後の性能向上に柔軟な対処が可能。
③データを融合することで的確なパイロット支援を実現。
これにより、交戦能力の確保、性能向上が比較的容易、開発及び改良の費用が削減できる。
・僚機間通信等の確保
・データリンク等
・全周交戦能力の確保
・センサの多機能、高性能化
・妨害能力の向上
・情報収集能力の拡大