09/02/03 13:37:02 ku8aKm+B
北米においてグリズリーの駆除にショットガンが使われた一つのケースは
イエローストーン国立公園で研究者3人とレンジャー1人計4人のパーティーを組んで、
無線発信機をつけた子連れの雌グリズリーを追って灌木の密生地の中に入って行った。
クマは傷を負っていると思われ、これ以上に危険な状況は想定できないほどだった。
発信機をつけていたので、研究者とレンジャーはおおよその位置は掴んでいたにも
かかわらず、雌グマは突然繁みの中から突進してきた。
クマは約4mの距離から大きな粒径の鹿用散弾を込めた12ゲージのショットガンで
最初の1発を撃ちこまれた。
そこで、突進のスピードが落ち、立て続けに発射された次弾で息の根を止められた。
もう一つはアルバータ州野生生物局で働く生物学者ブライアン・ペルチャットが、
子供のいない雌グリズリーに、彼のグループではほとんど経験の無い、
新しい鎮静剤を打ったときに起きた。
そのクマは突然覚醒して敏捷になり、攻撃的になった。
クマを扱ってたブライアンは走って逃げた(その状況では正しい判断だった)、
その彼をクマが追いかけた。
その場にいたレンジャーは万一に備えて12ゲージのショットガンを持っていた。
彼はスラッグ弾でクマを撃ち殺したが、倒れたクマはブライアンからわずか
2~3m後ろまで迫っていた。
ショットガンのスラッグは弾丸の直径が18mmほどもあり、至近距離では
.30-06(7.62mm)などの軽量高速な汎用ライフル弾とは比べ物にならないほど、
ヘビーなパンチ力があり、50m以内ならばむしろライフルよりも効果的だ。
それにブッシュでスラッグを使用する場合、ライフルの軽量高速弾のように
細い木の枝に触れただけで弾道が逸れるという弊害がない。
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