09/01/16 19:16:21
20世紀初頭、スペインからフィリピンを得たアメリカは現地モロ族の掃討に
初めてショットガンを兵器として使用して以来、第一次大戦ではトレンチガンを
ヨーロッパ戦線の塹壕で使用し、第二次大戦、ベトナム戦争のジャングル戦で
使用し、絶大な成果と残虐性を見せ付けた。
肩付けせずとも、腰や脇からポイントシュートしても致命傷を与える事ができる
ショットガンは、自分の銃すら見えない暗闇や、突然の敵の急襲において
もっとも有効な近距離戦闘火器といえる。
何よりもショットガンのスラッグやOOBackが、拳銃やM4-A1の5.56mmと違う事は、
近距離戦でまともに1発食らえばまず生存は無理という点であろう。
この点から考えても米軍に制式採用されているBenelli M4のように、
12ゲージのバックショットやマグナムスラッグを回転不良なしに連射できる
信頼性の高い オートショットガン銃となりうる
ウィンチェスターM1897(Winchester Model 1897)は、アメリカのウィンチェスター
(Winchester)社が開発したポンプアクション式散弾銃。
同銃はジョン・ブローニングが開発した物をウィンチェスター社が特許を買取り、
ウィンチェスターM1893として売り出した物をベースに改良を重ね実用化されたモデルでもある。
3発以上の装弾数を持つ散弾銃の元祖といわれ、民間はもちろんのこと
軍隊や警察などでも使用された。そして第一次世界大戦では塹壕戦の
近接戦闘にて凄まじいまでの有効性と残虐性を示し、「トレンチガン」(塹壕銃)
「トレンチブルーム」(塹壕掃除のホウキ)の異名を持つ散弾銃の代名詞となった。
それゆえ、本銃を持つ兵士は敵兵に真っ先に狙われ、戦死する率が高かったという。
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