09/04/28 01:58:08
>SATは公安関係や組織犯罪対策関係のテロや犯罪捜査に従事すべき。
SITや銃器対策部隊で対応できない事案があったので、
通常の刑事事件にもSATが出動するようになった。
長久手の事件では投入そのものより運用が最悪だった。
中途半端な後方支援命令、情報の不共有、狙撃の制限…
銃器対策部隊の装備や訓練が強化されているのは事実だが、
正直それだけではどうにもならないほど日本の立てこもり対策は弱い。
物理的な火力で…という意味ではない。
組織全体での対応力が蓄積されていないことが大きい。
そういう意味では、問題の本質はSATを出すか、SITを出すかという議論に
陥っていても意味はないと思う。今の警察機構の対応力では、それこそ
GIGNやGSG9を運用できたとしても、うまく扱えない可能性が高い。
言ってみれば、立てこもり犯は「お客さん」だと思う。
「お客さん」がめったに来ない店で、接客態度がよくなるか、ということを
考えると、日本の治安系特殊部隊のジレンマが見えてくるのでは?