08/12/02 13:47:14
★★★裁判員制度賛成派は間違っている!!★★★
1.「国民には、議員について選挙権や被選挙権があるのだから、
裁判についても裁判員制度があって当然だろ?」
→投票や立候補は、国民の“権利”です。“義務”ではありません。
国民には、投票しない自由や立候補しない自由があります。
ところが、裁判員制度は、参加しない自由がないのです。
だから、全然レベルが違う問題です。
2.「国民は、裁判を判事任せにせず、自分でもやるべきなのではないか?
プロ任せにするのは良くない」
→その理屈だと、警察も自衛隊も市役所もすべて全国民が自分で強制されて
やるべきだということになってしまいますよ。
3.「アメリカでも陪審員制度が定着しているではないか。」
→アメリカでやっていることに合わせねばならない理由はありません。
なお、アメリカでは、被告人は陪審を拒否して裁判官による審理を求める余地があります。
4.「短期集中で審理するから、裁判員にも大きな負担にはならない。」
→短期集中でやるために、裁判員の使える証拠は絞り込まれるので、かえって冤罪や誤審が広がる恐れがあります。
なお、裁判員は、提出されていない証拠を探したり調べたりすることはできません。
従って、「もっと関係者の証言を聞いてみたい」「提出されていない書類を読んでみたい」
と思っても、まったく無駄です。